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夫と女友だちの浮気疑惑…それって本当に友だち? 浮気の見極め方

  • 2019.12.21
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交友関係が広く、いつもたくさんの友だちに囲まれている夫。飲みに行ったり遊びに出かけたりする時は、男友だちだけではなく女友だちが一緒の場合も…。

いくら夫が「ただの友だちだよ」と言っても、女友だちと2人で食事に行ったなどの話を聞くと、妻はモヤモヤしてしまいますよね。

夫の言う女友だちは、本当に友だちなのでしょうか? そこに、やましい気持ちはかけらもないのでしょうか?

今回は「夫と女友だち、その浮気の見極め方」について詳しくご紹介しましょう。

■妻と仲が良い夫ほど、どうして女友だちが多いのか?
もともと友だちが多いタイプの男性は、結婚したからといって「もう誰とも会いません、遊びません」「妻に悪いのでさようなら」と、友だちと付き合わなくなることはありません。

特に学生時代の友だちとは、同窓会などで定期的に会ったりするので、卒業してかなり時間がたっていても関係が切れることは少ないでしょう。

実は、妻とも仲が良く、女友だちも多い男性は少なくありません。それも、大勢でも遊びに行けるし、2人で食事にも出かけられるくらい気を許した関係の女友だちです。

「女友だちと出かけるくらいなら、私とデートしてよ」と、妻は少し不満に感じるかもしれません。しかし、社交的な男性ほど「妻は妻、女友だちは女友だち」とはっきり分け、その両方の関係でバランスを取っている部分があるようです。

それは、頼り甲斐がある夫で夫婦関係も良好ゆえに、妻には仕事の愚痴や自分の悩みは打ち明けられない男性が多いことにも関係があるかもしれません。

例えば、仕事で疲れて帰宅しても「今日は○○さんがね…」「○○ちゃんが学校でね…」といった妻のたわいのない話に付き合わなければいけない時がありますよね。本当は仕事で落ち込んで考えごとがあるけれど、妻の話を根気よく聞き、相手もするやさしい夫。

妻にとってはとても良い夫ですが、夫自身は妻に余計な心配をかけたくない気持ちもあり、愚痴や悩みがはき出せないわけです。そこで、心を許して弱みを見せられる相手として、女友だちの存在が浮上してくるのです。

特に仕事の同僚の場合、一から説明する必要もなく気持ちがわかってもらえるので、愚痴や悩みを言いやすいでしょう。妻に見せられない弱った顔、聞かせられない愚痴や悩みを言う相手として、女友だちは欠かせない存在である場合も多いのです。

■女友だちの多い夫に妻が一番やってはいけないこと



女友だちが多いと、夫の浮気が心配になる妻も多いでしょう。しかし、女友だちを相手に仕事や人間関係の鬱憤(うっぷん)を晴らしているだけという場合が多いので、むしろ浮気の心配は低いかもしれません。

そこで発散できているので、妻への不満も昇華でき、家庭では良い夫、良いパパでいられるのですから、女友だちとの関係をあまり疑ったり責め立てたりするのは逆効果ではないでしょうか。

こういった女友だちが多い夫を持つ妻が一番やってはいけないのは、夫に全く浮気をする気がないのに妻が一方的に疑い嫉妬し自滅してしまうこと。

「今日は○○ちゃんは来るの?」「何の用事で集まるの?」と疑心暗鬼で根掘り葉掘り聞いてしまうのは、妻自身が自分で幸せを壊してしまう可能性が高くなります。

夫と妻とで、異性の友だちに対する考え方が違う場合は、こじれるケースが多いかもしれません。例えば、男友だちがいない、もしくは結婚したから男友だちと疎遠になった妻の場合、男女関係なく付き合う夫を理解するのが難しいでしょう。

