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白と黒の「小物」を買うべきなのは、ニットが主役になる今!

  • 2019.12.1
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ニットが主役になる時期こそ、シャープに整う「白と黒」の小物が必要。ソフトな風合いに緊張感をもたらす白、きちんと感を強化するかっちりした黒。リラクシーな服をミニマムにそぎ落としつつ、気品を高める小物は、白と黒の中で見つかる。
※( )内の数字は、バッグのサイズで縦×横×マチ、靴はヒールの高さで、単位はcmです(編集部調べ)。

01.「整う白」には”角”が必要
クリーンな色みで意外と主張しがちな白小物。爪先や全体のフォルムがスクエア型の引き締め力の高い白なら、あらゆる服にまとまりよく、抜けをつくるのに好都合。


1.ミニスクエアポーチ(12×12×6) 3,500円+税/TODAYFUL(LIFEs 代官山店) 角以外はふくらみがあるため、どこかやわらか。 2.切り替えシューズ(1) 82,000円+税/ジルサンダー(アクアガール渋谷) 明度の違う白のバイカラーでひそかに個性的。 3.トゥスクエア白ショートブーツ(5.5) 27,000円+税/Dhyana. 直線的な幅広トゥだと、ロングボトムからのぞくぐらいでもスマートな装いへとシフト。 4.ストラップつきバッグ(13.5×19.5×8) 15,800円+税/ル・ベルニ(キャセリーニ) ヴィンテージムードも漂わすトランク型。

02.「細く長い黒」を足元で効果的に
レースアップや細身のブーツなど、縦のラインをつくる細長いデザインは、さらにきゃしゃ見せに促す黒で採用。重たい服が多い今、足元でとり入れるとスレンダーな体のラインを想像させる一役に。


1.レッグウォーマー 10,000円+税/beautiful people(ビューティフルピープル 銀座三越) ヒールを通せる小さい穴を設置。 2.黒パンプス(6.5) 22,000円+税/ダニエラアンドジェマ 3つのストラップでリズミカルに脚のラインを締める。 3.エナメルレースアップシューズ(2)(12月中旬展開予定) 24,000円+税/FURFUR(FURFUR ラフォーレ原宿店) アンクル丈で足首までほっそりと。 4.スエード黒ブーツ(5.5) 14,000円+税/31 Sons de mode(ヒロタ) ズレ防止のストラップつきなら長時間歩いても美形なまま。


レザーのロングブーツにハンサムなパンツをIN。シュッとした黒のラインで、センシュアルなムードも獲得。

03.品格は「白のパール」でさりげなく
オケージョンな雰囲気を持つ白のパール。顔まわりや手元で小さく使うと、カジュアルな服ともちぐはぐにならず上品な面持ちへと昇華。ゴールドと組み合わせた、エレガントに華やぐものだけをコレクト。


1.ゴールドチェーン×パールネックレス 5,500円+税/ダブルスタンダードクロージング(フィルム) 太いチェーンの存在感に負けない大粒のパール。 2.ハーフパールピアス 9,500円+税/カリーヌ パリ(ルージュ・ヴィフ ラクレ ルミネ新宿店) サークル型でよりレトロな表情。 3.パールリング 35,000円+税/シャルロット ウーニング(フラッパーズ) 手元がほっそり映る小ぶりなサイズ感。 4.Aパールアシメピアス 9,100円+税/ジェンマ アルス さまざまなアルファベットにパールをほどこした、品のいいアクセント。


無地の白コートに大きなパールピアスでLADYな飾り気を加算。同系色で統一させたことで、洗練された印象に。

04.白も黒も「丸み」を持たせて凝った形
モードに引き上げる変型小物も、曲線的なラインを持つ、しなやかなひとクセフォルムが、今季のキレイめな装いと好相性。白と黒の無表情な色で、特徴のある形もクールにとどまる。


