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本当においしいレストラン12軒!グルメ通に聞く『MY BEST GOURMET 2019』

  • 2019.12.19
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本誌で振り返った2019年のグルメは、ひとりでふらりと入れたり、店主の個性が光ったり、お財布にも人にも優しいことが際立っていました。グルメな皆さんの最高の幸せとは?

赤澤かおりさんリコメンド〈Osteria Comacina〉/鎌倉

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Hanako 編集部

食にまつわる雑誌や書籍の編集、執筆に携わって25年以上になる赤澤さん。ハワイや鎌倉、京都など、あちこちで飲み歩くことをライフワークとし「モットーは“日々、飲んで食べて大笑い”」と話す。そんな彼女を幸せにする一皿は、鎌倉のオステリアにあり。木の質感が心地いい空間で頼むのは、もちっと太めの「アマトリチャーナ」1,386円(税込)だ。「グラスワインとフルーツを使った一皿、それにパスタを。一人カウンターでいただきます」

0467-23-2312

秋山具義さんリコメンド〈焼鳥 やおや〉/池尻大橋

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Hanako 編集部

寿司と焼鳥を中心に食べ歩くのが日課というアートディレクター秋山さん。寿司屋に年間100回も通うほど! 彼が推薦するこの店は2019年9月にオープンしたばかりで、すでに人気店。山梨県産の新鮮な鶏を土佐の備長炭で焼き上げた焼鳥が自慢だ。「焼鳥もおいしいけどウニマヨ半熟玉子とかスパイシーチューリップ、タンドリーチキンカレーなどつまみも最高! 店主で焼き手の遊津拓人さんやスタッフの接客も楽しい」。

03-6712-7719

熱田千鶴さんリコメンド〈LA GODAiLLE〉/松陰神社前

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Hanako 編集部

「ヨーロッパで見かける、路地裏にひっそり佇む、地元で愛される店のよう」と編集者の熱田さん。彼女が「幸せの空気が流れている」と称賛するのがこの店。おいしい自然派ワインと自然栽培野菜を使った、フランス各地の家庭料理が充実。夫婦2人で営むからこそ料理に融通を利かせてくれたり、ワインをスマートに勧めてくれたりとサービスも快適。「こんな気遣いできたらいいなあと、おもてなしの勉強にもなる」。

03-3439-6668

阿部ケンヤさんリコメンド〈寿香苑 あまつぼ〉/吉祥寺

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Hanako 編集部

「週3日はカレーで朝ごはん」というフードライフを送るカメラマンの阿部さんにとって、コスパ良しの焼肉が「やっぱり幸せ」。なかでも吉祥寺駅近くの老舗〈あまつぼ〉は希少部位の多さでお気に入りだ。タンや肩ロース、ランプなどの部位をさらに細分化し、約30種類の肉を楽しめる。ブランドやランクにこだわらずに見極められ、長年のファンが多い秘伝のタレでいただく焼き肉は、落ち着いた雰囲気も相まって特別な体験。

0422-20-0573

今清水隆宏さんリコメンド〈トラットリア ビノ・エ・パスタ〉/明治神宮前

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Hanako 編集部

「あまり知られていないようだが、東京で『トラットリア』と四十数年前に名付けられた多分最初の店」というさすがの知識は、30年以上の経歴を誇る料理写真家ならでは。ヨーロッパ中の星付きレストランを撮影してきたが、最近は一人でぼんやりできるお店がお気に入り。この店のフォカッチャや鎌倉野菜のサラダなど、「完璧にバランスの取れたイタリアン」の「シンプルで正しいお味」に舌鼓を打つ。アラカルトは前菜1,260円~、パスタ1,365円~など。

03-3478-0417

植松良枝さんリコメンド〈ら、ぼぅふ〉/用賀

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Hanako 編集部

食の研究も兼ね、よく外食するという料理研究家の植松さんがおすすめするのは、食肉の卸〈奥吉〉直営の焼肉店だ。幸せの一皿は、こちら自慢の和牛。「2人で厚切りの和牛サーロイン『特上牛冊焼き』(2,300円)を注文。焼いたお肉をすかさずニンニク醤油につけてから、青じそご飯(これも2人でシェア)の上にのせて食べる! これがもう、サイコーですほぼ男子。そんな青じそステーキ丼を、好みの焼き具合でちょっとだけ食べるのが大好き」

