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成功する人は絶対やらない!投資や株で「失敗しやすい人」がやりがちな考え方5選

  • 2019.11.14
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気になっていても、一歩踏み出すには勇気がいる投資信託や株式。なんとなく「怪しい」「危ない」といったイメージを抱いてしまいがちですが、それはまだ投資や株についてよく知らないからこそ。

たしかに、投資や株を利用して短期間で大きく儲けようとすると、相応のリスクも覚悟しなくてはなりませんが、きちんと仕組みを学んだうえで、無理のない範囲で取り組めば、先入観で想像してしまうような大きなリスクはまず生じません。

「株を始めるメリットのひとつは、社会がどう動いているのかを学べること」と語るのは、経営者・起業家であり、作家としても活動している岡崎かつひろさん。

投資・株に興味がある方は、自己投資の一環として勉強をするくらいの感覚で始めてみましょう。少額でもお金を出して取り組むことで、より関心が湧いてくるはず。ここで注意していただきたいのは、お金を稼ぐことに重点を置かないことです。

以下では、投資信託&株式で失敗しやすい人にありがちな、よくない考え方を紹介します。

投資や株を始めたばかり、またはこれから始めようと思っている方は、ぜひ本記事を参考にして、自分に合ったスタイルを見つけましょう。

投資&株初心者は要注意の、失敗しやすい人の考え方5選

■1:生活費を注ぎ込むのはNG
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ギャンブル感覚で投資するのは危険!

そもそも投資や株を始める動機として、いまよりももっとお金を稼ぎたいから、という方は多いはず。より大きく稼ごうと考えると、より利益率が高い投資先に魅力を感じますよね。しかし、大きく稼ぐチャンスがあるということは、それだけ損をしたときのリスクも大きいということ。

岡崎さんは「投資初心者なら『これがなくなったらヤバい』というお金でやってはいけない」と言います。普段の生活費や毎月の貯金額を投資にまわそうという発想は危険です。

「初心者の方は、なくなってもいいお金を使って始めることをおすすめします。なぜなら、初心者にはまだリスク耐性が身についていないので、たとえ少額でも損をしないかと、必要以上に気になって、ほかのことに手が付かなくなってしまうからです。最初は毎月5000~1万円程度を目安に、勉強のためというつもりで始めてみてください」(岡崎さん)

稼げるチャンスがあるからといって、ギャンブル感覚で生活費を注ぎ込むことは絶対にやめましょう。

■2:本業を疎かにするのはNG

本稿では、本業をこなしつつ、その傍らで投資・株に取り組むことを前提としています。というのも、仮に投資家として投資だけで生計を立てられるほど利益を出すためには、まず数千万円のなくなってもいいお金が必要だということ。さらに、その道のプロに教えを乞う、複数の専門書で勉強するなどして相応の知識を身につけることが必須だからです。

そこで、初心者のうちは本業と両立するのが堅実。ここで気をつけたいポイントは、本業に支障をきたさないことです。

「私自身、会社員時代に株をやっていましたが、いわゆる虎の子の金を注ぎ込んでいました。すると、常に株の値動きが気になって仕方がない。でも就業中は確認できない。結果、仕事に集中できない状態でした。そういう意味でも、最初は『なくなってもいいお金』で始めることが大切なのです」(岡崎さん)

投資家として本腰を入れて取り組むのでない限り、本業に支障がない範囲でやるのが大前提。もっと稼ごう、儲けようと必死になりすぎると、値動きが気になってしまい、本業が疎かになる危険性があるので、注意が必要です。

■3:キャッシュフローの管理ができていないのはNG
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お金の使い方を見直しましょう。

投資初心者の方は、なくなってもいいお金で始めるのが第一歩ということは、先述のとおり。では実際に、毎月の給料のなかでなくなってもいいお金は、どれくらいあるでしょうか?

