1. トップ
  2. 恋愛
  3. 『30代女性は続々成婚しているのになぜ!? なかなか決められない20代女性が陥りがちなキケンな婚活』婚活アドバイザー、植草美幸(第68回)

『30代女性は続々成婚しているのになぜ!? なかなか決められない20代女性が陥りがちなキケンな婚活』婚活アドバイザー、植草美幸(第68回)

  • 2019.11.28
  • 5300 views

いくつになっても今が一番若い


こんにちは、結婚相談所マリーミー代表で婚活アドバイザーの植草美幸です。

今年も残すところ1カ月ちょっと。マリーミーでは毎年成婚ラッシュを迎える時期でもあります。夏頃にお見合いをして愛を育んできた二人がクリスマスを機にプロポーズしたり、まだ出会っていない男女がこれからお見合いをして年内に成婚! なんてこともありえるのが結婚相談所。

20代でも30代でも、結婚したいのなら1日でも早く始めた方が有利なのが婚活。これは男女ともに言えることだけれど、特に女性にとって若さはひとつのアドバンテージになるのだから有効に使う手はありません。「来年こそ、婚活して結婚!」と先延ばしする前に、婚活をするなら今日からでも始めましょう! 20代でも30代でも、そして40代でも、その人にとって今が一番若いのですから。

今回は、若さが武器になるはずの25歳から婚活を始めたのに、なかなか成婚に至らない女性のマッチングケースをご紹介します。


CASE
27歳女性・会社員 × 32歳男性・SE


この女性がマリーミーに入会したのは2年前。女子大を卒業し、金融企業に勤めて3年目の年でした。結婚が早いとされる金融業界で、同期の女性は続々と結婚。大学時代の友人たちも早々に結婚を決め、焦った女性は結婚相談所の門を叩いたようなのね。

ところが、結論からいえば2年経ち27歳となった今でも成婚には至らず。半年から1年で成婚退会する人が多いマリーミーにおいて、2年以上も在籍するのは稀なこと。しかも、25歳と若さを武器にできるはずなのに、なぜなのか。

最初は好印象なのに最後は男性が逃げ出してしまう


入会当時はもちろん、27歳の現在でもマッチングは成立します。この32歳の男性も、結婚相談所内でいくつもマッチングが成立するモテる部類。女性が求める条件に合った人なのだけれど、デートに進展しないの。これまでも初対面では好感を持たれて、2度、3度とデートをするのだけれど、徐々にわがままが出てきて男性が逃げ出すパターンの繰り返し。全くもって成長がないのよね。

その上、男性からの指摘はもちろん、私たち婚活アドバイザーから注意をされると音信不通になってしまうという悪い癖が。ほとぼりが冷めた頃に連絡をしてきて、担当者が変わると婚活を再開するのだけれど、それでも改心した様子はなし。だから、あっという間に2年の歳月が過ぎてしまったというわけ。


まだまだ大丈夫という気持ちが結婚を遠のかせる


きっとこの女性は、焦っていながらも心の奥底では若いし、まだまだ大丈夫と思っているのでしょう。でも、上辺だけの婚活をしていては、いつまでたっても結婚はできません。お見合いは、やっぱり大人の30代の方が展開が早く、成婚率も高いの。

でも、この女性が30代になって結婚できるかといえば、定かではないわ。この女性に限らず、最近の若い人は自分を見つめ直すこともせず、嫌なことからは逃げる。そして、人と深く付き合えない、ひ弱な男女が増えているように思うわ。結婚は他人同士が家族になるという、まさに究極の人付き合い。お子ちゃま同志では上手くいくはずがありません。

婚活において、本当に若いというのは実は24歳まで。それくらいまでは、少し性格に難があっても若いからと許容してくれる男性もいるわ。でも、25歳を過ぎたら、20代とはいえ大人の振る舞いができない女性は敬遠されるということを肝に銘じておいてくださいね。


*個人情報保護のため、一部アレンジしています。

元記事で読む
の記事をもっとみる