カラフルでおしゃれなアートがいっぱい!! 韓国・釜山の「甘川文化村」へ行ってみよう。

韓国第2の都市・釜山にある「甘川文化村（カムチョンドンムナマウル）」。山肌に家々が密集するその光景から“韓国のマチュピチュ”と呼ばれ、たくさんのアートにあふれた村としても話題です。今、フォトジェニックなスポットとして人気を集めている甘川文化村をご紹介します。

甘川文化村はどうして村中がアートだらけに？

甘川文化村の成り立ちは、朝鮮戦争時代にさかのぼります。北朝鮮側から避難してきた人々がこの辺りに密集して家を建てはじめました。その集落の光景を気に入った芸術家や写真家たちがギャラリーを作りはじめ、2009年からは「マチュピチュプロジェクト」として、村全体にアート作品が飾られるようになりました。
真っ先に目につくのはカラフルに塗られた家屋が並ぶ光景ですが、一歩村に入ると、いたるところでオブジェや壁画などが見られます。

甘川文化村 おすすめのフォトスポット

カラフルでかわいらしいアートがあふれる甘川文化村は、どこを切り取っても絵になりとてもSNS映えのする写真が撮れます。おすすめのフォトスポットをご紹介します。

星の王子さまとキツネ

「星の王子さまとキツネ」は、甘川文化村のアートの中でも特に人気のあるフォトスポットで星の王子さまと友達のキツネが並んで座り町を見下ろしています。有名な絵本のキャラクターたちとの素敵な写真を撮影しようと、順番待ちの列ができることも珍しくありません。

甘川の顔

突如として現れる大きな顔のオブジェ「甘川の顔」は、顔と頭で甘川の町を表現したアートです。

思い出の影

「思い出の影」は、甘川の町並みと、ここを訪れた人々を表現したアートです。

金海国際空港から甘川文化村への行き方

金海国際空港からアクセスする場合は、まず土城駅もしくはチャガルチ駅を目指します。空港から金海軽電鉄に乗り沙上駅まで行き、そこから地下鉄2号線で西面駅へ。地下鉄1号線に乗り換えて土城駅もしくはチャガルチ駅で下車。所要時間は約45分です。そこからは、バスかタクシーで甘川文化村へ向かってください。
どちらの駅からもバスは1-1、2、2-2番に乗り、「感情小学校（カムジョンチョドゥンハクキョ）」で下車。土城駅から約15分、チャガルチ駅からは約25分です。

■甘川文化村

［所在地］ 釜山広域市沙下区

いかがでしたか？ アートがあふれる釜山のフォトジェニックスポット、甘川文化村。これから釜山へ行く方は、ぜひ足を運んでみてくださいね。

この記事は2018年11月2日に公開されたものを再編集したものです。