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「疲れた」「だから?」…これも会話!? 気になるパートナーの口ぐせ調査【パパママの本音調査】 Vol.354

  • 2019.12.9
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いっしょに過ごしてきたパートナーの口ぐせ、何か思いつくものがありますか? 一度気づくと、どうしても気になってしまうという人もいるかもしれませんね。

今回は、パートナーの口ぐせについて寄せられたパパやママたちの声を聞いてみたいと思います!

■パートナーの口ぐせが気になっている人の割合は?

アンケートでは、パートナーの口ぐせについて聞きました。その結果、「気になる」、「少し気になる」と答えた人があわせて59%となり、約6割の人はパートナーの口ぐせを気にしていることがわかりました。

Q.パートナーの口ぐせ、気になる?

気になる 34.7%
少し気になる 24.3%
ほとんど気にならない 19.1%
気にならない 11.6%
口ぐせがない 7.2%
その他 3.0%



■パートナーの気になる口ぐせ1、「疲れた」…ネガティブワード


多くの声が集まったのは、「疲れた」や「しんどい」などの、ネガティブなワードの数々。聞いている方まで疲れてしまうと、不満の声が寄せられていました。

「何でも悪い方を仮定して話す。少し体調が悪いと、『大きい病気かもしれないから、学費が払えなくなる』など。ネガティブなことばかり言われるのが苦痛です」(茨城県 40代女性)
「『疲れた』、『あーしんどい』など、ネガティブな言葉をしょっちゅう言われたら、こっちまで気分が悪くなります」(大阪府 50代女性)
「何かあると、『家のことは何もしないくせに』とか『自分には自由がない』と自分ばかりが大変な思いをしているような発言をする」(静岡県 40代男性)
「仕事で何かあるたび、愚痴と『仕事辞めようかな』って、その言葉を聞くたび不安になります。そのせいでストレス性じん麻疹になりました」(福岡県 30代女性)

パートナーに甘えて弱音をはきたい。ネガティブなことを言っても受け止めて欲しいという人はきっと多いと思います。

ただ、あまりにネガティブなことばかり言われると、言われた側までもが、ネガティブな気持ちになってしまいかねません。体にも不調がでてくるようなネガティブワードを浴び続けるのは、つらいですよね。

また、ほかに多く声が集まったのは、「ため息」に関するコメント。「『はぁ~』と言いながらため息をつかれるとこっちも落ち込む」など、相手に暗い気持ちを伝染させるかのような「ため息」に、困っている人は多いようです。

■パートナーの気になる口ぐせ2、「おい!」上から目線にイラッ!

また、声のかけ方や呼び方など、失礼な発言が気になるという人も多くいました。

「『おい!』とか、動物の気を引くときにするチッチッという音を出したりして私を呼ぶのはほんとにやめてほしい」(愛知県 40代女性)
「『女はこんなもんだ』みたいなことをときどき言うのが、ものすごい腹が立ちます」(埼玉県 50代女性)
「『お弁当どうだった?』と聞くと、『冷凍食品を使うのは手抜きだ』、『うちの母親はすべて手作りのおかずだった』というフレーズが毎回鼻につく。共働きなのを理解しろ」(鳥取県 30代女性)
「お礼を言うときいつも『センキュ』。何しても棒読みで『センキュ』。感謝の気持ちなんてひとつも伝わってこない」(神奈川県 40代女性)

夫婦は長年いっしょにいるなかで、どうしても遠慮の気持ちが薄れていってしまう傾向にあるようです。ただ、あまりにも失礼な発言が口ぐせになってしまっている場合には、パートナーから「もううんざり」となってしまうのも無理はないですよね。コメントの中には「『疫病神』とよく言われていました」というものもあり、もはや「悪口」でしかありません。



■パートナーの気になる口ぐせ3、モヤっとなる聞き返し言葉



さらに、会話の中で必ず同じようなやり取りになり、そのなかに出てくる発言が気になるという声も寄せられていました。

「話していたことに対して、『だから?』って言ってきたりするのがただただムカつく。続きなんてないよ! それだけだよ!」(神奈川県 30代女性)
「『どうする?』、『どっちがいい?』と、まあしつこい。『こっちかな?』というと、『いや、そっちはさー』と却下。それなら聞くなー!」(神奈川県 40代女性)
「なんでも『違う!』と否定から入る。8割方同じ意見でも、否定したり訂正してくる」(神奈川県 40代女性)
「『要は……』と言っておいて、話がややこしく長くなっている。自分はわかっているぞ感を出してそうやって言うのはやめてほしい」(埼玉県 40代女性)

どの発言も、やり取りの中ではモヤっとした気持ちになってしまいそうですね。「こちらが何かを指摘すると、最後には決まって『だって、しゃーないっしょ!』のセリフでまとめてしまい、反省も直す気もない」というコメントも寄せられていて、モヤモヤとした気持ちに共感してしまいます。

筆者自身も、口ぐせとまではいきませんが、会話のなかで夫から「それでどうしたいの? どうしてほしいの?」とよく聞かれます。そのたびに「ただ聞いてほしいだけで解決は望んでいない」と返事をするのですが、ただ話を聞いてもらいたい私と、悩みは解決してあげたい夫との間にあるスタンスの違いを実感させられます。

