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テイラー・スウィフト、受賞スピーチでスクーター・ブラウンを非難。

  • 2019.12.17
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Photo_ Rich Fury/Getty Images for Billboard
Taylor Swift accepts the Woman of the Decade award onstage during Billboard Women In Music 2019, presented by YouTube Music, on December 12, 2019 in Los Angeles, California.Photo: Rich Fury/Getty Images for Billboard

スクーター・ブラウンがテイラー・スウィフトの元所属レーベル、ビッグ・マシーン・レコードを買収したことで、両者の間で争いが続いている。渦中にいるテイラーは、30歳の誕生日を翌日に控えた12月12日(現地時間)、『ビルボード』主催の「2019ウィメン・イン・ミュージック」の授賞式でスクーター・ブラウンを批判した。初のウーマン・オブ・ザ・デケイド賞を受け取ったテイラーは、受賞スピーチでこう語った。

「最近、私を変える大きな出来事があった。いつも声高に叫ぶ人間として知られている私が、この話題を持ち出さなくてはいけないと思うの。不動産やアプリもしくはシューズラインかのように、私たちが作る音楽を買い上げる。そういったプライベートエクイティの規制なき世界についての事よ」「それが私にも起こった。許可、相談、承諾もなしにね」「スクーター(・ブラウン)は買収について私のチームに全く連絡をよこさなかった」

また、セカンドアルバムが2010年のグラミー賞で最優秀アルバム賞及び最優秀カントリー・アルバム賞を取って以降、自分に対しての反発がエスカレートしたと感じているとも明かした。「突如として、彼らは私が作曲者だと確信できなくなったの。部屋の中に共作者がいたこともあるから。こういった事は、音楽業界にいる女性にはよく起こる事。予想を超えて成功を収め始めた女性にね」

「男性アーティストについて、『彼の音楽が本当に好きだけど、嫌な部分がある』なんて聞いた事ある? ないわ。こういった批判は私たち女性だけにあるもの」「この10年は、私が20歳の時に始まった。業界にいる女性として、人々は私に対していつも何か気に入らない部分があるってことを見てきたわ」「最終的には、誰がその厳しい目に晒され、誰が素晴らしい芸術を作り続けていけるのか、という事よ」

一方で、テイラーはラナ・デル・レイをこう称賛してもいる。「この10年間、大好きなアーティストのラナ・デル・レイをずっと見てきた。キャリア初期から容赦なく批判されてきたけれど、私が思うに、彼女は徐々に、そして確実にポップ界で最も影響力を持つアーティストとなった。そのボーカルスタイル、詞、美学、それらが音楽に関するあらゆる面を変化させてね」「そして今年、彼女の素晴らしいアルバムがグラミーの最優秀アルバム賞にノミネートされたわ」

Text: Bangshowbiz

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