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怠さ?疲労感?ヨガの好転反応による症状や対処法について

  • 2019.11.21
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体が正常な状態に戻る際に、一時的に起こる反応のことを好転反応と呼びます。マッサージなどの後に起こりやすい反応ですが、実はヨガを行った際にも好転反応が表れる場合があります。今回はその原因や症状、対策法についてHikaru先生に教えていただきました。

ヨガの好転反応について

マッサージ後にやけに体が怠くなったり、トイレの回数が増えたり…というような好転反応があるように、ヨガ後にも好転反応が起こる場合があります。

ヨガ後に起こり得る好転反応として代表的なものが「怠さ・倦怠感」です。これは、ヨガを行うことにより体の深部までアプローチできている証拠で、きちんと体が使えていれば普段刺激されない筋肉が刺激され活性化されることで、後に怠さや筋肉痛のような痛みが出ます。

また、ヨガを行うことで精神面にアプローチできていると、本来見たくない本当の自分と対面することがあり、精神的な疲労感が一時的に現れます。その他身体面では、頭痛、眠気、吐き気、精神面では悲しみ、怒りなどの普段心の奥底に閉じ込めている感情が出てくる場合があります。

ヨガの好転反応が表れる時期

ヨガの好転反応が表れる時期は人により様々ですが、ヨガが深まれば深まるほど好転反応が出やすくなります。なんとなく何も考えずにヨガをしていれば、起きても筋肉痛様の痛みくらいですが、しっかりヨガに取り組むことで内観できるようになり、精神的にも身体的にもヨガが深まり好転反応が表れます。

また、感受性が豊かな方などはヨガの最中、もしくはヨガ直後から好転反応が表れる方もいます。ヨガを行っていく上で、体には好転反応以外にも様々な変化が起こりますので、その変化も楽しみながらありのままの自分でヨガを楽しんでくださいね。

ヨガの好転反応が起こる理由

ヨガは自分と繋がる作業を行います。自分と対話し、本来見たくない自分の汚い部分を認め目を背けず自己に集中することでヨガが深まります。これにより、時に自分に嫌気が差し精神的に辛い思いをする場合もあり、精神的に疲弊し怠さや頭痛となり体に現れます。

その他、ヨガが深まることで今まで使われていなかった筋肉などが使われるようになり、一時的に筋肉痛様の痛みや倦怠感として体に現れます。

好転反応の対処法

体に好転反応が現れた場合は、一時的にリラックス系のヨガに切り替えるか、数日体を休めることで回復します。頭痛や吐き気がある場合も体が不純物を外に出そうとしていることが考えられますので、良い時期だと思って体をしっかり休めてください。

また精神的に現れる好転反応については、いちいちその反応が起こり得ることを気に留めないようにすることが大切です。様々な考えや本来の嫌な自分が見えてきてしまう場合は、頭の中でただそれを受け流す練習をすると、心が波立たず好転反応が起きても反応が大きく出ずに済みます。

好転反応と上手に付き合ってヨガを深めよう

ヨガの好転反応は、心身にしっかりとアプローチができている証拠。身体的、そして精神的にも自分自身と真正面から向き合い、受け止めてあげることが大切です。好転反応が表れている間はきちんと体を休めて、ヨガをさらに深めていってください。

この記事の監修者

Hikaru

全米ヨガアライアンス 、フィジカルトレーナー、スポーツリズムトレーニング デュフューザー資格を取得。エアリアルヨガのスタジオで空中ヨガやフローヨガのレッスンを行っています!

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