■愛情たっぷりのうれしい口ぐせとは



口ぐせに悩まされている人が大勢いる一方で、愛情あふれる口ぐせについても、コメントが寄せられていました。

「『好きだよ』、『かわいいね』が11年間の口ぐせです。とても愛されている感じがあるので、とてもいい口ぐせです」(北海道 30代女性)
「口ぐせはないですが、私のことをすぐに呼びます。常に私を探していますね。面白いので隠れたりします」(愛知県 30代女性)
「何かと私を呼ぶときに『体だけじゃなくて態度もでかい母ちゃん』とか呼ばれますが、『愛してるよ!』も旦那の口ぐせです(笑)」(千葉県 40代女性)
「子どもが小さいときはパパのまねをしたり同じ口ぐせになっていて、よく笑いました」(神奈川県 30代女性)

口ぐせは、家族のなかでやり取りされる大切なコミュニケーションのひとつでもありますよね。その内容や受け答えの仕方によっては、家庭を明るく照らしてくれることもあるのだと、あらためて気づかされます。

わが家では、私自身が「これなんだ?」とよく言っているらしいのですが、それを聞いた子どもたちも小さいときから「これなんだ?」と頻繁に言っていました。「その言い方がかわいかったね」と夫婦で懐かしみながら会話したとき、口ぐせっていいものだなと感じたものです。



■パートナーの口ぐせとの付き合い方

「たかが口ぐせ」ではあるものの、毎日聞かされるため、その内容によっては大きなストレスとなる場合があるのもわかります。それでは、パートナーの口ぐせとはどのように付き合っていけばいいのでしょうか?

▼口ぐせの付き合い方その1、気にしない



「気にならないというより、『気にしない』です。気にするときりがないし、疲れちゃう。自分も口ぐせがあれこれあると思うので」(神奈川県 40代女性)
「主人は『正直…』と『~~な人間だから』が口ぐせ。初めは気になったが、最近は聞き流すようになった。ときどき思い出し、ツボにはまると笑ってしまい、主人と笑い合う」(宮崎県 30代女性)

▼口ぐせの付き合い方その2、口ぐせも受け入れる


「いっしょに暮らしていればお互いに思うところもあるでしょうが、たいして気にしていない。気にならないのは、お互いを受け入れているからだと感じる」(千葉県 40代女性)
「30年近い付き合いがあるので、もう慣れました。相手の体調や心の状態によっても、その時々に出てくる言葉は変わってくると思います。お互いのちょっとした変化に気を付けて思いやっていけたらいいなと思います」(北海道 40代女性)

▼口ぐせの付き合い方その3、相手に伝える



「私は気になったら伝えるし、夫にも『気にする人もいる』と理解してもらえればいいです」(神奈川県 40代女性)
「口ぐせが気になったときは、そっくりそのまままねして言い返す時もある」(北海道 40代女性)

ママやパパたちの多くが、何かしらの対策を立てて、パートナーの口ぐせとうまく付き合っているようです。

「気にしない」や「受け入れる」という優しめな態度もある一方で、気になることを「相手に伝える」という直接的なコメントも寄せられていました。確かに、その口ぐせが家庭内だけのものならいいですが、職場などの家庭外でも使われていれば、パートナー自身のためにも気づかせてあげたいと思うかもしれませんね。

また、こんな付き合い方もあるというヒントのようなコメントも寄せられていました。

「毎日の生活の中の一コマでいつものように聞かされていた口ぐせは、いつか懐かしく感じるようになる。いい意味で、これからも一日でも長く気になっていたいと思いますね!」(北海道 50代男性)

ここまで、パートナーの口ぐせについて考えてきました。長くいっしょにいるからこそ、わかってしまうお互いの口ぐせですが、なかには「事務連絡だけで雑談はほとんどないから口ぐせなんてわからない」といったコメントも複数寄せられていました。

たしかに会話さえしなければ、どんな口ぐせがあるのかもわかりませんよね。「パートナーが無口だから口ぐせもない」という声もあって、口ぐせが気になるというのは会話がある証拠なのかもしれません。

口ぐせは、その内容によっては、いっしょにいることがしんどくなってしまうほど、つらい場合もあるかもしれません。聞き流せるのであればそれもひとつの方法ですが、どうしても我慢できなければ、それを相手に伝えることも大切でしょう。その忠告がパートナー自身のためになる場合もあるため、家族だからこそ言ってあげたいとことですね。

またパートナーのイライラする口ぐせばかり気になるものですが、もしかしたら自分にも口ぐせはあるのかもしれません。パートナーの口ぐせが気になったときは、自分自身も「ネガティブなことばかり言ってない?」「決めつけたような言い方をしていないか」など、見直してみるといいかもしれません。

自分が直すことによってパートナーも気が付くことがあるかもしれませんし、変わることで、お互いに感じていることを言いやすい雰囲気も生まれるかも。

そして、「パートナーの口ぐせが懐かしくなる」日がくるとコメントにもあったように、いつか、そんな風に大切な家族の歴史の1ページになるかもしれませんね。

Q.パートナーの口ぐせ、気になる?

アンケート回答数:4808件
ウーマンエキサイト×まちcomi調べ

(高村由佳)

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