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「お暇なときにでも」はダメ?印象を下げかねない使うと損なフレーズ5つ

  • 2019.12.7
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何気なく使っていた言葉が実は失礼な言葉に当たり、知らず知らずのうちに恥をかいている場合も……。

そこで今回はビジネスマナー講師の西谷依里子さんに、知らないうちに自分の印象を下げかねない“損なフレーズ”を紹介してもらいました。

使うと損なフレーズ5つ

出典: Roman Samborskyi / Shutterstock
(1)「お暇なときにでも」

このように言ってしまうと、相手に暇な時間があると言っているようなものです。

「お手すきの際に」を使いましょう。

(2)「お電話の声が遠いようなのですが」

このように言ってしまうと「あなたの声が小さいから聞こえにくい」と責められているような気持ちになり、不快に感じる方もいます。

「申し訳ございません、お電話が少々遠いようでして」と電話機器の不調のようなニュアンスで伝えることで失礼な印象を与えずに、状況を上手に伝えることができます。

(3)「〇〇は本日休みを頂戴しております」

“頂戴”は、与えてくれた先に対して使う表現です。

(会話している)相手が休みを許可している訳ではなく、休みは会社からもらっています。

こちらの文章だと、相手との会話のなかで、自分の会社に対して敬語を使っていることになり、立場の優先順位が変わってしまうためNG。「〇〇は本日休みをとっております」が正解です。

(4)「つまらないものですが」

自分の手土産をへりくだった言い方です。

もちろんNGという訳ではありませんが、初対面の方や上司へ使う場合には “つまらないもの”とへりくだるよりも、「〇〇がお好きと伺いまして、お口に合えば幸いです」「お気に召すとよいのですが」などのプラスの言葉のほうが、相手によい印象を与えられます。

(5)「私には役不足です」

“私にはその役は不相応で軽い” “自分にはもっと力がある!“という意味です。

“自分にはその役が大きすぎる”ことを伝えたい場合は「私には力不足です」が正解です。

たった一文字ですが、間違えると反対の意味をもってしまうので使う際には気を付けましょう。

自分が当たり前に使っている言葉が、正しいとは限りません。

悪気なく使った言葉で相手に失礼な印象を与えてしまったり、知らず知らずのうちに恥をかいていたりすることがないように、普段使っている言葉や口癖を見直し、ブラッシュアップしていきましょう。

【画像】
Roman Samborskyi / Shutterstock

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