1. トップ
  2. 旅行・おでかけ
  3. 六本木で展覧会「おいしい浮世絵展」北斎・広重・国芳らが描いた“江戸の食”、再現料理や当時のレシピ本も

六本木で展覧会「おいしい浮世絵展」北斎・広重・国芳らが描いた“江戸の食”、再現料理や当時のレシピ本も

  • 2019.11.14
  • 1927 views

六本木で展覧会「おいしい浮世絵展」北斎・広重・国芳らが描いた“江戸の食”、再現料理や当時のレシピ本も

展覧会「おいしい浮世絵展〜北斎 広重 国芳たちが描いた江戸の味わい〜」が、2020年4月17日(金)から6月7日(日)まで、東京・六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーにて開催される。

undefined
www.fashion-press.net

「浮世絵」と「日本の食」の関係性に焦点

東京オリンピックの開催を2020年に控え、日本の文化に対する国内外からの関心が益々高まりつつある昨今。「おいしい浮世絵展〜北斎 広重 国芳たちが描いた江戸の味わい〜」は、日本独自の絵画としてより大きな注目を集めている「浮世絵」と、外国人旅行客の目当ての一つであり、諸国でブームとなっている「日本の食」の関係性に焦点を当てた展覧会だ。

日本独自の文化が花開いた江戸時代、その文化を、描き手による類まれな表現力と技術で生き生きと描き出した「浮世絵」。その題材は美人画、役者絵、芝居絵、名所絵、春画と多岐に渡るが、江戸の風俗史として欠かせない“食”も、実は多くの絵師によって描かれたモチーフの一つだ。

本展では、「すし」「うなぎ」「天ぷら」「そば」など、季節に伴う江戸らしい料理として描かれた「日本の食」のシーンを追いながら、食を描いた浮世絵そのものの魅力と、現代の暮らしにも通じる江戸の食文化、そして四季折々で江戸っ子が楽しんだ食材と料理法を紹介する。

北斎に広重、名だたる浮世絵師たちが描いた「江戸の食」

「浮世絵」を語る上で欠かせない存在である葛飾北斎、歌川広重、歌川国芳といった名だたる浮世絵師たちの多くも、江戸の食の風景を描いている。例えば、ヨーロッパの画家たちにも多大な影響を与えた北斎の「北斎漫画」では、江戸の庶民の日常風景をユーモラスに活写する中で、食を楽しむ人々の姿も描いているほか、江戸・日本橋から京都・三条大橋までの東海道の宿場町を描いた広重の連作「東海道五十三次」でも、その土地の食材や名産を彷彿とさせる描写を交えることで、当時の人々を楽しませたという。

鮮やかな色彩で描かれた国芳の数々の名作もその例に漏れず、その作品の中で、食を前にして生き生きとする人々の姿を見て取ることができる。今も昔も、日本人は「おいしい」が好き、というわけだ。

江戸版のレシピ本や“ミシュランガイド”も

これらの浮世絵と同様に注目したいのが、現代のレシピ本にあたる『豆腐百珍』などの料理書や、名物料理屋を紹介する江戸版の“ミシュランガイド”とも言える『江戸買物独案内』。本展では、そこに記された記録を元にした再現料理の写真やレシピを通じて、実際に当時どのような料理法が存在したかを解説するほか、江戸時代より現代に継承される老舗料理店の職人の技も合わせて紹介する。

会場隣接のカフェ&レストランでは再現料理を提供

また、会場隣接のカフェ&レストラン「THE SUN & THE MOON」をはじめとする様々な店舗では、過去の記録や料理書を参考にした再現料理や、江戸から続く和食文化を味わえるメニューを提供。展覧会の鑑賞を経て江戸の食文化への理解が深まった後は、実際にその歴史ある文化を舌でも堪能してみてはいかがだろう。

開催概要

展覧会「おいしい浮世絵展〜北斎 広重 国芳たちが描いた江戸の味わい〜」
開催期間:2020年4月17日(金)〜6月7日(日)
※巡回展については、決定次第公式サイトにて告知。
会場:森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52階)
時間:10:00〜20:00
※入館は閉館の30分前まで。
※火曜日のみ閉館は17時。
※会期中、作品展示替えのため、休館日を設定する予定あり。
料金:一般 1,800円(1,600円)、大学生・高校生 1,300円(1,100円)、中学生・小学生 800(600円)
※( )内は前売料金、前売券の販売は4月16日(木)まで。
※未就学児ならびに障害者手帳の所持者とその介護者1名は半額。
※料金は税込

【問い合わせ先】
TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)

オリジナルサイトで読む