1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. 悪夢ではなく、良い夢を見る方法とは?

悪夢ではなく、良い夢を見る方法とは?

  • 2019.12.13
  • 1670 views

誰だってハッピーな夢を見たいはず。英ハートフォードシャー大学の研究チームは、2年にわたる研究によって、良い夢を見るための秘訣を突き止めた。この内容をアメリカ版『Prevention』からご紹介。

心理学者のリチャード・ワイズマン教授は、『Dream:ON』というスマホアプリを開発。このアプリには、慎重に作り上げられた海や森などのサウンドスケープが入っている。でも、このアプリは他の睡眠アプリのように眠りを促すものではない。『Dream:ON』はユーザーの睡眠状態を観察し、ユーザーが夢を見始めたのに合わせて音を再生する。数百万枚に及ぶ“夢の報告書”を分析した結果、ワイズマン教授は、音がユーザーの夢を良い方向に導くことを発見した。

悪夢は眠りを妨げるだけじゃない。「悪夢もトラウマ(心的外傷)的な経験の一種です」とワイズマン教授は説明する。「しかも、朝のモチベーションは最後に見た夢によって決まります。最後の夢が悪夢だと、その夢の意味を理解しようとリプレイするので頭から離れません」

つまり悪夢は、その人のモチベーションとメンタルヘルスに1日中悪影響を与えるということ。でも、この研究結果を見る限り、夢を見ている間に心が落ち着くサウンドスケープを聴けば、良い夢を見られる上に、ハッピーかつスッキリした気分で翌朝を迎えられるかもしれない。

※この記事は、『Prevention』から翻訳されました。Text: Nina Elias Translation: Ai Igamoto

元記事で読む
の記事をもっとみる