1.白ストラップつきフラップバッグ(34.5×40×20) 27,778円+税/COS(COS 銀座店) ビッグサイジングで日常づかいにも便利。


2.黒レザークラッチバッグ(12×25×2) 54,000円+税/BUILDING BLOCK(エスケーパーズ) ウッドの球体でタフな黒をマイルドに。


3.トゥ切り替えショートブーツ(5.5) 8,900円+税/RANDA 凹凸のあるヒールがメリハリづけにも作用。


4.レザーマチなしバッグ(20×18×7) 39,000円+税/MARROW(4K) ハード素材の黒も、カーヴィーな形で甘い服ともバランス良好。


5.ショルダーつきサークルバッグ(18×18×3) 28,000円+税/ボルシージョ(フラッパーズ) 持ち手の三角をたたんでクラッチとしても活躍。


6.アコーディオンしぼりバッグ(19.5×19×19) 11,800円+税/ル・ベルニ(キャセリーニ) 底周辺はふっくらとクッション性のある生地感。


7.レザータックバッグ(33×31×14) 27,000円+税/デ・プレ 波打つ開け口がモダンな印象へシフト。


8.シューズ(4) 18,000円+税/オデット エ オディール(オデット エ オディール 新宿店) はき口のギャザーが適度にガーリー。


ALL白でまとめて、特徴的な黒バッグをシンプルの中での遊び心に。角のない形だからモノトーンの装いもキツくなりすぎない。


半円のクラッチバッグが、見慣れた黒ニット×デニムの合わせを都会的なルックスへ。

05.ハズさず使う「インテリな黒」
クラシックがキーワードとなる今、ゆるい服にはローファーや時計など、知的な黒で正統派に飾るぐらいがちょうどいい。レザー素材をメインに、まじめな中に深みももたらすアイテムを選抜。


黒ボストンバッグ(21×37×19) 68,000円+税/ジャンニ キアリーニ(ジャンニ キアリーニ 表参道店) 厚手のレザー地だから、重い荷物を入れても形くずれしにくい。


ゴールドビットつきローファー(2) 12,000円+税/ル タロン グリーズ(ル タロン グリーズ ルミネ新宿店) 細身のシルエットでスタイリッシュ。


眼鏡 33,000円+税/propo(プロポデザイン) 丸みのあるフレームでおかたくなりすぎずやさしげな表情に。


スクエアフェイス腕時計 22,000円+税/オリビア・バートン(エイチエムエスウォッチストア 表参道) ディープグリーンの文字盤がひそかなさし色。 英字ウォレット(11.5×10) 22,000円+税/オルセット(オルサ) 小さなゴールドロゴが黒に映える。

06.「あたたかい質感」それぞれの選択
秋冬素材をまとった、穏やかさを足せる白黒小物。軽やかな白と重たい黒の、各色のイメージを生かした、主張のある素材をなじみよくとり入れられる形にこだわってお届け。

WHITE >> ふんわりした質感に合わせてラフな形


1.トートバッグ(37×40) 28,000円+税/MARROW(4K) 深い赤のハンドルが大人の女性らしさを演出。 2.ショルダーストラップつきバッグ(29.5×29×16) 13,500円+税/ダイアナ(ダイアナ 銀座本店) クセ毛のようなファーでリズミカルに。 3.ストール 26,000円+税/スロー(RHC ロンハーマン) アウター感覚ではおれる大判ストール。 4.白ウールバケットハット 33,000円+税/MUHLBAUER(GALERIE VIE 丸の内店) 深くかぶれる縦に長い形が、クラシカルな面持ちに。 5.ファートートバッグ(34×37×12) 40,000円+税/beautiful people(ビューティフルピープル 銀座三越) シンプルな服に映えるボリュームファーも、オフ白ならナチュラルにとけ込む。 6.ヘアバンド 6,500円+税/ウィスプ ワイルド&ウィキッド ウーリーズ(エリオポール代官山) ざっくり編みでニュアンシー。 7.ハンドウォーマー 9,500円+税/ヤングアンドオルセン ザ ドライグッズストア(グーニー PR) ニットトップスの下に重ねると、簡単にニットONニットの高感度なレイヤードが完成。