ただし、それは夫のコミュニケーション能力が高いだけであって、浮気をしやすいわけでも、女友だちをその対象として見ているわけでもありません。

それなのに妻から心当たりのないことで疑われたり責められたりすると、夫も気持ちの良いものではないでしょう。ありもしない浮気の妄想で、夫婦関係が壊れてしまうことも。





■女友だちと不倫…浮気に発展した時の見分け方



ただし、その女友だちが浮気相手に絶対発展しないかというと、必ずしもそうではないのが難しいところです。

ただの女友だちだったのに、浮気に発展しそうな(もしくは浮気をした)場合には、夫のどのような変化があるのでしょうか。大きく次の2つが挙げられます。
・特定の女友だちの名前が出てこなくなる。
・妻が女友だちについて聞くとうろたえて、すぐに答えられない。
今までは「○○と飲みに行ってくる」「今日は○○たちとごはんを食べてきた」と頻繁(ひんぱん)に名前が出ていたのに、突然その名前を聞かなくなる、不自然なほどパタッと名前が出て来なくなる場合は要注意です。

そこで「そういえば、○○ちゃんどうしてるの?」と話を振った時、夫がすぐに答えられずうろたえたとしたら浮気を疑ってもいいかもしれません。

例えば、相手が転勤になったとかで本当に会わなくなった場合もあるでしょうが、それまでの関係性がある女友だちと急に疎遠になるというのは考えにくいでしょう。だとしたら、浮気相手として発展しそうだから、夫が無意識に名前を出さなくなっている可能性があります。

そのほか、一般的な浮気夫の見分け方にある、「常に携帯電話を持ち歩く」「帰りが遅くなる」「休日に出かける回数が増える」などが当てはまるようになるでしょう。

逆に、前述の浮気チェックポイントが夫に当てはまらないようなら、単なる妻の取り越し苦労という可能性が高いといえます。

女友だちと頻繁に会っていても、きちんと報告してくるうちは「白」なので、「友だちが多くて良かったね」くらいの気持ちで妻はどんと構えていればいいのです。

明らかに「黒」だった場合でも、その関係は長続きしない傾向にあります。それまで友だちだった2人が不倫へ発展するのは、お互い何かに不満がある、例えば妻や夫に対する悩みを抱えている時期がたまたま同じだった時に起こりがちです。

しかし、今までの良好な友だち関係を失いたくないという気持ちが働きますし、共通の友人知人が多い場合はなおさらその気持ちが強くなるからです。

■夫の不倫、相談する? 相談しない?

夫と女友だちの不倫を疑った場合、ほかの人に相談したくなりますよね。例えば、夫の同僚や男友だちなどに「帰りが遅いんだけど、何か知ってますか?」「○○さんってどんな人ですか?」と聞きたくなるでしょう。

でも、どんなに心配でもそれをやってはいけません。男の人は信頼されていないということに一番傷つくからです。

例えば、妻が飲み会に行ってくると言った時、「誰と?」「どこへ?」としつこく聞いてくる夫は少ないと思います。それは、夫が妻を信頼してるから。男性が女性の浮気に気づきにくいのはそれが大きな理由ですが、裏を返せば、妻にも同じように自分を信じて欲しいのです。

ですから、浮気を疑って周囲に聞いて回っていると知ったら「どうして信用してくれないの?」「直接自分へ聞けばいいのに」と傷つき、逆効果となるでしょう。同様に、携帯電話を見たり、帰宅時間を毎日チェックしたりするのも、同様の理由でNG行動といえます。

では、夫を疑う気持ちをどうコントロールすればいいかというと、溜め込まずにちょこちょこ本人に伝えて、ガス抜きをすればいいのです。例えば「昨日、遅かったね」「なにニヤニヤしながらスマホ見てるの?」と明るく軽い調子ですぐに伝えるのがコツです。

また、女友だちと頻繁に出かけるのが嫌なら「やめて」とは言わず「さみしい」と言って見ましょう。心理カウンセリングでよく使う手法ですが、「私はこう思う」というように自分を主体にして話すと、相手は責められていると感じません。

「やめて」と言われると「どうして信用してくれないんだ」と夫は反発したくなりますが、「さみしい」と言われるとかわいいやきもちと受け止め、自然と行動をセーブしてくれるようになるでしょう。

夫を浮気に走らせるのも、思いとどまらせるのも、妻の言葉や行動次第かもしれませんね。



(佐藤栄子)

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