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冬でも日焼けする!?キレイを保ちたい人のための紫外線対策

  • 2019.12.21
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夏は太陽の光が強く気温も高いため、日中外へ出かけていると、肌が弱い人でなくても肌が火照って赤みを帯びてしまうことがあります。そうした経験から、夏には日焼け止めを使っている方も多いでしょう。

しかし、気温がぐんと冷え込んだ冬になると、「日焼け止めを塗るのが面倒だから」という理由で、日々のケアを怠っていたりしませんか。実は冬でも、紫外線に当たっていることを知っていましたか。

今回は冬の紫外線対策についてご紹介します。

冬でも紫外線は降り注いでいる

紫外線は7~8月に多いことは想像できると思います。しかし、体感的に涼しくなってくる9~10月も紫外線の量はさほど変わりません。また、1年でもっとも紫外線の量が低い12月~2月でも、紫外線は存在しています。

カラっとした秋晴れの日や、雪雲が覆っていて湿度が高く感じられる日も、紫外線の量はあまり変わらないのです。体感温度や湿度、晴れや曇りといった状況に変わらず、紫外線は私たちに降り注ぎます。そうした感覚に惑わされずに、しっかり対策を行いましょう。

また、太陽の位置が夏よりも低くなる冬。真上から降り注ぐ夏の紫外線と比較して、斜め上、あるいは横方向からの角度で降り注ぎます。そのため、夏場よりも顔や首、腕などの肌に直接紫外線を浴びやすくなってしまいます。

紫外線対策は肌への意識が高い人だけのものではなく、誰にでも当てはまる大切なことなんです。

冬の日焼け対策はどうやる?

肌を紫外線から守る方法で効果的なのは、少なくともSPF30以上の日焼け止めを毎日塗ることです。

普段のメイクの工程で日焼け止めをカットしたい!と思う方もいるでしょう。そんな方は、下地に日焼け止め効果が含まれているものを使用すると良いですよ。

特にスキーやスノーボードなどの、ウィンタースポーツをやる方は要注意。山は標高が高く、紫外線の量が多くなるため、日焼け止めクリームだけではなく、マフラーやサングラスなどでしっかり対策してくださいね。

また、乾燥が肌のバリア機能を低下させ、紫外線を取り込みやすくなってしまうこともわかっています。常に保湿に気を遣い、肌そのものを優しくケアすることも大切です。

日焼けしやすい人は要注意

日焼けのタイプによって、紫外線対策の度合いでも変わってきます。

特に、「赤くなるけど、黒くならない」といった色白タイプの人は要注意。このタイプの人は、肌がダメージから守ろうとして作り出される「メラニン」色素が作られにくいので、紫外線のダメージを受けやすいです。

また「赤くなったあとに、黒くなる」タイプの人も注意です。日本人に最も多いタイプで紫外線に対する防御力はある程度ありますが、紫外線に対して弱い肌でもあります。日々の紫外線対策はマストな方々です。

最後に、「赤くならずに黒くなる」タイプの人は、メラニン色素量が多いタイプ。これまでのタイプの中で、もっとも紫外線ダメージのリスクは少ないものの、ゼロではありません。油断せず、しっかり対策をとっていたほうが吉でしょう。

少しの手間が10年後の肌をつくる

毎日のメイク時間に、一工程追加すること。メイク直しのときに日焼け止めの塗りなおしをすること。「年中やらなきゃいけないなんて、聞くだけで面倒だなぁ」と思いがちですが、このひと手間が、10年後、20年後の自分の肌の美しさを決めるといっても過言ではありません。

今年から、でもきっと遅くはありませんよ。冬場の日焼け対策、ぜひ試してみてくださいね。

photo/PIXTA

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