03-5707-0291

江藤英樹さんリコメンド〈Le Nougat〉/東銀座

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Hanako 編集部

フレンチレストラン〈THIERRY MARX〉のシェフパティシエ・江藤さんが推薦するのは、同じく銀座に店を構えるフレンチビストロ〈Le Nougat〉。「パリの街に昔からあるような雰囲気のお店。内装もまるでパリに迷い込んだように凝っていて、すぐに誰とでも打ち解けられそう。料理もアラカルトが豊富なので、2軒目使いでも好きなものをお腹いっぱい食べられます」。

03-6254-5105

榎本真理さんリコメンド〈サムゴリプジュッカン東京〉/渋谷

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Hanako 編集部

〈TRANSIT GENERAL OFFICE〉のPR榎本さんは職業柄、世界中の美味をよく口にするが、好物はカツ丼、天丼、餃子! パワーフードも月に1回は無性に食べたくなるそう。現在ハマっているのがこちらのサムギョプサル1人前1,600円(注文は2名~)。「国産の熟成豚を使用しているので肉厚でジューシー。付け合わせのキムチやサラダも豊富だし、タレもいろいろ種類があってお肉がどんどん進む。たらふく食べても罪悪感もなく、女性にもうれしいですね」

03-6427-0188

遠藤一樹さんリコメンド〈とんかつ ふみぜん〉/紀尾井町

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Hanako 編集部

『&Premium』誌で「揚物クラブ月報」も寄稿する編集者・遠藤さんは「父親が料理人だったので、子供のころからいろいろ食べていました」と話す。「高級なとんかつ屋さんです。『黒豚さつま特ヒレかつ膳』(4,400円)は、200gのヒレ肉を定食で味わう醍醐味を満喫できます。1人で早めの時間、車で夕飯に立ち寄って、ノンアルコールビールでガッツリ食べて、また仕事へなんていう日も。揚物メニューも豊富で、コロッケやメンチもおいしいですよ」

03-3262-7096

大木淳夫さんリコメンド〈Niru〉/渋谷

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Hanako 編集部

「一店入魂」を心掛けている『東京最高のレストラン』編集長の大木さん。渋谷と恵比寿の間、明治通りにほど近い路地裏という、隠れ家感満載の〈Niru〉の店名は、もちろん“煮る”から。「ワンオペのシェフは、さまざまなジャンルの料理を経験してきていて、極めて段取りがいい。『フェジョアータ(950円)』をはじめとした、ウリである煮込み料理はもちろん、『モロカンラタトゥイユ( 650円)』などのエスニック系の料理も美味。肩の力が抜ける一軒です」

03-6450-6014

大類知樹さんリコメンド〈虞妃〉/代々木上原

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Hanako 編集部

2012年に立ち上げた野外レストランイベント「DINING OUT」総合プロデューサーとして活動する仕事柄、年間300日は外食。地方のお店開拓にも注力するという大類さんだが、「何を食べてもおいしい」という東京のカウンター中華に心を和ませる。「ワンオペで全く無駄のないスピーディーな調理テンポは、もはやアスリートのようです」。麻婆豆腐や担々麺など四川らしい本格料理が気軽に食べられるなか、おすすめはおまかせコース5,000円~だそう。

03-6407-0217

於保佐由紀さんリコメンド〈とよ田〉/自由が丘

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Hanako 編集部

30代から食番組を担当することが増え、食べ歩きの道に。「最近、一つの店に通いたいという気持ちが募る」とテレビ制作会社プロデューサーの於保さん。「半年に一度“とよ田の唐揚げ日”を決め、ここへ。唐揚げにビール、キュウリの漬け物をつまむ幸せ。こちらの唐揚げは日本一と思っているが、毎回迷った挙句、漬け物も両方頼んでしまう。浅漬けか深漬けか、こんなことを真剣に悩む夜は楽しい」。

03-3723-7683

(Hanako1179号掲載/photo : Yoichiro Kikuchi, Tomo Ishiwatari text : Kimiko Yamada, Wako Kanashiro, Ami Hanashima, Yuya Uemura text & edit : Kahoko Nishimura)

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