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溜めないカラダへ。おいしく食べて、消化&新陳代謝UP【スパイス7選】

  • 2019.12.10
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スパイスで消化を高め美味しく美しく

年末は、イベントが多いですし、美味しい食べ物が沢山出回るので、ついつい食べ過ぎてしまいます。食べ過ぎると身体に蓄えられてしまうので気を付けないといけませんね。

消化や新陳代謝を高めダイエットに役立つスパイスを上手に活用しましょう。これからの時期にオススメなスパイスと使い方をご紹介します。

しょうが

ジンゲロンやショウガオールといった辛み成分を含みます。これらには殺菌作用、保温発汗作用があります。

ジンジャーパウダーは、身体を温める作用が高く、生の皮付きのしょうがは免疫力を高めます。しょうがをすりおろすかスライスして蜂蜜に漬けておくと便利です。これらは、紅茶や白湯、ビールなどで割って飲んだり、お料理、お菓子作りに活用できます。

*食べる前にしょうがのスライスやしょうが汁を摂ると消化力が高まります。アーユルヴェーダでは、食前20~30分前に白湯を飲んだり、スライスしたしょうがに塩とレモンをかけて食べると良いとされています。代謝を上げてくれるので、冷え症、デトックスやダイエットにもオススメです。

唐辛子(チリペッパー、レッドペッパー)

辛みはカプサイシン、赤みはβ-カロチンによるもの。β―カロチンは、油に溶けやすいので、油を使うと効果的です。

食欲増進、疲労回復、消化機能を活性化させ、脂肪燃焼作用があるのでダイエットにも役立ちます。発汗作用があり、風邪予防になるのでこれからの時期にもいいでしょう。小さく切ったり、加熱すると辛みが増します。

*食べ過ぎると下痢をすることもあるので、適量を心がけ、子供や老人、妊婦は控えめにしましょう。

ターメリック

脂肪を減らしてコレステロールを抑制する働きや、消化を促進し腸内細菌を改善する働き、胃や胆のうを健康に保つ働きがあります。

肝臓の働きを強化するので、お酒を飲む方は、意識して取り入れましょう。カレー粉やたくわんなどに使用されていますが、ご飯を炊く時に加えれば、色鮮やかなターメリックライスになります。

*妊婦・授乳中の方は、多量摂取に注意しましょう。

クミン

インドカレーの代表的な香りであり、胃腸を整え食欲増進効果や腹痛や胃痛、関節痛の緩和、生理不順、強壮効果があります。

クミンには、植物由来の化学物質である植物ステロールが豊富で、体内のコレステロールの吸収を抑え、体脂肪燃焼に重要な新陳代謝を高めるので、ダイエット効果もあるとされています。

コリアンダー

「葉」は中華料理で使用される香菜(シャンサイ)。香り付けや、肉や魚の臭い消しに使用されています。胃腸の働きを良くし、新陳代謝を高めます。

水分代謝を高めるには、コリアンダーティー(コリアンダーシード ティースプーン1杯をつぶして熱湯で5分程煮出し、蒸らして漉す。)紅茶の茶葉を加えても良いでしょう。むくみ、胃もたれ、胸やけの時にもおススメです。

カルダモン

清涼感のある香りが特徴で消化を助ける働きがあります。

風邪気味や胃腸の調子が悪い時は、カルダモンティー(つぶしたカルダモン5粒を熱湯で5分程度煮出し、蒸らして漉す。)飲みにくい時は、紅茶、生姜、シナモン、牛乳(豆乳)を加えたチャイにしても良いでしょう。

シナモン

血行を良くし、各臓器の機能を高めるので風邪や消化不良の時に役立ちます。生理不順や生理痛を緩和する働きもあります。

お菓子や料理に加えると良いでしょう。シナモンスティックをお湯で煮立たせるシナモンティーは、驚くほど甘くて美味しいです。紅茶にシナモンスティックやシナモンパウダーを加えてても良いでしょう。心身共に温まり風邪を予防しましょう。

*妊娠中の多量摂取は控えましょう。

寒くなると、温かい飲み物がより美味しく感じます。ダイエットを目的にしたい方は、砂糖の入れすぎに注意しましょう。スパイスを使用すると砂糖を控える事が出来ますよ。

お食事の際は、スパイスだけでなく、生野菜やハーブ、果物に含まれる酵素やヨーグルト、漬け物、納豆などの発酵食品も合わせ摂取するとさらに効果的です。

管理栄養士 宮本そのみ

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