左右ガタガタをなんとかしたい!!プロが教える「眉メイク」の正解と不正解♡

眉のトレンドを意識してメイクしているのに、なんだかあか抜けない、きれいじゃない……。そんな「眉だけ美人」が増えています！ 眉は、描き方で見違えるように顔立ちを引き立てる「顔の額縁」。新時代になった今、確実に美人見えする〝令和眉〟にチェンジしましょう！

■「左右非対称眉」を令和仕様にアップデート！

眉メイクって、元々の生え方に左右されるから難しい！ 高さも長さも左右でバラバラ＆生え方がまばらで左右で違う「左右非対称眉」は、どっちに合わせればいいのか、どっちから描けばいいのかというお悩みが。
『生え方や長さなど、左右の地眉に違いがあれば、どちらかの眉に合わせるのではなく、バランスを見つつ左右を交互にちょこちょこ描きます。少しずつ仕上げていくと失敗も少ないですよ』（長井さん）

向かって左側は細く、右側は眉尻が薄く、まばら。左右に差がある眉毛です。眉山も剃ってしまって、地眉は細めの一文字です。眉に太さとカーブを出すことが課題ですね。

まず眉頭の下に少しだけ擬似眉を描きます。次に、剃ってしま った上のラインを全体的に太らせます。これで、ややカーブがつき、太さも出ます。優しい印象に見せる効果も。

濃く細く描いた一文字眉だと、老けて見えました。眉頭の下に少しと、上全体を描き足したことで、ふんわりと眉に太さが。また、ピンクのパウダーで地肌を染めてハッピー感もアップ。

＜不正解眉＞セルフメイクだと古臭く老け見えする感じ

「丁寧に、きれいに描くことを意識しています。形は流行を意識して、眉山のない平行眉に。自分でもヌケ感がないと思いますが、くっきりした輪郭と、黒々とした色がダメなのか、古臭いとか、年上に見えると言われます。左右の差を埋めるのに必死でのっぺり気味に……。」

＜正解眉＞眉を変えて小顔効果も♡美人度もハッピー感もアップ！

「いつも、眉はペンシルとパウダーを使い、形を決めて、はみ出ないように塗っていたんです。長井さんは、ぼかすことを前提で眉を太く描いてくれました。また、中を塗るのではなく眉毛を1本1本描いていたのが印象的です」

・美人眉が完成♡

教えてくれたのは……ヘア＆メイクアップアーティスト 長井かおりさん

本誌11月号「今こそ“令和眉”にアップデートしてもっともっと美しく！」では、ほかにも眉のお悩み別に正解メイクをご紹介しています。ぜひチェックしてください♪

今回撮影に協力してくれた読者モデルさん……沙衣さん（29歳）客室乗務員

撮影／中島洸（まきうらオフィス） スタイリング／楠玲子 ヘアメイク／長井かおり モデル／舟山久美子 取材・文／吉田瑞穂