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あなたが右脳派か左脳派かは、スマホの使い方で分かる?

  • 2019.12.5
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左脳派はロジカルで右脳派はクリエイティブと言うけれど、自分がどちらに属するのかは謎。でも、ある実験で明らかになった方法を使えば、それが簡単に分かるかも。その内容を『Prevention』からご紹介。

科学者たちは、利き手によって携帯電話を当てる耳が変わるかどうかを調べるために、700名以上を対象にアンケートを行った。すると、右利きの中で携帯電話を右耳に当てる人は68%、左耳に当てる人は25%、どちらでもよい人は7%という結果になった。左利きの場合でも、携帯電話を左耳に当てる人は72%、右耳に当てる人は23%、どちらでもよい人は5%という似たような結果になった。

でも被験者は、利き手の方が使いやすいというだけで、そちら側の耳に携帯電話を当てているわけではない。耳鼻咽喉科・頭頸部外科専門誌『JAMA Otolaryngology-Head & Neck Surgery』に掲載された同論文の著者で、ヘンリーフォード病院の神経耳鼻科手術ディレクターを務めるマイケル・シードマン医学博士によると、右耳から入る音の9割は左脳に到達し、左耳から入る音の9割は右脳に到達する。つまり、脳の言語中枢が左脳にある人は、音が左脳に速く伝わるよう携帯電話を右耳に当てる可能性が高いということ。そう考えれば、字を書く方の手で携帯電話を持たない人がいることにも説明がつく。

シードマン博士が言うように、これで高い検査をしなくても、右脳と左脳のどちらが優勢であるかを特定できるようになるかもしれない。

ほとんどの人は左脳でものを考える。でも、右利きだと言語中枢が右脳に位置することもあり(これがクリエイティブであることを示すサイン)、その場合には左手で携帯電話を持つ。あなたが利き手とは逆の手で携帯電話を持っているのも、これが理由かもしれない。

※この記事は、『Prevention』から翻訳されました。

Text: Kiera Carter Translation: Ai Igamoto

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