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テイラー・スウィフト、大金を投じてでもマスターテープを買いたかった。

  • 2019.12.16
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Photo_ Jon Kopaloff/FilmMagic
Taylor Swift attends the 2019 Billboard Women In Music at Hollywood Palladium on December 12, 2019 in Los Angeles, California.Photo: Jon Kopaloff/FilmMagic

スクーター・ブラウンがテイラー・スウィフトの元所属レーベル、ビッグ・マシーン・レコードをスコット・ボーチェッタから買収したことで、両者の間で争いが続いている。これまで一貫してテイラーは、自身のマスターテープを買うチャンスを与えられなかったと主張してきたが、『ビルボード』誌のウィメン・イン・ミュージック号でその機会が奪われてきたと再び強調している。

「私は10年にも渡って、自分自身のマスターテープを全面的に買収しようと努力し続けてきたけど、その機会は却下されてきた。もし私が助けになれるとしたら、同じようなことが他のアーティストに起こって欲しくない。『契約において、マスターテープはアーティスト達が手に入れることができるべきものである』と声を大にして言いたいの。再交渉の余地があるものではなくてね。それにアーティストが買収を拒否する権利を持つべきでもあるわ」「そのためだったら大金をはたいたっていうのに! もし実際に購入できたとしたら、自分の楽曲のためなら何でもしたわ。でもそのチャンスがなかったの」

また自分の曲を所有できるよう、2020年に過去6枚のアルバムを再度レコーディングする予定で、こう続けている。

「ありがたいことに、自分の音楽の作曲者としての権利がある。毎週、『シェイク・イット・オフ〜気にしてなんかいられないっ!!』を何かの広告に使いたいとか、『ブランク・スペース』を映画に使用したいとかっていう依頼がたくさんあるの。でもその全てにノーって言わなきゃいけないのよ」「来年、私の音楽を収録し直すのは、自分の音楽を生かし続けたいからなの。映画の中でも流れて欲しいし、宣伝でも使って欲しい。でも、自分が所有できていたらの話ね」

テイラーは、元所属レーベルが権利を所有していることにより、アメリカン・ミュージック・アワードでのパフォーマンスや、ネットフリックスで配信予定の自身のドキュメンタリーでも過去の楽曲を使うことができなくなったと訴えていた。結局は、ビッグ・マシーン・レコードが報道されていることは正しくないと声明を発表し、テイラーは11月に行われた同アワードで自身の曲をパフォーマンスした。

Text: Bangshowbiz

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