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「正絹」ってなんと読む?「まさぎぬ」ではありませんよ!

  • 2019.12.12
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今さら聞けない!意外と読めない方のいる、和服にまつわる言葉をおさらい!

ご存知の方には常識だと思いますが…。
ご存知の方には常識だと思いますが…。

年末年始を控え、和服や着物に親しむ機会の増えるシーズンですね。和服といえば、言うまでもなく日本の民族衣装であり、日本人として関連知識も完璧です…と胸を張りたいところですが、意外とそうもいかないのが現実ではないでしょうか?

現代は洋服で生活するのが基本になっているため、和服については「知ろう」という意識を持って勉強しないと、なかなか知識を習得することができません。

ということで今回は、和服にまつわる日本語をクイズにいたしました。ご存知の方には「このくらいは常識です」とおしかりを受けてしまいそうな言葉こそ、「今さら聞けない言葉」の筆頭ですよね?

というところで、1問目のクイズです。

【問題1】

「正絹」という日本語の読み仮名をお答えください。

「○○○○」と、読み仮名4文字です。
「○○○○」と、読み仮名4文字です。

ヒント:意味は「和服用の100%絹(シルク)の生地」という意味です。

…さて、正解は?

正解は… 正絹(しょうけん) です。
100%絹の生地、という意味です。
100%絹の生地、という意味です。

和服に親しまれる方にとっては当たり前、「なぜクイズにするの?」と笑われてしまうような問題かもしれませんが、意外と読めない方もいらっしゃるようで。

先日、筆者は偶然、七五三の写真館について話していた若いお母さんたちの会話を耳にし、大変驚きました。

「なんか『ショーケン』っていう着物だと、追加料金になるって言われて。何なんだろう『ショーケン』って?着物のブランド?」「そうなんだ。私も知らない」

…言うまでもなく、『ショーケン』とはブランド名でなく「正絹」のことでしょう。

写真館などでレンタルできる着物は、最近はポリエステルがほとんどです。ポリエステルと言っても、着物用に開発された機能的で美しい繊維も多く、特に七五三ともなれば、成長著しい年代のお子さん用のお着物、いまどき正絹にこだわる方のほうが、少ないかもしれません。

それにしても「正絹」という言葉すら知らない女性が、ごく普通に存在していた、という事実に驚かされました。

和服についてはプロトコルがとても多く、「着てみたい」と思い立っても「そんな着方はおかしい」など、年配の方から叱られそう…という怖さも、若い方を和服から遠ざける一因かもしれません。

大人の女性達が、どんなに基本的な事でも「そんな常識もご存知ないの?」という態度をにじませずに、さりげなく教えてあげる…という姿勢も大切なのかもしれません。

…というところで、2問目です。

【問題2】

和服にまつわる日本語をいくつか集めました。次にあげる言葉の読み仮名をお答えください。

1:袷 2:単 3:人絹 4:道行

すべて和服にまつわる基本的な日本語です。
すべて和服にまつわる基本的な日本語です。

皆さま読める方ばかりだとは思いますが…。

正解は 1:袷(あわせ) 2:単衣(ひとえ) 3:人絹(じんけん) 4:道行(みちゆき)です。
袷(あわせ) 、単衣(ひとえ) 、人絹(じんけん) 、道行(みちゆき)。この後、ひとつひとつの意味をおさらいします。

1:袷(あわせ)は、「10月から5月ごろの時期に着る、裏地のある和服」を指します。

2:単衣(ひとえ)は、「6月、9月ごろに着る、裏地のない和服」を指します(7月、8月の暑い盛りに着る着物は「絽(ろ)」や「紗(しゃ)」といった、透ける素材などに切り替わります)。

3:人絹(じんけん)は、「人造絹糸」の略語で、レーヨンを指します。アンティークショップなどにある、正絹ではない庶民の普段着などに「人絹」が使用されていることがあります。

4:道行(みちゆき)は、寒い時期に袷の着物の上に着る、和服専用のコートを指します。

今回は、和服にまつわる日本語

・正絹(しょうけん)
・袷(あわせ)
・単衣(ひとえ)
・人絹(じんけん)
・道行(みちゆき)

…の、読みと、意味をおさらいいたしました。

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