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ブラッド・ピット、過去の過ちについて赤裸々に告白

  • 2019.12.5
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アンジェリーナ・ジョリーとの離婚劇で世界中の注目を集めたブラッド・ピットは、個人的にもさまざまな問題を抱えてきた。プライベートなことについて語りたがらないことでも知られるブラッドがこのほど、自身が過去に犯したいくつかの過ちについて明らかにした。

『インタビュー・マガジン』誌の最新号に掲載されたオスカー俳優アンソニー・ホプキンスとの対談のなかでブラッドは、今も責任を負うことの難しさと「葛藤」していることを告白。

「誇ることができない過去のあらゆる選択について、自分を心から許すために、そうした間違いも価値のあることだと考えるようにしている。それらの過ちは僕に分別を与え、その分別が僕をまた別の何かに向かわせてくれたんだからね」「何かがあってこそ、別の何かも手に入る。それは、この歳になってやっと理解し始めたこと。もちろん、どれも人からほめられるようなことではないけど」

何についてかを明言こそしていないが、これは彼が抱えていた飲酒の問題のこと。アンジーとの離婚や子供たちの親権を巡る裁判のなかで、ブラッドは過度の飲酒や暴力を訴えられていた。だが、およそ1年半にわたりアルコール依存症者向けのミーティングにも参加し、現在は断酒している。

ブラッドは「飲酒は自分自身に危害を加えることであり、逃げることだとも思った」とアンソニーに語っている。

さらに、間違いを犯したあとに人がどれだけ成長するかにも関心を寄せているというブラッド。犯した過ちにとらわれすぎないようにするため、過去の生き方を許して受け入れ、それを自身のガイドラインにもしたという。

時にはそのガイドラインから外れることもあるそうだが、自分の“滑空速度”には寛容でいるようにしているとのこと。「何かに巻き込まれたり、ハンドルから手を離してしまうこともある。僕も人間だからね」

また、対談ではなんとブラッドは20年間近くも泣いていなかったということが明らかに。だが歳をとった今では、少しくらい涙を流してもいいと思うようになったそう。「20年間くらい、泣いたことがなかった。でも人生も折り返しを迎えて、心を動かされることがずっと多くなったよ――子供たちや友人、ニュースによってね。ただただ、感動させられるんだ」。ブラッドは、自分にとってそれを「いいサイン」だと受け止めているそう。

こうした心情のマチュアな変化が、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』や『アド・アストラ』など、最近の出演作での彼の高い評価に繋がっているのかも。次回作にも期待したい!

Photos: Getty Images From COSMOPOLITAN

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