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累計300kgの脂肪を落としたダイエットのプロが教える「リバウンドしない」条件3つ

  • 2015.4.5
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あっと言う間にボディラインが気になる薄着の季節になりそうな今年。賢い大人女子は周知の事と思いますが、ダイエットとリバウンドを繰り返しをするくらいなら、ダイエットなんてしない方がイイんです。

というのも、安易に取り組まれがちな“食事制限だけ”のダイエットで“体重”が減った場合、例えば5㎏の減量に成功したとしても、脂肪は多くて2.5㎏しか減らず残りの2.5㎏は筋肉や水分。そして「ダイエット目標達成!」と喜んだのもつかの間、夏が終わり気が緩んでリバウンドしたとすると、2.5㎏しか減っていないはずの脂肪が5㎏体につくわけで、当然、体脂肪率は上がり筋肉量も減っている為、基礎代謝の低い、ますます太りやすい体質になってしまうんです。

しかも脂肪の体積は筋肉の約3倍。体重はもとに戻っただけなのにサイズアップして見た目はダイエット前より太って見えてしまうのです。

そこで今回は、累計300㎏を超えるクライアントの“脂肪”を落とした筆者独自メソッドから、3つのポイントをご紹介したいと思います。

 

1:「偽の食欲」に騙されない

通常、私たちは食事を始めて20分くらいから血糖値が上昇し、60分前後でそれはピークに達しその後、徐々に下がっていきます。それゆえに食事をとらない時間が長く続くと、脳内ではエネルギーとなるブドウ糖の不足を感じるため、空腹感というシグナルを出して食欲を導きます。これが“本当の食欲”ですね。

一方、「ランチの時間だから」「美味しそうな匂いがしたから」「見たら美味しそうで。」というような時間に基づく習慣や、香りの記憶、視覚的な刺激からの食欲を“偽の食欲”といいます。

「何か食べたい」と思った時に「本当に空腹なのか?」5秒でいいので考えてみましょう。「食べたいのに我慢!」ではストレスになり更に食欲が増してしまいますが、ちょっと考えて「本当はそうでもない」と気が付けば、無理なく食欲が抑えられます。

 

2;「コントラストはっきりめ+小さ目」の食器を

例えば、同じ量のパスタでも大きなお皿の中央に盛り付けるのと、小さなお皿いっぱいに盛り付けるのでは、小さなお皿に盛った方がたくさんあるように感じます。

また、クリーム系などの白っぽい色のパスタを白いお皿に盛り付けるのと、赤いお皿に盛り付けるのではコントラストのはっきりとした赤いお皿に盛り付けた方がたくさんあるように感じます。

この視覚効果、パスタだけでなく、毎日使うお茶碗の色や大きさにも使えるので、お茶碗は小さめの色の濃いものをチョイスするといいでしょう。

 

3:「本能的ご褒美」と「社会的ご褒美」なら後者!

ダイエット中、途中で自分へのご褒美を!と美味しいものを食べに行ったり、スイーツを食べたりする人を多く見かけます。自分へのご褒美は脳の報酬系を刺激しモチベーションを保ったり上げたりしてくれるので、それ自体は悪くありません。

脳の報酬系は欲求が満たされた時に刺激を受け快の感覚を感じるのですが、認知心理学では喉の渇きや食欲といった本能的な欲求より、褒められたり、認められたりといった社会的な欲求が満たされた時の方が強い刺激を受け、その後の行動の決定に強い影響を与えると言われています。

要するに、美味しいものを食べるという自分一人が満足するご褒美よりも、欲しかった服を買ってきてみるとか、美容室で少しイメチェンしてみるとかして周囲から「ん? なんか痩せた? キレイになったね!」と言われた方が、その後のダイエットも順調に続けられるのです。

 

意外と知られていないこの3つのコツを駆使して、心身ともに健康的な毎日を行っていれば自然とキレイになれるはずですよ!

(トータルヘルスナビゲーター:SAYURI)

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