色とりどりのドーナツが人気♪福岡・大牟田にあるレンガ造りのレトロなカフェ「ROOTH2-3-3」

福岡市内から電車で1時間ちょっと。西鉄大牟田駅から徒歩5分ほどにある「ROOTH2-3-3」は「人々で賑わう広場」、「その土地の歴史を繋ぎ、その土地の場所になる」という想いのもとオープンしたお店。昭和20年代の建物を改装した店内で、カラフルなドーナツやホットドッグ、オリジナルドリンクを楽しめます。地元を案内してくれるコンシェルジュもいるので、周辺散策の前に立ち寄るのもおすすめですよ。

築60年以上の米蔵を改装した建物

明治時代に栄えた炭鉱の町として知られる大牟田市には、世界文化遺産の三池炭鉱宮浦坑をはじめ、煉瓦造りの建物が点在しています。「ROOTH2-3-3」の建物は、当時貴重な米を保管するための米蔵だったもの。重厚感ある煉瓦は一部、当時の炭鉱施設の煙突に使用されていたものなんだとか。

赤い煉瓦の中に黒ずみが見られ、煙突時代の名残を感じられます。店内にはシンプルな材質を使い、建物自体がもつ歴史的な雰囲気が感じられるよう、工夫されています。

カラフルでミニサイズのドーナツが人気

看板メニューは彩り豊かな16種類のドーナツ。生地にヨーグルトを使用しているためさっぱりとした味わいが特徴です。福岡県八女産のほうじ茶を使った「八女焙じ茶」や、佐賀県七山産のレモンを使った「七山レモンクリーム」など、九州の食材を中心にしたバラエティ豊かなフレーバーが楽しめます。

ドーナツのお供に♪ドリンクメニューも豊富

ドーナツに合うドリンクメニューも豊富。なかでも人気なのが、昔馴染みのレトロな牛乳瓶に入った「ブラック&ホワイト」。華やかな香りのエチオピア産の豆を使用し、ハンドドリップで淹れたコーヒーと生クリーム入りのミルクを合わせたコーヒー牛乳です。そのほかエアロプレスで淹れた本格的なコーヒーや自家製フルーツシロップを使ったドリンクなど多彩なメニューがそろっています。

コミュニケーションが生まれる場所を目指した空間づくり

店内には、地方紙や業界紙などさまざまなジャンルの新聞がディスプレイされるライブラリーを備えています。「アイスクリーム」や「科学」など、普段はあまり目にしないユニークな専門誌があり、新たな発見ができそうです。

さらに、大牟田の魅力を紹介する旅のコンシェルジュも常駐。観光スポットや飲食店など、地元の人ならではの目線でおすすめのスポットを教えてくれます。

町の歴史を感じられるレトロな空間で、オリジナリティのあるメニューを楽しめる「ROOTH2-3-3」。大牟田を訪れた際は、ぜひ立ち寄ってみてはいかが？