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男が仕分ける「彼女にしたい女」と「妻にしたい女」の違いとは?【神崎桃子の恋愛スパルタ塾vol.50】

  • 2019.12.8
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出会いがあったとしても、彼女になれたとしても、彼がその気にならなければ結婚には辿り着けない……。

女がいくら“恋愛の延長線に結婚”を望んだって、男からしたら「彼女にしたい女」と「結婚したい女」は同一ってわけじゃないからね。

付き合っても「結婚したい女になるかどうか」はまた別の話。

今回は「彼女にしたい女と妻にしたい女の違い」を神崎桃子がレクチャーするよ。

彼女にするなら「見た目は外せない」けど、結婚するなら「きれい好きの女」

・「彼女にするなら見た目は大事、連れて歩くならキレイな女性がいいに決まってる。でも結婚となると顔やスタイルはさほど重要な項目じゃなくなる。奥さんの美意識高いと金もかかるからね(笑)それより家や部屋を清潔に保ってくれる方がいいよ」(38歳男性/自動車関連)

・「昔、美人な子と付き合ってたんだけど、彼女さ整理整頓ができない女だったのよ。俺の部屋に泊まりに来ても靴は揃えない、服や化粧品、ドライヤーは放置しっぱなしで、彼女の部屋の散らかり方が容易に想像できた。いくら髪や爪や肌や顔がキレイでも結婚はごめんだね」(43歳男性/金融)

――結婚生活において片付けられない、整理整頓ができないことでパートナーに不満を抱いているケースってすごく多いもの。

私の周りにも

「仕事から疲れて帰ってきたのに部屋が散らかってるのをみるとウンザリする」

「シンク周りはいつも汚れてるし、冷蔵庫に賞味期限切れのものがいつまでも入ってて驚く」

「こんなだらしないと思わなかった」と愚痴ってる男性は少なくないよ。

イマドキは昔と違って男も独身時代に料理や掃除洗濯をこなして家事ができる人も多いから、下手すると「俺のほうがちゃんとできる」なんて大喧嘩になる可能性は大いにある。

付き合ってるときなら外でデートすればいいことだけど、結婚となると日常だからね。

毎日過ごす空間が快適であることが一番!!

男からしたら

「彼女にはキレイでいて欲しいけど、奥さんには自分を磨くより、部屋を磨いてくれ!!」

ってことなんだよ(笑)

“自分はいくらキレイでも家は汚い”なんて女性だったら子供だってかわいそうでしょ。男はやはり奥さんにするなら家事や人のことにかまわなそうな女は選ばないね。

彼女にするなら「ほっとけない女」だけど、奥さんにするなら「しっかりした女」

・「男ってなんかこう守ってあげたくなる女性に弱いよね。トロくてどっか抜けてるような女性は手を貸してあげたくなる。職場でもテキパキと仕事をするキャリアウーマンタイプはほっとかれガチだけど天然ちゃんやドジな子は男性社員からからかわれて可愛がられてる。でも、現実問題『俺がついててやらないと!』とみたいなタイプの女性となんか結婚したら絶対負担。自立している女性が一番」(37歳男性/福祉関係)

――仕事ができる女性やしっかり者の女性というのは恋の相手としては敬遠されることも多々ある。

職場でもほんわかふんわりした女やか弱い女のほうがモテる存在だったりする……。

男には庇護欲があるからね。頼りなさげな雰囲気に「ほっとけない」という感情が湧いてくるもの。

でも、そんなどっか抜けてて危なっかしい女性を「ヨシヨシ」「可愛い可愛い」と言ってるのは男も青いうちだけなんだよ(笑)

男だって馬鹿じゃない。「俺が守ってやらないと」的な女には「コレもできない、アレもできない」「任せられない」ということに気づくの。

段取り悪くてどんくさいからこそほっとけなかったのに、次第にそのことにイライラするようになるんだよ(笑)

で、結局、男は若い頃に「君は俺がいなくても生きていけるだろ」と振ってきたタイプの女性を結婚相手に選ぶことになる。

男も女性経験を積めば価値観が変わるもの。

“頼りない女性”じゃなく“逞しい女性”がよくなるのよ!

ひとりでもちゃんとやってける女じゃないと「家計なんて任せられない」からね(笑)

彼女にするなら刺激や色気が欲しいけど、妻にするなら「安心できる女!!」

・「前の彼女は刺激的でしたね。なんてゆ~か考え方が個性的で気も強くて、しかも色気もあって……そんな彼女に夢中でした(笑)。仕事がいくらキツくてもすごく疲れても会いに行ってたし、金がなくても奢ったりプレゼントしたり……。高飛車な彼女に振り回されながらそれを楽しんでる自分もいたりして。でも、男って、そういう女性だと落ち着かないし安心できない部分があるんですよ~。恋愛は二人だけでいいことでも結婚となると親兄弟、親戚も関わってくる。うまく付き合ってもらわなきゃならない。『私は自分のやりたいことを好きにやるわ!』という自我を押し通すタイプでなく、周囲に気を使える女性じゃないと無理ですね」(39歳男性/公務員)

――男としては興奮もしたいし刺激も欲しい。けど、結婚には安定を求めるもの。

結婚生活で刺激的な毎日を送ってたら身も心ももたないよね(笑)

だから「人目を引くような派手な女性」でなく「平凡で堅実な女性」のほうが結婚においては安心できるってわけ。

彼女としてなら個性的だろうが刺激的だろうが構わないけど、妻にするなら「私はこういう女よ!」ってキャラ立ちは必要ないんだよ。

恋愛ならば二人の世界で済むことも、結婚においては二人だけの話じゃなくなるからね。

それに男性がお固い職業に就いていたり、出世を望んでいるならなおのこと!社会的体裁は気にするハズ。

周りや会社の人間に自分の妻がよく思われないとなると自分の評価につながってしまう。妻の素行がイコール自分の悪評になる。

だからこそ自己を主張しすぎるのではなく、人間関係をそつなくこなせる女性を結婚相手にしたいってわけ。

「周囲とうまくやってける」「人と揉めそうにない」「トラブルをおこさない」穏やかで柔軟な女性ね。

男からしたら最終的には“存在感がある目立つ女性”よりも“控えめな女性”が最適。

場の空気を読んで合わせることができる協調性のある女性を選ぶものなのよ。

男性は結婚においては「事なかれ主義」なもの!

男は結婚においてリスク負うことを避ける。

男性は女性よりも「事なかれ主義」なんだよ。

快適に暮らすこと、心地よく日常をすごせることが何より大事なの。

だから、もしあなたが“彼の彼女”でなく“彼の妻”を目指しているなら「結婚向きの女」になること、だね。

女がお金や年収を気にして「結婚に向いてる男かどうか」を考えるように、男だって「この女と一緒に生活してやってけるかどうか」を査定してるんだから。

(恋愛事情専門家/コラムニスト・神崎桃子)

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