案外、なくなってもいいお金の捻出が難しい、というケースは少なくありません。そこで重要なのが、投資を始める前にキャッシュフロー(資金の収支)を管理する能力を身につけることです。

「日常生活のなかで無駄な支出がないかを見直すことで、月々にどれくらいの金額を投資・株にまわせるかがわかります。行っていないジムの会費、携帯のパケット代など、削れるお金は意外にたくさんあるものです。ただし、お金よりも時間が大事なので、家賃を節約するために、会社から遠い場所に住むのはやめましょう。

ちなみに、株取引を始めるには、最初に証券会社で口座開設する必要があります。このとき、税金の支払い方法を、自動引き落としにするか、あるいは自分で確定申告をするかを選択するのですが、おすすめなのは自分で確定申告をする方法。

手間はかかるものの、交通費や勉強用の書籍購入費などの費用が経費として認められれば、税金が安くなる可能性があります。少額の差とはいえ、大きく稼ぐようになると効いてくるので、初心者のうちに自分で確定申告をする習慣をつけておくと、後々役に立つでしょう」(岡崎さん)

お金持ちほど無駄遣いには厳しいもの。コンビニで飲み物を買うのが当たり前になっていたり、値引きに釣られて不要な買い物をしてしまったり……普段の何気ない無駄遣いをなくせば、なくなってもいいお金の捻出につながります。

■4:無理に投資額を増やそうとするのはNG
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リスクについて考えることも大切です。

毎月5000~1万円から株取引をスタートして、それが軌道に乗ってきたと仮定しましょう。では翌月から徐々に金額を上乗せして、儲けを増やしていこう……と考える方は、多いのではないでしょうか。ところが「老後のための貯金くらいの感覚なのであれば、無理のない範囲から出ないほうがよい」と岡崎さん。

「現時点でうまくいっているからといって、どんどんステップアップしていこうとするのは、おすすめできません。投資額が増えれば、損が出たときのリスクも当然大きくなります。株をやっていれば、ときには株価が暴落することもあるでしょう。

だからこそ初心者の方は、例えば、毎月1万円と上限を決めて少額投資から始めること。あるいは、日経平均株価をはじめとした経済指標へ投資をする『インデックス投資』もよいでしょう。

いずれにせよ、少額投資ならリターンは少なくても、大きなリスクを負うことはまずありません。長期的なスパンで、無理せずコツコツと続けてみてください」(岡崎さん)

株で大きなリターンを得ようとすれば、それだけリスクも大きくなります。その点、ローリスク・ローリターンの投資信託であるインデックス投資は、社会の動きに興味を持つという面でも、初心者の方にはおすすめです。

■5:どこまで求めるのかが不明確なのはNG
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平常心を保ち、欲は出さない。

株にどこまで求めるのか、どれくらい稼ぎたいのかが不明確だと、株価の変動や流行に踊らされて損をしてしまう危険性があります。そこで大切なのが、損切りと利益確定のラインをあらかじめ決めておき、そのルールをきちんと守ることです。

「手持ちの株式や投資信託の価格が買値より下がったとき、いくら以下になったら売ると決めることを損切り。反対に、買値よりもいくら上昇したら売ると決めることを、利益確定と言います。

事前に決めたこれらのラインを破ってしまうと、大抵うまくいきません。大きな損失を出さないためには、流行に流されることなく、落ち着いて自分で決めたルールを守りましょう。ルールを守った結果うまくいかなかったときは、その原因を考えてルールを見直してみてください」(岡崎さん)

例えば、1株100円で買った株が80円まで下がってしまったら売ると決めておけば、1株あたり20円の損ですが、それ以上の損失は出さずに済む、というのが損切り。逆に、130円まで上がったら売ると決めて、1株あたり30円の利益を得るのが利益確定です。

欲を出さず、平常心を保って自分で決めたルールを守り抜く、ということを肝に銘じておきましょう。

楽して儲けようという気持ちで手を出すと、手痛いしっぺ返しが待っている投資信託や株式……とはいえ、きちんと知識を身につけて冷静な判断ができれば、大きなリスクは回避できます。

お金儲けに走るのではなく、社会に関心をもって、広い視野で物事を見る力を身につけるという意味で、投資や株に挑戦することは、あなた自身にとって大きな財産となるはずです。

岡崎かつひろさん
経営者・起業家
(おかざき かつひろ)株式会社DW代表取締役、ほか2社を有する傍ら、ビジネストレーニング事業や業務コンサルティング、飲食店経営などを展開。講演会は累積動員人数10万人を超える。著書に『憂鬱な毎日は“いますぐ”やめなさい。』『なぜ、あの人は「お金」にも「時間」にも余裕があるのか?』(いずれも、きずな出版)などがある。http://okazakikatsuhiro.com/

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