1. トップ
  2. 恋愛
  3. 夫婦間の「些細なズレ」ってどうしてる? 子どもと夜までゲームする夫に物申す!【コソダテフルな毎日 第144話】

夫婦間の「些細なズレ」ってどうしてる? 子どもと夜までゲームする夫に物申す!【コソダテフルな毎日 第144話】

  • 2019.11.20
  • 3239 views

先日、夫が友人の結婚式に出席してきました。

夫の友人は2度目の結婚になるんです。


彼の1度目の結婚式も2度目の結婚式も両方出席している夫ですが、今回の式から帰ってくるなりおもむろに語り始めたんです。

夫:「今日の新郎の上司がスピーチでとてもいいことを言っていた」

え。なに。
結婚には3つの袋がありますとか!?(古)


夫:「結婚するまでは2つの目でしっかりと見極めた方がいいけど、結婚してからは片目つぶって見るぐらいがちょうどいい。相手の足りないところもダメなところも少し目をつぶってるぐらいが夫婦関係上手くいくっていう意味」

はぁはぁはぁ。
結婚式のスピーチってこういう言葉遊びっぽい格言多いですよね。

結婚するまでが恋、結婚してからは愛、そして年を経る事に情へと変わるとかなんとかこの手の話も昔に聞いたような気がします。

夫:「若い頃の俺だったらこれを聞いてもピンと来てなかったと思うけど、今この歳になったらわかる。昔の俺には片目で見る事が足りなかった…


急にしんみりと反省し始めました!!

ええええー!!! まさかの展開!
スピーチしてくださった方ありがとうございます!!

夫:「あの頃、もう少し片目で見られていたらよかったのに…」

夫が自分を省みるようになっただなんて…!!!

次男が赤ちゃんだった頃、夫は今よりもずっと口うるさかったんです。


■夫が口うるさかった数年前…
当時はヤカンで麦茶を沸かしていたのですが、夫と長男ががぶがぶ飲むのですぐになくなってしまうんですよ。

なくなったらすぐに沸かせば問題ないのですが、そのお茶ひとつがどうしても沸かせないんです。

いや、違います…お茶を沸かす事が私にとっては優先順位が低かったんです(飲むものがなければ水道水を飲んでいればいい派)。

麦茶が沸いていないことに気がついたら、そこから始まる夫のお説教…。

ややこしい次男を1日中背中におぶりつつ、見て見てを連呼してエンドレスにクイズを出題してくる(しかも大半が意味不明)3歳の長男の相手をしながら家の事のすべてをこなす私に、夫は「どうしてお茶のひとつも沸かせないんだ!」と畳みかけてきました。

「気がついた人がやればいいでしょ!!」と口答えすれば、「その言葉をそっくりそのまま返す」と返され、麦茶のせいで夫婦喧嘩をしたこと数知れず…。

夫からしたら1分で終わる事をどうしてすぐにやらないのか、不思議でしょうがないから懇々と説教をしたのでしょうが、結局私はさほど変わらず…。

その後数年かけて夫は「多少のことは目をつぶる」、ということを学んだようです。

でもこの「片目をつぶってるぐらいでちょうどいい」って夫婦お互いにとって言える事なんですよね。

私自身、夫と結婚をするときに誓いを立てたのは「相手を許す」という事なのですが、片目をつぶる感覚と似ているところがあると思います。

が!!

片目をつぶるのにもほどがあるといいますか、あまりに長い間つぶり続けているのもそれはそれでよくないと思うんですよね。私の場合はつぶり続けてダメだったと思っています。

この間、久々に夫にイラッ! と来た事があったんです。聞いてくれますか?


■片目をつぶってはいられない夫の行動
日曜日の夜に子どもたち3人とゲームを楽しんでいた夫。


親子で共通の遊びを楽しむのはいいんですけど、翌日は子どもたちの学校があります。あまり遅くまでゲームをしていたら翌朝起きれなくなってしまいます。

早く寝かせたいのに…と焦る私と裏腹にゲームは一向に終わる気配はありません。


こういう時夫婦で方向性を一致させておきたいのですが、ゲームに関しては私と夫では大きく感覚が違います。

あぁ…早く寝かせたい…。
早く終わってほしい…。

横から子どもたちに向けて「終わりにしなさーい」と忠告をして、早く寝かせようとしていたのですが、肝心の夫が一番楽しんでしまっていて全然耳に入っていません。

私:「もうゲーム終わりにして! 明日、学校だよ!」

そう何度か注意したけどそんなの右から左にぴゅ~~~~~ですよ。

私もどんどんどんどん不機嫌に…。


なのに夫ときたら私の言う事を無視して、なんなら子どもたちを味方につけるやり口!!

おかげで寝る時間はすっかり遅くなってしまい、私の機嫌も最悪になったのですが、こういう夫婦間の些細なズレって存在しませんか?

育った環境も違うし、小さいころ遊んできた内容も全然違うし、なにより性差も性格も違うので、些細な事に方針の違いを感じる場面があります。

例えば食事に関する価値観の違いだったり、清潔の度合いの違いだったり…。

子育ての方針が違っていてもその違いを認め合ってこそ夫婦だとは思うのですが、実際にはその些細なズレがイライラの原因な事も往々にしてあります。

■私が早く子どもを寝かせたい理由
そもそも、私がなぜ早く寝かせたいのかというと、明日の学校が心配な事ももちろんですが、私自身が早く解放されたいからというのもあります。

休日、夫は朝ゆっくりと寝ます。

しかし私は次男の野球があるので平日より30分だけ遅くは起きられますが、だいたいいつも通り起きて次男の野球の準備を手伝います。

そしてその後11時前後になってようやく夫が起きてきます。

よく考えてください。

夫に比べて私の方が休日のうち3時間か4時間長く子どもたちと過ごしてるんですよね(2日間だとすると6~8時間も長い)。


ここを夫はわかっていない!


触れ合う時間が短い夫からしたら一緒に遊ぶ時間も休みの1日もあっという間なように思うのかもしれませんが、こちらは朝早くから朝ご飯を作ったり喧嘩兄弟をたしなめたり、洗濯掃除をしたり、宅急便を受け取ったりしてるんですよね。

1日が夫よりも長いんです。

朝からずっと子どもの声できゃいきゃい喧嘩されてる私としては、時間が来たらさっさと寝てほしいんです。いつまでもゲームをしているなんてもってのほか。

それなのに夫は「たまにはいいじゃないか」とご満悦の様子(キー!)。

私は言いたい。

妻が夫に何を求めているか(どう動いてほしいか)をわかっているくせに、わざと片目をつぶるのはやめて~~!!

私の気持ち、


しっかり両目開いて察知せんかい!!!

わがままですかね…(笑)

夫婦でうまくやっていくだけでもそこそこ難しいのに、そこに子どもを育てる作業が加わるんだから、つくづく子育てって大仕事ですね。

(オギャ子)

元記事で読む
の記事をもっとみる