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今年のトレンド鍋!すっぱウマい「酸菜白肉鍋」の作り方

  • 2019.11.13
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旬の白菜を使った「発酵鍋」はいかが?

そろそろ「鍋」がおいしい季節!いろいろな鍋料理があるなか、今年は発酵食品を使った「発酵鍋」がトレンドなのだそう。

そこで発酵食品を使った台湾の名物鍋、「酸菜白肉鍋」の味わいを再現したレシピをご紹介したいと思います。余りがちなたくさんの白菜をあっという間に消費できる、 “お助け鍋” でもありますよ。

手軽に作れて “すっぱ旨い” 絶品鍋を、ぜひこの冬の定番鍋にしてみてはいかが?

台湾名物「酸菜白肉鍋」

「酸菜白肉鍋(スワァンツァイ パイロウグゥオ)」は、「酸菜(サンサイ)」という酸っぱい白菜の漬け物を使った、台湾で人気の鍋料理。うす切りの豚バラ肉と一緒に鍋で煮て、好みのタレを絡めながらいただく発酵鍋です。

酸菜の酸味で脂っこい豚バラ肉もさっぱりと食べることができ、発酵食品ならではの旨みが染み出したつゆも絶品!今まで体験したことのないような、深い味わいを楽しめるんですよ♪

まず「酸菜」を作ってみましょう

本格的な「酸菜」を作るには、何週間もかけてじっくりと白菜を乳酸発酵させることが必要。ここではもっと手軽に楽しめるよう、2~3日でも酸菜の味わいを再現できるレシピをご紹介しましょう。

準備するのはざく切りにした白菜と、塩(適量)、酢(大さじ1程度)の3つだけ。ジッパーつきの保存袋に白菜と塩を入れてもみほぐし、酢を加えたら2~3日間冷蔵庫で保存してできあがりです。

2~3日漬けただけで、しっかりとした酸味のある白菜漬けに。たくさんあった白菜もかさが減り、うま味いっぱいの発酵食品に変身しますよ。

また、市販の白菜の漬け物を消費しきれずにすっぱくなってしまったものを、そのまま「酸菜」として使ってもOKです。

「酸菜白肉鍋」の作り方

それでは実際に「酸菜白肉鍋」を作ってみましょう。酸菜さえ用意できたら、作り方はごくシンプル。すぐにトライできますよ♪

材料
スープの材料

・酸菜……適量
・しいたけの戻し汁……500~100ml(戻したしいたけもそのまま使います)
・スライスしたにんにく……1片分
・チューブのすりおろししょうが……適量
・顆粒チキンスープの素
・昆布……5cmほど
・ザーサイ……適量(あれば)

おすすめの具材

・薄くスライスした豚バラ肉……お好きな量
・きのこ類……しめじ、しいたけなど
・水菜……1束ほど
・豆腐……適量

具材はできるだけシンプルにすると、本場の味に近い仕上がりになりますよ。

作り方
1. スープの材料を鍋に入れて加熱します

まずしいたけの戻し汁を、戻したしいたけごと鍋に入れ、昆布とチキンコンソメの素、にんにく、しょうが、酸菜を加えて煮込みます。酸菜がとろりとするぐらいじっくり煮込むとおいしいですよ。

お好みで瓶詰めなどのザーサイを入れると、さらに味わい深くなっておすすめです。

2. 具材を並べて加熱し、火が通ったら食べごろです

あとは豚バラ肉を表面に敷き詰め、きのこなどの具材を添えるだけ!具材に火が通ったら、鍋の下の方にある酸菜と一緒にいただきます。豚バラ肉が薄くて火が通りやすいので、次から次へともりもり食べられますよ♪

おすすめのつけダレをご紹介

「酸菜白肉鍋」のつけダレは、市販のポン酢やゴマだれなどでOK。ここでは、さらにおいしく食べられるおすすめのつけダレをご紹介します。

「ニラだれ」
みじん切りにしたニラに、酢としょうゆを1対1の割合で混ぜ、豆板醤を少々加えれば完成。あっさりした酸菜白肉鍋の味わいのアクセントになりますよ。

「オイマヨだれ」
オイスターソースとマヨネーズを混ぜたもの。こっくりとした味わいが、鍋の酸っぱい味わいと意外にもマッチ!途中の味変に役立ちます。

酸っぱい!旨い!でやめられない

酸味の強かった酸菜も、だし汁と一緒に煮込むことでほどよい酸味に変化。具材を加えることでさらに旨みが増し、酸っぱい!旨い!の連鎖で箸が止まりません。

豚バラ肉のコクと酸菜の酸味のコラボが、これまた絶品!つけダレを絡めながら具材を全部一緒に口に放り込めば、体験したことのない味わい深さに悶絶してしまうこと間違いなしです。

シメはうどんやおじやがおすすめ。また、お酒にもよく合いますよ♪

旨みが違う「発酵鍋」

酒粕や塩こうじ、みそ、チーズなど、発酵食品を使った鍋の味わいにはどこか深みがありますよね。なかでもこの「酸菜白肉鍋」の旨みは格別です。

おうち鍋をしたいと思ったら、今年トレンドの「発酵鍋」第一弾として、ぜひ作ってみてくださいね♪

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