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ニューヨーク映画批評家協会賞が発表! 『アイリッシュマン』が作品賞。

  • 2019.12.9
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Photo_ Bryan Bedder/Getty Images for Universal
Lupita Nyong'o attends a special screening of 'Us' presented by Universal Pictures on November 06, 2019 in New York City.Photo: Bryan Bedder/Getty Images for Universal

ニューヨーク映画批評家協会賞が12月4日(現地時間)に発表され、ルピタ・ニョンゴがジョーダン・ピール監督のホラー映画『アス』での演技を評価されて主演女優賞、アントニオ・バンデラスが『ペイン・アンド・グローリー』で主演男優賞を受賞した。

またローラ・ダーンが『マリッジ・ストーリー』と『若草物語』で助演女優賞を、作品賞にも輝いた『アイリッシュマン』でジョー・ペシが助演男優賞を受賞した。脚本賞は、クエンティン・タランティーノ監督の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』に渡り、さらにクレア・マトンが『ポートレイト・オブ・ア・レディ・オン・ファイアー』で撮影賞を手に入れた。

このほか、ポン・ジュノ監督の『パラサイト/半地下の家族』が外国語映画賞、ジェレミー・クラパンの『失くした体』が長編アニメーション賞、マティ・ディオップが『アトランティックス』で初監督作品賞をそれぞれ受賞した。

一方でルピタは最近、両親の応援なしでは女優になれていなかったと語っていた。ケニア出身のルピタは、自身が育ったナイロビでは演技を勉強する場所に恵まれなかったとして「ハーレム・スクール・オブ・アーツが子ども達や生徒達にどれほど良いかを考えたの。私が育ったケニアのナイロビには、あんな学校はなかったわ。芸術に対する関心を育むことができたのは、その関心に価値を見出してくれた私の両親のおかげ。特に私の母は、芸術的な私の魂を大切にしてくれたわ。一日中仕事した後、私を車でリハーサルに連れて行って、車の中で5時間ぐらい待ってくれていたの。文句を一言も言わずに」

これを受け、母親のドロシーさんはこう続けていた。「私はあまり何もしていませんよ。私は彼女の関心を育む機会を探していただけです。私の仕事は、その機会を与えることでした。ほかの親御さん達もそうすることをお勧めします」「私達は、子ども達に自分の望みを押し付けるという間違いを犯しがちです。私は彼女を誇りにしていますし、彼女は私を輝かせてくれます」

Text: Bangshowbiz

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