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【攻略!女職場】銀座のNo.1ホステスに学ぶ「後輩術」。

  • 2015.4.5
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【攻略!女職場】銀座のNo.1ホステスに学ぶ「後輩術」。

【アンアン総研ニュース】vol.50 文・斉藤あいこ

女性の多い職場で、人間関係に悩んでいる人は多いのではないでしょか?

思わぬことで反感や嫉妬の念をかってしまったり、気がつくと冷ややかな視線を送られていたり、女の社会で生き抜くのは至難の業。特に上司が女性だったりすると、事態はさらに複雑化。いつどこで相手の導火線に火をつけてしまうのか、気が気じゃないという人も少なくないはず。

そんな厳しい女社会で上手くやっていける人ってどんな人?

銀座の老舗クラブという女の戦場で、No.1の座を勝ち取ってきたホステスさんに、女社会で生き抜く方法について聞いてきました。

「女の世界で頂点に君臨するには、同性の女性からの支持なくしては絶対に不可能です」と語るホステスのKさん。華やかな世界の裏で静かに繰り返される蹴落とし合い。打ち勝っていくには、敵以上の味方を増やすことが唯一の攻略法だと断言してくれました。2年間一日も欠かす事なく、お客様と同伴で出勤するという銀座初の快挙を成し遂げ、今なおNo.1として現役で活躍するKさん。いまや多くの新人たちの育成を担う立場でもあります。そんなKさんに、可愛がりたいと思う後輩像について話していただきました。

可愛がられる後輩って?

後輩術1

素直で一生懸命

「一番大切なのは、なんといっても素直で一生懸命な姿勢。まずは目の前のことに全力で取り組める子には、どんなに厳しい人でも好感を抱くはず。また、教えられた事に対してまずはやってみよう! と前向きな姿勢で臨めるのも大切。逆にいうと新人に求めることって究極はそれだけなんです。惜しいのは先輩の前では直向きな態度をみせておきながら、同僚や自分の後輩の前では豹変するタイプ。そういう噂は一周して、必ず先輩の耳にも届いているもの。無駄に敵をつくる子は、銀座では長くやっていけないです」

女の世界、蓋をあければ、男以上に体育会系。まずは先輩に言われたことをそのまま受け止め全力で実践する、という絵に描いたような体育会バリバリの後輩スピリットが求められるようです。

後輩術2

何でも聞いてくる

「一見うとましがられそうな行為ですが、先輩に質問をするというのは結構勇気のいるもの。分からないことをうやむやにしてしまわないで、きちんと質問してくる姿には、度胸と仕事への真面目な姿勢を感じます。こちらも自分の時間を使って教えるのだから、将来性を感じる伸びしろのある子に教えたいと思うのは当然。先輩の顔色を伺ってばかりで成長意欲の感じない子には、教える気もおきません」

先輩への気遣いはもちろん大切ですが、上の顔色を伺いすぎると自分の意見がない、事なかれ主義だとマイナス評価を受けてしまいます。職場で第一優先すべきは仕事。それは先輩も後輩も皆一緒です。仕事を効率よく運ぶためにも、分からない事はうやむやにせず、きちんと聞くようにしましょう。

後輩術3

一線は越えない

「どんな人も仲が良くなれば良くなるほどに、だんだんと本音の付き合いができてくるもの。時には素の自分を見せたり、先輩に甘えてしまうのもオッケー。それが逆に可愛がられるポイントだったりもします。だけど、どんなに仲良くなっても先輩後輩の一線を超えてしまうのは駄目。例えば、『今度飲みにいきましょーよー!』などと馴れ馴れしい態度は御法度。たとえ本人同士が良しとしても、周りの人たちからはいい印象を持たれないですよ」

親しき仲にも礼儀あり。どこまで行っても先輩後輩の立場は変わりません。いかに親しい関係にあったとしても、人と人の間には適度な距離が必要というもの。自分からガツガツ行かず、向こうから誘われるのを待ちましょう。

いかがでしたでしょうか?

見る目の厳しい同性からの支持を獲得できる女性は、きっと異性からも魅力的に映るはず。敵を攻めるにはまずは味方から。苦手な先輩とも少しの気遣いでうまく付き合えるようになりましょう。

「つまり、総括するとバカっぽいのは駄目ってことね。銀座でもどこでも、最低限の礼儀を心得ていなきゃ成功はないわ」と締めくくってくれたKさんでした。

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