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太らない食べ方とは|消化・エネルギーを高める食材の割合と食品リスト

  • 2019.11.8
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アグニって聞いたことある?

食べ方を考えていく上で重要なのが、アーユルヴェーダの最も重要な概念の1つ「アグニ」。アグニとは、私たちが摂取したものを何でも、体、心、魂のために変換させることができるエネルギーのこと。アグニが上手く機能していない時は不調となって体に表れ、バランスがとれている時は生きるエネルギーが漲ります。アグニをケアすることは、健康と幸福のためにできる最も大切なことの一つです。

アグニがうまく機能していない状態

疲れ、重さ、膨満感またはガスっぽさ、肌荒れや、思考力の低下

アグニのバランスが取れていると状態

強いエネルギー、健康な肌、目の輝き、人生への熱意を感じる

アグニを強く保つには60:40の割合がベスト

アグニを強く保つには、バランスの取れた食事をすること。アーユルヴェーダでは、60%のオーグメンティングな食品と40%のエクストラクティブな食品がバランスの取れた食事であると考えられています。筆者はそれを、Hale Puleヘルシーボウルと呼んでいます。オーグメンティングな食品とエクストラクティブな食品は、身近なもので簡単に取り入れることができます。

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オーグメンティングな食べ物とは

オーグメンティングの食べ物は、栄養や滋養をもたらし身体の組織を作ります。主に穀物、野菜、新鮮な乳製品、果物など。これらの食べ物は、通常より甘味を感じ、食べることで活力とエネルギーが高まります。

穀物

米(白米・玄米・その他)・小麦・大麦・そば粉・麦・キビ・キヌア・つきたての餅・打ち立てのうどん

野菜

アボカド・ビーツ・人参・きゅうり・蓮根・かぼちゃ・さつまいも・大根(甘いもの)・かぶ(甘いもの)・ズッキーニ

乳製品

全乳・ヨーグルト・ギー・バターミルク

※有機、新鮮、生のものが最適

果物

りんご・アプリコット・バナナ・さくらんぼ・クランベリー・デーツ・いちじく・レモン・ライム・いちご・桃・グレープフルーツ・パイナップル・ブドウ(種あり)・マンゴー・メロン・オレンジ・梨・柿・プルーン・レーズン

取り入れ方

毎日の昼食と夕食に、オーグメンティングの一部として、全粒の穀物を取り入れることが重要です。(時には朝食にも!)米、大麦、打ち立てのうどんやつきたての餅を選ぶと良いでしょう。穀物には、アグニをサポートする重要な消化酵素が含まれており、また穀物を取ることでお通じが良くなります。穀物の甘味は、ヴァータ・ドーシャをグラウンディングさせ、私たちによりバランスの取れた、穏やかで平安な心をもたらしてくれます。

エクストラクティブな食べ物とは?

エクストラクティブの食べ物は、クレンジングを促進します。主に豆類、種子類、野菜など。エクストラクティブの持つ苦味、辛味、渋味の味は、消化の過程で代謝毒素を排出します。

豆類

グリーンビーンズ・小豆・大豆(遺伝子組み換えでない)・黒目豆・レンズ豆・ひよこ前・豆腐(遺伝子組み換えでない)

種子類

ゴマ・松の実・銀杏・アーモンド・カシューナッツ・ヘーゼルナッツ・マカダミアナッツ・ピスタチオ

野菜

アスパラガス・たけのこ・ゴーヤ・チンゲン菜・ブロッコリー・芽キャベツ・ごぼう・キャベツ・カリフラワー・セロリ・白菜・大根(辛いもの)・ケール・オクラ・グリンピース・ほうれん草

取り入れ方

クレンジングの考えは魅力的かもしれませんが、やり過ぎてはいけません。エクストラクティブの食べ物を食べ過ぎると、ヴァータ・ドーシャが悪化します。ヴァータ・ドーシャが乱れると、乾燥肌、便秘、集中力や睡眠の質の低下などの症状が現れます。

早速取り入れられる簡単なガイドラインは、豆類や苦味、渋味の野菜よりも、穀物や甘味の野菜を少し多めに食べるようにして下さい。そして果物は、他の食べ物と一緒だと消化しづらくなるので、朝食や食間を十分にあけた(6~7時間)軽食として単独で楽しむようにしましょう。

