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結納っていくらかかる?結婚式を挙げる前に必要な金額は?

  • 2019.12.7
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結婚にかかわるイベントは地方によって、世代によって考え方が大きく変わります。結納にかかる費用とはどのくらいかかって誰が負担するのでしょうか?

結納の意味

結納は婚約を確かなものにするのための儀式です。二人が婚約したことを二人だけの口約束ではなく、家族や親族に知らせる意味合いがあります。結納をすることで二人の知人にも二人が正式に婚約したことを知らせることができます。

また、両家の親族が正式に顔を合わせてあいさつをする場所でもあります。古い慣習では新郎側から贈られた結納飾りを新婦側の家で飾って、新婦側の親族や近隣の人に披露するところもありました。

結納金の意味

結納につきものなのが結納金です。結納金は新郎側から新婦側に贈ります。結納式では結納金や結納品の目録を作って披露します。結納金を受取るのは新婦側ですが金額が大きいからと喜んでばかりはいられません。結納金には、「この金額にふさわしい嫁入り道具を用意してください。」という意味合いも含まれています。

また受け取った結納金に対して、それにふさわしい結納返しを用意する地方もあります。結納金が高額になるほどいわゆる嫁入り支度の品が多くなり大掛かりな結婚になります。

結納金の相場と結納返し

結納金の相場は地方や家によっても違います。よく言われるのは「新郎の月収の3倍」または「新郎のボーナス一回分」です。その際、偶数金額や端数が出る金額はふさわしくないとされています。

例外的に8のつく金額は縁起のいい数字として認められています。70万円、80万円などが考えられますが、現在最も多い結納金額は100万円といわれています。

それに対して結納返しの金額は、関東では半返し、関西では一割返しが相場になっています。しかし、結納金本来の目的が嫁入り支度金なので、結納返しなしでその分、家電品や家具類を買う費用に充てることもあります。

結納金はだれが払う?

結納金を払うのは新郎側です。しかし、新郎本人が負担するのか新郎の親が負担するのかについては、新郎サイドの家庭の中で相談することになります。新郎が自分の預金の中から50万円出して残りの50万円を新郎の親が負担するといったことが多いようです。

結納式の式場と費用

結納式の会場は新婦の自宅、ホテルやレストラン、料亭、結婚式場などがあります。新婦の自宅で行うときには費用はそれほど大きなものになりませんが、料理代などはすべて新婦側が負担することになります。

ホテルなどで行う場合には費用負担は基本的には両家折半になります。ホテルなどで婚約式をすると会場費に料理代が加わります。ホテルや料亭などでは結納式のパックを組んでいるところもあります。費用相場は20万円前後のところが多いようです。人数が増えると費用が高くなります。ただ、この場合にもどちらかが強く推した会場が極端に高くつくといった場合には強く推した方が多めに負担することもあり得ます。

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