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ジュース・ワールドが21歳の若さで死去、突然の訃報に仲間もショックを隠せず

  • 2019.12.9
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「ルーシッド・ドリームズ(Lucid Dreams)」などのヒット曲で知られるラッパーのジュース・ワールド(Juice WRLD)が、21歳の若さでこの世を去ったことがわかった。(フロントロウ編集部)

早すぎる死にアーティスト仲間からも惜しむ声

今年3月に発売したニューアルバム『デス・レース・フォー・ラヴ(Death Race For Love)』が全米1位に輝いた注目の若手ラッパー、ジュース・ワールド(本名ジャラド・ヒギンス)が米現地時間12月8日(日)に死去。21歳だった。

画像1: 早すぎる死にアーティスト仲間からも惜しむ声

米TMZによると、自家用ジェット機でシカゴ・ミッドウェー空港に到着後、何らかの発作を起こし病院に救急搬送されたが、そのまま帰らぬ人となった。発作の原因や詳しい死因についてはまだわかっていない。

ジュースは、2018年に米New York Timesのインタビューで、10代の頃に抗不安薬のザナックス(Xanax)を大量に摂取していたことを告白。ただし、現在は薬物の使用を控えることを目標にしていると明かしていた。

2015年から世界最大の音楽SNS「SoundCloud(サウンドクラウド)」に音源を投稿し始め、音楽活動をスタートさせたジュースは、2017年にリリースしたEP『999』の収録曲で、スティングの名曲「シェイプ・オブ・マイ・ハート(Shape Of My Heart)」をサンプリングしている「ルーシッド・ドリームズ(Lucid Dreams)」が米ビルボードチャートで2位を記録し、原曲を歌うスティング本人からも称賛された。

画像2: 早すぎる死にアーティスト仲間からも惜しむ声

また、ビルボード・ミュージック・アワード 2019でトップ・ニューアーティスト賞(新人賞)も受賞し、今後の活躍を期待されていた。突然の訃報に、多くのセレブから彼の死を悼む声が上がっている。

チャンス・ザ・ラッパー

「彼は僕たちの心の中をよく理解していた。ロサンゼルスでのあの一夜のように、君ともっと話をしたかった。こんなの馬鹿げてる。(ジュースの故郷の)シカゴだけでなく、世界中にいる何百万人もの人たちが君の死に心を痛め、やるせない気持ちでいっぱいになっている。残念でならない。君のことを愛してる。神のご加護がありますように」

ゼッド

「ジュース・ワールドが亡くなったと知って、ショックと悲しみでいっぱいだ。あまりにも若すぎる…。今ここでひとつ言えるのは、人生はいつ終わるかわからないということだ。だから、みんなまわりの人たちに親切になろう」

エリー・ゴールディング

「信じられない…。あなたは本当に素晴らしい心の持ち主だった。ミュージックビデオを撮影するためのセットで、あなたやあなたの家族と会った時のことを一生忘れない。あなたの人生はまだ始まったばかりで、これからもっとたくさんのことを経験するはずだった。あなたがいないと寂しくなるわ、ジュース」

ジャレッド・レト

「胸が張り裂けるような思いだ。冥福を祈っている」

カミラ・カベロ

ケラーニ

「ものすごく悲しい。愛にあふれた場所でゆっくり休んで、ジュース・ワールド」

アン・マリー

「どうか安らかな眠りを。ああ、なんてこと」

クロエ&ハリー

「どうか安らかにお眠りください」

ちなみに、カニエ・ウェストやファレル・ウィリアムスといった、多くの人気アーティストと親交がある日本の現代美術家、村上隆も追悼のコメントを発表。

じつは、ジュースは数週間前に村上氏のもとを訪ねていたそうで、村上氏は「信じられない!彼はほんの数週間前に僕のスタジオに来たんだ。2人で彼の新しいアニメーションプロジェクトについて話をしたばかりだった」と驚きを隠せない様子だった。(フロントロウ編集部)

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