精製された食品や肉もエクストラクティブの食べ物ですが、消化の過程で消化管と肝臓にかなりのエネルギーの負担がかかるため、日常的に食べるのはお勧めしません。

Hale Puleヘルシーボウルを作ってみよう

ここではバランスが整うHale Puleヘルシーボウルのレシピをご紹介します。あなたの健康と幸福を高める簡単な食事法です。この方法が身につけば、食事の計画と準備も自然に楽にできるようになるでしょう。今回は、4人分のレシピを紹介します。食品は、2ページ目の他の野菜、穀物、豆類を代用することもできます。

※食事の準備を簡単にするために、バランスの取れた食事の計画を立てるのに役立つ食事計画テンプレートを利用するといいでしょう。

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Hale Puleヘルシーボウル
1.ひよこ豆(エクストラクティブ)

材料
・たっぷりの水に一晩浸したひよこ豆 1カップ
・ひまわり油 大さじ2
・生のハーブ (ハレプレではタイバジルを使用)¼カップ
・フェンネルパウダー 小さじ2
・黒胡椒 小さじ⅛
・岩塩 小さじ½
・細かく刻んだ昆布(お好みで) 小さじ1
・絞ったライム汁 小さじ2

※アメリカの1カップは約240ml(以下レシピも同様)

作り方
1.水に浸した豆を水切りします。
2.圧力鍋にオイルを入れたら中火で温め、スパイスを加えて香りがたつまで1−2分熱します。
3.ひよこ豆、岩塩、昆布(使用する場合)を加え、豆の1.5センチくらい上まで水を加えます。
4.圧力鍋の蓋をして加圧し、火を弱めて24分調理します。
5.自然に圧力が下がるのを待ち、お皿によそう5分前にライムの汁をかけます。

2.カルダモンライス(オーグメンティング)

材料
バスマティライス(白米)1カップ
・水 2カップ
・ギー 小さじ2
・塩 小さじ¼
・岩塩 小さじ½
・カルダモン(ホール)4粒

作り方
1.すべての材料を炊飯器に入れて、スタートボタンを押します。
(鍋を使用する場合は、すべての材料を入れて沸騰させ、とろ火で15分調理します。)
2.お皿によそう前に5分ほどそのまま蒸らします。
3.カルダモンは取り除くか、鞘の中の種を噛んで冷んやり感を味わってください。

3.スパイスキャロット(オーグメンティング)

材料
・ニンジンのみじん切り 1カップ
・ギー 大さじ1
・クミンシード 小さじ½
・おろし生姜 小さじ1
・シナモン 小さじ¼
・岩塩 小さじ¼

作り方
1.ソースパンでギーを温めます。
2.スパイスを加えて香りがたつまで熱します。
3.岩塩とニンジンを加えて、混ぜながらよくなじませます。
4.ニンジンの¼ の高さまで水を加えます。
5.蓋をして竹串が通るぐらいまで調理します。(コンロや鍋に応じて約5~7分)

4.クーリングケール(エクストラクティブ)

材料
・ケールのざっくりみじん切り 2カップ
・ココナッツオイル 大さじ½
・乾燥ミント 小さじ2(または生のミント 大さじ½ )
・生のターメリックのすりおろし 小さじ2(またはターメリックパウダー 小さじ½)
・岩塩 小さじ¼

作り方
1.浅めの鍋でココナッツオイルを温めます。
2.ミントとターメリックを加え、香りがたつまで熱します。(約1分)
3.岩塩とケールを加えてよく混ぜ合わせます。
4.ケールの¼ の高さまで水を加えます。
5.蓋をして、ケールが鮮やかな緑色になってやわらかくなるまで調理します。(約5分)

すべて同じお皿に盛り付ければ、バランスが整うヘルシーボウルの出来上がりです!

ライター/マイラ・リューイン
アーユルヴェーダとヨガを30年以上学び実践する。何千人ものクライアントが本来の自然なバランスのとれた健康を取り戻し、依存症や摂食障害、自律神経失調症をはじめとする数々の問題を克服するのを支えてきた。ニュージーランドを拠点とする@halepule_japan

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