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【海外スナップ】GISELeスタイリストが注目する「ニット」スタイル14選

  • 2019.12.21
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ニットを着る日のヒントを得るべく、おなじみGISELeスタイリスト陣を総力取材! ストリートでの着こなしを参考に、光るニットの選びと着方をまとめました。

目にとまった組み合わせ
ニットのブラッシュUPに効く、新たな組み合わせアイディアをリサーチ。配色やインナーづかい、質感の差によるメリハリ…。スタイリストが惹かれたネタとは?

 POINT 
ケーブル編みニットにブラウスをIN


「昔っぽいトップスどうしの重ね着がほっこり見えないのは、白一色でまとめているからだと思います。ブラウスとデニムをクリーンな白にしたことで、洗練された印象に」(高木さん)

 POINT 
派手な色は美形ボトムを味方に


「ベージュやオレンジ系の温かいトーンに、グリーンを効かせた色バランスが好み。カジュアルなニットを着るときは、ややコンサバなボトムを合わせると子どもっぽくなりません」(出口さん)

 POINT 
ニットの上から同色のニット


「色も素材感も同じニットを重ねるアレンジは、今年ならではだと思います。高度なテクだけど、アイテム自体が無地でシンプルだから”オシャレしました”って感じもなくて疲れない」(樋口さん)

 POINT 
黒とベージュの潔いバイカラー


「アレクサの黒ニットづかいがお見事。ジャケットのそで口からちら見せしたり、小物も黒でリンクさせたり。少量の黒が効いているから、膨張しがちなベージュの上下もすっきり見える」(渡邉さん)

 POINT 
ワンツーが見違えるモードなデザイン


「デザインニットを試して、シンプルなツートーンコーデの気分転換をはかるのもいい。ニットにクセがあるぶん、パンツの形と靴はキレイめを選び、気張らないモード感に着地させるとベター」(岩田さん)

 POINT 
ミリタリーアウターから旬色をちら見せ


「大きめのブルゾンから、茶系のニットをひかえめに見せた感じがオシャレ。ニットの粗削りな素材感は、きらびやかなスパンコールをほどこしたスカートのドレスダウンにも一役買ってる」(樋口さん)

 POINT 
カラーニットにあえての色小物


「赤いニットが存在感を放つデニムルックに、カラーバッグなどで色を足すのもいい。一歩まちがうと昔っぽくなる赤ニットは、明るい色を加えるとモダンな見た目に仕上がります」(石関さん)

 POINT 
キャメルの延長でイエローニット


「たとえば、イエローニット+黒ボトムだと、コントラストが強くて難しく見えがち。トーンの近いキャメルを合わせたこの着こなしは、上下の色がいいぐあいになじんで大人っぽい雰囲気に」(渡邉さん)

 POINT 
ジャケットのハズし役にキレイ色


「おかたいジャケット×ハイネックの組み合わせに、ほどよい遊びを加えてくれるカラーニット。ニットの中に髪をINしたラフさも好き。結んだときには出ない、絶妙なニュアンスがオシャレです」(高木さん)

 POINT 
なつかしい柄のニットとハンサムな足元


「白えりのレイヤード感がかわいいMIU MIUのニット。センタープレス入りのパンツやパンプスなどONっぽいアイテムで整えることで、レトロなニットを幼く見せないアレンジが上手」(石関さん)

 POINT 
ルーズなニットに広がるスカート


「ざっくりニット&フレアスカートと、上下ともにゆったりとした組み合わせ。軽やかな素材のスカートに動きがあるおかげで、ルーズなシルエットにも強弱が生まれて重く見えません」(高木さん)

 POINT 
ボディラインに沿うニットとスカート


「オーバーサイズが主流の中、ジャストサイズのニットとタイトスカートを合わせた優等生風の着方が気になりました。レザーをとり入れると、細身のシルエットにも緩急がつきやすい」(岩田さん)

 POINT 
ゆるいニットに対してかたいインナー


「ニットからのぞかせたレザーシャツが、膨張しがちなベージュトーンの締め役に効果的。+パイソン柄ブーツなどエッジの効いた茶系のアクセントで、ほわほわしたニットにメリハリが」(出口さん)

 POINT 
リブニットにトラッドなジャケット


「凝って見える首元のレイヤードも、白シャツ・リブニット・ジャケットと定番を重ねただけと実は簡単。トラッドな装いを、赤いヒールやパールアクセで女っぽくハズすテクも必見」(渡邉さん)



YASUKO ISHIZEKI
創刊時からGISELeを支えるベテランスタイリスト。「昨年から探し続けている、パープルのざっくりニットに今年こそ出会いたい!」


KEIKO WATANABE
女性らしい配色やレイヤードの仕方に定評がある。「今欲しいのは、濃いブラウンのニットと、それに合わせるための同色のストール」


KAORI HIGUCHI
GISELeの表紙のスタイリングを毎号担当。「最近気になるのはメンズっぽい大きさのニットカーデ。細身のニットパンツを合わせたい」


MAKIKO IWATA
旬と品のよさを織りまぜたスタイルが人気。「ネオンカラーのニットに注目しています。レザーボトム合わせだと大人っぽく着られそう」


NATSUKO DEGUCHI
色で遊びをとり入れるスタイリングが得意。「ブルーやグリーンなど寒色が個人的に気になる今季。ニットもキレイ色をねらっています」


CHISATO TAKAGI
メンズ服からヒントを得たセレクトが人気。「今探しているのは、太い糸で編まれたざっくりニット。ニットを主役にしたコーデがしたい」


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