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たとえ大好きでも…彼女に別れを告げる男性の心理とは?

  • 2019.11.22
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大好きな彼氏に振られるのだけは避けたい――そう抱いている人も多いはず。

しかし、「わたしのことを振らないで」と、どんなに懇願してもフラれるときはフラれてしまいます。

彼はなぜ、いとしの彼女に別れを告げるのでしょうか、その原因を探ってみました。

たとえ大好きでも…彼女に別れを告げる男性の心理とは?

彼氏に振られるのは「重たい」と思われるから

彼氏に振られる女性とは、彼氏に「重たい」と思われている女性です。

重たいとは、精神的に負担が大きい女性のこと。

なぜ彼は、いとしの彼女のことを重たいと思うのでしょうか?

それは彼女が“情緒不安定”である可能性が高いです。

情緒不安定とはメンヘラのことではない

ここでいう情緒不安定とは、淋しいという感情を自己処理できないことを指します。

たとえば彼氏と2週間も会えなくて淋しいとか、1ヵ月もお泊りデートができなくて淋しいとか……。

若いときって、淋しさを自己処理できない人が多いですよね。

その淋しさの原因は、自分がどんなふうに生きたらいいのかがわからないことです。

若いときって、淋しいという感情と彼氏の存在とを、なぜかセットにして捉えがちなんですね。

だから「彼氏がかまってくれないから淋しい」とか「彼氏が仕事ばかりするのがよくない」と結びつけて、彼に淋しさをぶつけがちになってしまいます。

彼の気持ちを分析する

彼の気持ちを分析したらどうなる?

淋しさをぶつけられた彼は、彼女の淋しさを理解します。

しかし、「自分が仕事ばかりして彼女のことを放置してしまう理由」も思い浮かぶのです。

上司に締め切りをきつく言われているのだから、デートよりもまず仕事をして「当然」だ、などと彼は考えるのです。

愛や恋の世界に没頭して淋しさを彼氏のせいにする彼女と、仕事という社会的なことに対して汗を流している彼の意見の対立がこうして生まれます。

淋しい人は、もうなにをしていても24時間365日淋しいと感じているから、結局、彼にしてみれは話にならないのです。

「俺が理性的に仕事している、その頑張りをまったく理解してくれないどころか、淋しいからお泊りデートしたいと主張ばかりしている」などと誤解してしまうんです。

そういう彼に対して、彼女は、淋しいという感情を手を変え品を変えアピールします。

「ごはんを作りに今からあなたの部屋に行く」とか「今すぐ迎えに来てよ」などと、どうにかして今すぐ彼に会えるように話をもっていくのです。

彼からすれば「重たい子だな」と思うのはなんら普通のこと。淋しいのはわかるけど、その淋しさって自己処理すべき感情じゃないの?と……。

このすれ違いが、彼が彼女のことを振る原動力になるのです。

おわりに

「彼氏がかまってくれないから淋しい」という背景には「自分がどう生きていくといいのか自分でわかっていない」という端的な事実があります。

それがわかっていても多くの女子は、淋しさの解消を彼氏に求めますよね。

対して男は……淋しさの解消を彼女に求めると「こんな女々しい男だとは思わなかった」などと思われてしまうのが目に見えてわかっているので、彼女以外のものや人に求めます。

この男女のすれ違いは、ある程度「どう生きていくといいのかがわかるまで」続きます。一般的な目安として30歳くらいです。

それまで、彼氏が別れを告げるのは、彼女が「わたしが抱えている漠然とした淋しさを消してよ」と言ってくるのに耐えきれないからなのです。

(ひとみしょう/作家・コラムニスト)

(愛カツ編集部)

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