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展覧会「ミュシャと日本、日本とオルリク めぐるジャポニスム」静岡で、東西の芸術交流を探る

  • 2019.12.6
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展覧会「ミュシャと日本、日本とオルリク めぐるジャポニスム」静岡で、東西の芸術交流を探る

展覧会「ミュシャと日本、日本とオルリク めぐるジャポニスム」が、2020年4月11日(土)から5月24日(日)まで、静岡市美術館にて開催される。

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チェコ出身の画家・ミュシャとオルリクにフォーカス

「ミュシャと日本、日本とオルリク めぐるジャポニスム」では、チェコ出身の2人の画家、アルフォンス・ミュシャとエミール・オルリクにフォーカス。ジャポニスムの時代に出発した2人の作品と、その影響を受けた日本の作家、オルリクに木版画を学んだドイツ語圏の画家たちなどの作品400点以上を通して、グラフィックを舞台に東西が相互に与えた影響を辿っていく。

ミュシャが日本に与えた影響

ジャポニスムに沸くパリで、女優サラ・ベルナールを描いた《ジスモンダ》をはじめとするポスター作品で人気を博したミュシャは、藤島武二や中澤弘光など日本の画家に大いに影響を与え、「日本のミュシャ派」ともいうべき作品群が生み出された。「ミュシャと日本、日本とオルリク めぐるジャポニスム」では、浅井忠がパリのアパルトマンに貼っていたのと同図のミュシャのポスターや、雑誌『明星』などを展示し、連鎖し展開していくイメージを追う。

日本の技法を駆使したオルリクの石版画

プラハ生まれのオルリクは、ドイツのミュンヘンで版画制作を学び、オーストリアのウィーン分離派のメンバーとしても活躍。19世紀末ヨーロッパのジャポニスムの思潮の中で日本に憧れ、来日して日本画の筆法や浮世絵の木版技法を学んだ。さらに、印刷所で当時日本では誰も試みなかった石版画を制作。日本の風景や人々を描いた作品は日本の若い画家たちを魅了し、芸術作品として版画を制作するという新たな考え方を後押しした。

会場には、オルリクが滞日中および帰国後に制作した版画や、オルリクに触発されて石版画を始めた織田一磨の〈東京風景〉〈大阪風景〉連作などが展示される。

ジャポニスムの影響を受けた画家たち

さらに、これまで日本で紹介される機会の少なかった画家のポスターや装幀、版画作品なども集結。20世紀前半のチェコを代表するグラフィックデザイナーのヴォイチェフ・プライシクや、ジャポニスムの影響のもと制作を始め、日本にも立ち寄ったことのあるチェコの代表的版画家タヴィーク・フランチシェク・シモン、オルリクの影響によって多色木版画を制作するようになったヴァルター・クレム、カール・ティーマンといった作家を紹介する。

【詳細】
ミュシャと日本、日本とオルリク めぐるジャポニスム
会期:2020年4月11日(土)~5月24日(日)
※会期中展示替えあり。
休館日:毎週月曜日 ※ただし5月4日は開館、5月7日(木)は休館
場所:静岡市美術館
住所:静岡県静岡市葵区紺屋町17-1 葵タワー3階
開館時間:10:00~19:00(入場は閉館30分前まで)
観覧料:一般 1,300(1,100)円、大高生・70歳以上 900(700)円、中学生以下無料
※リピーター割引:2回目以降、本展の有料観覧券半券提示で当日券200円引き
※( )は、前売および20名以上の団体料金(団体券は来館当日に限り購入可能)
※障がい者手帳等持参者および介助者原則1名は無料
※前売券は2019年2月29日(土)から4月10日(金)まで販売予定

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