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背中のハミ肉を解消!下着の食い込みをなくすエクササイズ

  • 2019.12.4
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背中のハミ肉は、普段、鏡で後ろ姿をチェックしない限り、見落としがち。無防備なまま過ごすと、背中のハミ肉はどんどん増殖しかねません。今回は、背中のハミ肉を解消するエクササイズ美容鍼灸・整体師として活躍する、横内稚乃先生に伝授いただきました。

背中のハミ肉の原因

事務職で、1日中座りっぱなしで、前かがみの姿勢が多いと、肩甲骨が外側に開きやすくなり、背中の筋肉の筋力低下しやすくなります。背中の筋力が落ちることで、猫背になりやすく、背中に余分な脂肪がつきやすくなるのです。その結果、下着を着用した時に、背中の肉がはみ出しやすくなり、後ろ姿が老けて見えることもあります。

また、掃除や料理といった家事をする時間が長かったり、運動する機会が少なかったりすると、姿勢が悪くなりやすく、背中にお肉がつきやすくなります。

背中のハミ肉を解消するボディケア習慣

イスに座る時は背すじを伸ばす

少し浅めに座るか、柔らかめのクッションを座る部分に敷くことで、背すじが伸びやすくなります。デスクワークで、パソコンを使用する時は、画面を目線よりやや下になるように設定すると、背中が丸くなりにくいです。

歩く時は大きく腕を振る

両肘を軽く曲げて、大きく腕を振って歩くことで、肩甲骨周囲の筋肉のコリが解消し、背中のお肉がつきにくくなります。

食事の時はよく噛んで味わって食べる

噛む回数を増やすことで、唾液の分泌が促進し、食べ物を消化しやすくなります。唾液の分泌量が少ないと、食べ物が分解されにくくなり、余分な脂肪が蓄積しやすくなるのです。

消化が良いと、食べ物の残りカスは老廃物が体外へ排出されやすくなり、その結果、基礎代謝が上がりやすくなることで、脂肪がつきにくくなり、背中のハミ肉の予防になるのです。

背中のハミ肉を解消する3つのエクササイズ

両腕を肩と水平の高さに上げて、腕を大きく回わす

肩を軸に、腕を前回し、後ろ回しを各々10回くり返してください。肩甲骨周囲や背中が刺激されて、筋肉の弾力性が上がり、血行が促進することで、背中が引き締まりやすくなります。

背中の後ろで手を組み、肩甲骨を内側で引き寄せる

背中の後ろで腕を伸ばして手を組み、肩甲骨を内側へ引き寄せたり、緩めたりを20回繰り返してください。肩甲骨を動かすことで、背中の脂肪が燃えやすくなり、ハミ肉を解消しやすくなります。

うつ伏せになり、上半身を床から起こし両肘を曲げる

最初は、うつ伏せで、両腕、両脚を伸ばします。次に、上半身を床から10cm浮かせて、最後に両肘をゆっくりと曲げてください。

この流れを10回繰り返すことで、背中の筋肉、広背筋(こうはいきん)や脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)などが刺激されて、基礎代謝が上がり、背中から痩せやすくなります。

背中のハミ肉を解消して背中美人に!

背中のハミ肉は、普段は鏡を見ない限り気が付きにくい部分です。背中のハミ肉を増やさないためにも、姿勢に気をつけて基礎代謝を上げ、食事の際に、噛む回数を増やし、消化を良くすることが大切です。ハミ肉解消エクササイズを取り入れて、背中美人になりましょうね!

この記事の監修者

横内 稚乃

1975年兵庫県出身。明治鍼灸大学(現在「明治国際医療大学」)卒業。2004年に大阪府茨木市で、Access Health & Beauty稚乃針灸整骨院を開業し現在に至る。美容鍼灸や小顔矯正、骨盤矯正などの施術が人気の美容専門の鍼灸整骨院で、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌などの多数のメディアに取り上げられている。

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