BLACK >> かっちりとしたフォルムにもこもこ


1.ファー黒バッグ(22.5×28×14.5) 10,900円+税/カシオペア(リフラティ シップス ルミネ横浜店) くるくるとしたファーで愛嬌も足せる四角いバッグ。 2.ファー折り返しブーツ(9) 67,000円+税/ファビオ ルスコーニ(ファビオ ルスコーニ ヴィオロ福岡店) 短い毛のファーなら、足元で加えても重厚感が出すぎない。 3.コーデュロイショートブーツ(5.5) 8,900円+税/ビーミング by ビームス(ビーミング ライフストア by ビームス コクーンシティ店) 細うねですっきりまとまる。 4.黒ハラコローファー(2)16,000円+税/オデット エ オディール(オデット エ オディール 新宿店) スリッパ感覚でもはける、かかとが折れるタイプ。 5.がま口ハンドバッグ(20×31.5×11) 55,000円+税/ヲヨヨ(キーロ) ウッド×ニットのリラクシーな素材どうしをドッキング。 6.ハット 43,000円+税/デストレ(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店) ベロアのリボンが高見えに貢献。 7.キルティングベロアバッグ(31.5×25.5) 9,000円+税/ビリティス・ディセッタン(ビリティス) カクカクした形でリッチな素材をトーンダウン。


1.ファーストラップが、長いものどうしに躍動感をプラス。


2.クッションのような、ふかふかとしたバッグ。プレーンなワンツーにメリハリとかわいげを投入。


3.まじめな装いに隙をつくれる、体を包み込む大きなストール。あいまいな白だからコンサバになりすぎない。


4.ブーツのはき口にある少量のファーが、コントラストの強い配色の、緊張感をゆるめる一役に。

07.大人の遊び心は「黒レザー」とともに
ロゴ入りやハート柄など、デコラティブな小物で無地の服の感度もぐっと上昇。ハズしになるデザインも、黒×レザー素材のシックなディテールがあれば、キレイめなスタイルにも浮かない。


1.ストラップつきレザークラッチバッグ(13×24.5) 9,000円+税/ヤングアンドオルセン ザ ドライグッズストア(グーニー PR) 持ち手のロゴで、まじめな黒も親しみやすく。 2.クロスベルトシューズ(1.5) 53,000円+税/TOGA PULLA(MIDWEST) ゴツいバックルが即座にモードへと引き上げ。 3.ハート柄シースルーバッグ(19.5×22) 37,000円+税/ラドロー(ロンハーマン) 黒で冷静さを保つ、オーガンジー素材&ハート柄の甘い組み合わせ。

08.顔まわりも「強い黒」でキレよく
陶器やレザー生地など、かたい素材のアクセサリーは無地の黒でスマートなカッコよさにアップデート。ビッグシルエットのトップスでも凜とした女性像を演出できる、顔まわりの飾りをセレクト。


1.ヘアゴム 25,000円+税/アレクサンドル ドゥ パリ(アレクサンドル ドゥ パリ GINZA SIX店) リボンがレザー地でタフなLADYへ刷新。 2.ピアス 9,800円+税/レヴェンス(RHC ロンハーマン) キャッチーなモチーフも黒の陶器でノーブルに。 3.レザー2連フープピアス 5,500円+税/TODAYFUL(LIFEs 代官山店) ハードな素材のおかげで、大ぶりなサイズも締まって見える。


ジャケット×フリンジピアスの、真逆のテイストMIX。レザーのマットな質感が端正な服ともうまくなじむポイントに。

09.「甘さ」は白黒一緒に使う
白と黒の辛口配色を活用して、チェック柄やパールつきなどレトロガーリーなデザインに気負わず挑戦。しなやかな風合いを選ぶと、さらに力が抜け、大人の余裕をかもし出すことも可能。


1.ハーフドットスカーフ(52×52) 5,900円+税/Le Vernis(ナノ・ユニバース カスタマーサービス) 白ベースで清楚なムードに着地。 2.チェック巾着バッグ(21.5×25.5×16) 8,800円+税/ツイードミル(ル タロン プリュ 有楽町マルイ店) ウール地で品格がUP。 3.黒パールストラップミュール(1.5) 29,000円+税/TSURU by Mariko Oikawa 足元だけで淑女にいざなうハラコ×パール。4.チェックワンハンドルバッグ(22.5×23×13) 5,400円+税/トラディショナル ウェザーウェア(トラディショナル ウェザーウェア GINZA SIX店) 長財布がちょうど収まるぐらいの絶妙なミニサイズ。


ヒールにパールがついた靴で、後ろ姿もぬかりなく。モノトーンで統一したことで、「地味に華やぐ」スタイリングが完成。

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