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ギャルリー ヴィーの名品ニット。上質なセーターに包まれる幸せ

  • 2019.11.28
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秋冬のファッションに欠かせないアイテムと言えばセーター。さまざまな形、さまざまな色とデザイン、そして素材。値段も幅広く、何をチョイスするか?毎年のように迷い悩むアイテムでもある。私の最近お気に入りセーターとそのコーデをご紹介。

■冬の定番。ウール100%のタートルネックセーター

幼い頃、母は機械編みのセーターを姉とおそろいでよく編んでくれた。

「とっくりセーターが一番暖かいわよね」と、母が編んでくれるのは決まって「とっくりセーター」、いわゆるタートルネックセーターであった。

大人になってからは、クルーネックだったり、Vネックだったり、ちょっとだけ襟が立ち上がったハイネックだったり。ピタッと体の線が出るコンパクトなニットからビッグニットまで、本当にさまざまなニットに袖を通してきた。

そしてあごのラインがたるみ始めた40代を境に、大好きだったタートルネックは、なんとなく敬遠するようになってしまっていた。

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ところが去年ぐらいから、俄然私の中でお気に入りの地位を獲得し始めたのが、ギャルリー ヴィー(GALERIE VIE)のファインウールのタートルセーターだ。

友人が着ているのを見ていいなと思って手に入れてからは、その着心地の良さと形の綺麗さにハマってしまった。

・襟の立ち上がりがしっかりしていてへたらない
・厚手のニット生地のお陰で逆に小顔に見える効果
・ウール100%の優しい肌触りでとにかく暖かい!
・定番商品ゆえ、焦らずでゆっくり一枚ずつ買い足せる
・大きめにできているので、中にシャツをインするなど着こなしも自由

来年も違う色を買い足そうと思うほど、現在気に入っているタートルセーターである。

■アイボリー色のタートルネックセーターのコーデ 3選

このシンプルな定番のタートルセーター。今年買い足したアイボリー色のものを使って、ガラッとイメージが変わる3通りのコーデを考えてみた。

1.パンサー柄のタイトスカートで、エレガントで女っぽいコーデ

パンサー柄のツイードのタイトスカートの派手さを、優しいアイボリー色のタートルセーターが見事に中和してくれるコーデ。

足元はさらに女らしく、凝ったデザインのワイン色のハイヒールを合わせ、レディライクなハンドバッグを持ってみる。

首も腕も胸元も上半身のボディラインも露出しないので、女っぽすぎず上品なイメージをまとえる。ニットがイメージをコントロールする力は偉大だと思う。

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2.綺麗なカラーパンツと合わせて、優しげに端正なコーデ

アイボリー色のセーターはもちろんボトムスに何色のものが来ても平気。

この利点を生かし、綺麗なペパーミントグリーンのセンタープレスのパンツと合わせてみる。
シャツを合わせるよりもどこか優しげに仕上がる。

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コンサバティヴに傾きすぎるとつまらないので、ショートブーツを合わせ、フリンジが揺れるバッグを。パイソン柄の革のバングルやフリンジの大きめピアスでトレンドをON。

歳を重ねれば重ねるほど、こういう服を「日常服」とする女性になりたいなと思っている。
上質なニット、上質な綺麗色のパンツ。ひとさじのトレンド。

女に必要な服はこれだけだ、と悟った先にあるのは、きっと「アイボリーのタートルセーター」。そんな気がする。

3.王道! デニムに合わせるカジュアルコーデ

ゆるっとしたタートルセーターにデニムは言わずもがな合う。セーター+デニムなんて小学生でもやっているコーデだ。

大人の女性ならばここでもうひとひねり欲しい。

赤いパテント素材にスタッズ付きのハイヒール、アクセサリーもお揃いのゴールドのスタッズが連なるピアスをつけて。バッグは黒と白のパンサー柄トートで、力の抜けたクールなカジュアルに。

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■シンプルなタートルセーターを着る幸せ

最近流行っている服の断捨離。

いかに服を減らそうかと考えているうちに、「手入れが大変でかさばるニット・セーター類を一切着ない」と決めてしまう方法があると聞く。

たしかに合理的な考え方だ。

けれど、ヒートテックでもフリースでも、たとえ発熱する未来の新素材(?)の服がこれから発明されようとも、やっぱり女の人生にセーターは必要だと私は思う。

なぜなら、幸せになるために服はあるから。

柔らかな肌触りに顔も上半身もくるまれて、癒されるあの感触。
その心地よさは手放せない。

上質な柔らかなセーターを着た女は間違いなく幸せそうに見える。

お気に入りのセーターが運よく見つかったならば、丁寧にケアをして、上手にセーターと付き合っていく覚悟を持つ。

お気に入りのセーターがちゃんと手入れされてクローゼットに収納されている。
そう思うだけできっと冬は待ち遠しい季節になる。

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