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“ドラ泣き”ふたたび!来夏公開の『STAND BY ME ドラえもん 2』、ベースは「おばあちゃんのおもいで」

  • 2019.12.12
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「ドラえもん」50周年を記念して、待望の続編が公開決定!
[c]2020「STAND BY MEドラえもん2」製作委員会

来年2020年で連載開始から50年の節目を迎える国民的キャラクター「ドラえもん」。それを記念して、毎年春休みに公開されている「映画ドラえもん」シリーズに加え、2014年に興行収入83.8億円の大ヒットを記録した『STAND BY ME ドラえもん』の続編となる『STAND BY ME ドラえもん 2』が公開されることが発表された。

原作者である藤子・F・不二雄の生誕80周年記念作品として「ドラえもん」史上初の3DCGアニメで製作された前作から6年。引き続き山崎貴監督と八木竜一監督のコンビがメガホンをとる本作は、原作の中でも指折りの名作として知られる「おばあちゃんのおもいで」をベースに、新たなオリジナル要素を加えて再構築されたストーリーになるとのこと。

幼稚園のころに亡くなったおばあちゃんが繕ってくれたくまのぬいぐるみを見つけたのび太は、ドラえもんに「おばあちゃんに会いたい」と提案。はじめは反対するドラえもんだったが、2人は「直接会わずに様子を見たらすぐ帰ること」を条件に<過去>へと出発。しかし、ひょんなことからおばあちゃんに見つかってしまったのび太。驚きながらも優しく受け入れてくれるおばあちゃんがふとつぶやく「のびちゃんのお嫁さんをひと目見たい」という願いを叶えるため、ドラえもんとのび太の大冒険がはじまることに。

「本作を作ることが決まった時に、まず思ったのは『名作と呼ばれるものはほとんど使わせてもらっちゃった』ということでした。2を作れるのはうれしいけど、どうしようというのが正直な気持ちでした」と吐露する山崎監督は、前作に続いて脚本も担当。「おばあちゃんのおもいで」について「前回入れ込みたくて、どうしても難しかった話の一つ」だと明かし、それを軸にした物語を作るために何度もミーティングを繰り返すなど、四苦八苦したことを振り返る。

一方で八木監督は「ドラえもん誕生50周年に公開することになるとは。前作は藤子先生の生誕80周年でしたので、不思議な縁を感じます」と続編製作の喜びを語りながら「前回出せなかった新しいひみつ道具や、前回大変すぎてできなかった場所などなど、世界を拡げてみなさんにお届けします」と、前作からのスケールアップを約束した。

前作では「未来の国からはるばると」や「さようなら、ドラえもん」、「雪山のロマンス」と「のび太の結婚前夜」などのエピソードをベースにしたストーリーが展開したが、はたして本作では「おばあちゃんのおもいで」以外にどの名作エピソードの要素が加えられているのか。現在鋭意製作中の『STAND BY ME ドラえもん 2』は2020年8月7日(金)、のび太の誕生日に公開される。続報に乞うご期待!

<コメント>

●山崎貴(監督・脚本)

「『STAND BY ME ドラえもん 2』を作ることが決まったとき、まず思ったのは『まずい、名作と呼ばれるものはほとんど使わせてもらっちゃった』ということでした。そもそも『名作と呼ばれている作品をいくつかつないでいったら単なるオムニバスではない一本のストーリーとして成立するじゃないか!』という発見が前作の始まりだったので、今回、2を作れるのは嬉しいけれど、どうしようというのが正直な気持ちでした。

しかし前回入れ込みたくて、どうしても難しかった話のひとつに、あの誰に聞いても好きな話の上位に来る名作中の名作『おばあちゃんのおもいで』があります。この話を軸になんとか物語を膨らませることは出来ないか……。そこからこのプロジェクトはスタートしました。正直難産でした。あの物語を膨らます方向を見極めるのに何度も集まりミーティングを繰り返し、四苦八苦していた時間がすごく長かった気がします。

しかし、藤子先生の作品はたとえ短編といえども、フラクタルのように長い物語を内包しています。今回我々がたどり着いた物語の芽はおばあちゃんが物語の終わり際に発した一言の中にきっちりと内包されていました。『あんたのお嫁さんをひと目見たくなっちゃったねぇ』。なんとか大好きなおばあちゃんにお嫁さん(つまり大人になったしずかちゃんですが)を一目会わそうとして、のび太とドラえもんの大冒険が始まります。当然一筋縄でいくはずもなく、その過程で二人は様々な大変な経験を重ねていきますが、その中で二人はいつしか家族というものの温かさを再発見していくことになります。

50周年という記念の年にこの作品をリリースできることはとても光栄なことです。製作はまだ半ばですが、なんとかスタッフに底力を発揮してもらって、素敵な映画を夏にお届けできればと思っています」

●八木竜一(監督)

「ようやく『STAND BY ME ドラえもん 2』を発表できる事になりました。しかも、ドラえもん誕生50周年に公開する事になるとは。前作も藤子先生の生誕80周年でしたし、不思議な縁を感じます。

今回は“1日”を描きます。のび太とドラえもんが、何度も時間を飛び越えて、過去や未来を行ったり来たり、いろんな“1日”を、ひみつ道具を使って乗り切ったり、ピンチになったり、それはもう大変な事が起こっちゃいます。そもそも、前作ではドラえもんのひみつ道具を3DCGに起こして表現したら、絶対楽しいものになるという思いで作りました。“タケコプター”で空を飛んだり、“どこでもドア”で場所を飛び越えたりする事を、本当に起こった出来事の様に皆さんに感じて欲しかったのです。今回の映画では、それをさらにスケールアップさせます。前回出せなかった新しいひみつ道具、前回大変すぎて出来なかった場所などなど、世界を拡げて皆さんにお届けします。

何気ない普通の“1日”も、後から思い起こせば大切だったと気付く事があります。おばあちゃんに会いに行くその日は、きっとのび太にとって大切な“1日”になると思うのです。最悪の“1日”もあるでしょう。しかし、その時はつらかった事が後になって良い思い出になったりするのは、よくある事です。ドラえもんを知っているすべての世代に共感してもらえる、そんな“1日”たちを『STAND BY ME ドラえもん 2』では描いています。是非、来年夏に少し不思議な“1日”を体験をしてみてください。」(Movie Walker・文/久保田 和馬)

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