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ココが違った!白くて「見た目年齢が若い人」が普段している紫外線対策とは

  • 2015.4.6
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美容賢者のみなさんなら、もう当たり前!ではありますが、紫外線は外だけで浴びるわけではありません。室内にいても人は、紫外線にさらされているのです。

ですから、室内にいるから「スッピンでOK!」と素肌でいると一歩、また一歩と紫外線シミの魔の手があなたのお肌にも忍び寄っています。そんな“隠れ紫外線”対策について、メイクアップアーティストの黒木絵里がご説明します。

 

55%が出来ていない「室内紫外線」対策

紫外線は、夏のみならず、1年中降り注いでいます。さらに、室内で過ごしているときにも“環境紫外線”または“生活紫外線”と呼ばれる紫外線を浴びていて”日焼け止め”は1年中使うマストアイテムとなります。

これはもう十分ベーシックかと思いきや、ネットリサーチの『DIMSDRIVE』が実施した、紫外線・UV対策に関するアンケート(回答者内訳:男性4,500名、女性3,081名)によれば、「紫外線対策は十分行っている」と回答した人のうち「1年を通して日焼け止めを使用している」と回答したのは45%に留まる結果になり、日焼け止めは外出時の備え的ケアの認識が依然として強いことがうかがえます。

■「室内紫外線」が蓄積するとシワ・たるみも

室内にいてもUVAについては波長が長いためUVカットガラス、もしくはUV防止フィルムを窓ガラスに施している場合を除き、窓ガラスを約80%も通過するとされています。

これは、家だけでなく、車や電車などの乗り物のなかでも同様です。屋外で直に浴びているわけではないから大丈夫と思いきや、知らないうちに紫外線を浴びているこのような“隠れ日焼け”は、毎日の変化に気づかないことも多く、油断しがちな部分です。

しかし、“室内日焼け”であってもは、UVAは肌の奥深くのエラスチンやコラーゲンといった組織までも変性するので、シミのみならずシワやたるみといった、肌老化へとつながってしまいます。

知らないうちに白い肌は蝕まれ、気づけば浅黒くくすみ、シワやたるみができていた!ということも少なくありません。

 

■室内焼け防止に最適なSPFはいくつ?

車や電車移動などの外出時はともかく、家でリラックスしているときに日焼け止めを塗りたくないという女性が多いのも事実。しかし、対策を行わなければ、少しずつではありますが肌の衰えが進行していきます。

そのため、最低限の紫外線対策のために、ライトなUVコスメを使ってみましょう。室内であれば、“SPF10〜20”程度あれば十分です。SPF値が高くなるほど肌への負担も強まるため、室内で過ごすのであれば、あまりSPF値が高くないほうが良いでしょう。

そして、日焼け止めは毎日“しっかり落とす”ことも忘れずに!

 

ちょっとした油断が、取り返しのつかない肌老化を招いているのです。日々のUV対策の積み重ねで、いくつになっても白く若々しい肌を保ちましょう!

(メイクアップアーティスト:黒木絵里)

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