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実はNG!社会人なら知っておきたい「間違いやすい言葉遣い」10選&正解フレーズ

  • 2019.11.6
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ビジネスシーンで気をつけたい言葉遣い。たとえば社外の人の前では、上司であっても自分側と捉え尊敬語では話しませんよね。

あなたは、正しい言葉遣いができていますか?

そこで今回はマナー講師である桜美月さんに、間違いやすい言葉遣いと正解フレーズを10個厳選して紹介してもらいました。

上司に対して間違いやすい言葉遣い5選

出典: G-Stock Studio / Shutterstock

NG:「部長、一応、作業が終わりました」

OK:「部長、作業が終わりました」

⇒「一応」というのは、十分とはいえないが、最低限の状態を満たしているという意味ですので、上司は不安を感じてしまいます。

きちんと作業ができたならば、余計な言葉を使わず、事実のみを報告しましょう。

NG:「私的には、こちらのB案で進めていきたいと考えております」

OK:「私といたしましては、こちらのB案で進めていきたいと考えております」

⇒「私的」という若者言葉はビジネスシーンでは、不向きです。

NG:「以前は、マラソンとかしていました」

OK:「以前は、マラソンをしておりました」

⇒ 「とか」は「AやB」の「や」と同類語で複数ある場合に使う言葉です。ひとつしかないものには使いません。

NG:「こちらがデータになります」

OK:「こちらがデータです」

⇒「~になります」では、なにかがこれから資料に変化するという意味です。

NG:「〇〇社の佐藤様が参られました」

OK:「〇〇社の佐藤様がいらっしゃいました」

⇒「参る」は謙譲語です。社外の人には尊敬語を使い「いらっしゃる」が正解です。

取引先やお客様に対して間違いやすい言葉遣い5選

出典: G-Stock Studio / Shutterstock

NG:「山田部長さんは、出かけていらっしゃいます」

OK:「ただいま山田は席を外しております」

⇒たとえ上司であっても社外の人に対しては“自分側”と捉え、尊敬語ではなく丁寧語を使います。

NG:「コーヒーでよろしかったでしょうか」

OK:「コーヒーでよろしいでしょうか」

⇒いま確認していることに過去形を使うのは間違いです。

NG:「〇〇社の田中様でございますね」

OK:「〇〇社の田中様でいらっしゃいますね」

⇒「ございます」は丁寧語。相手側の場合は、尊敬語の「いらっしゃる」を使います。

NG:「わかりました。〇〇の件は、岡本にお伝えしておきます」

OK:「かしこまりました。〇〇の件は、たしかに岡本に申し伝えます」

⇒「お伝えする」は謙譲語です。丁寧語は「申し伝える」。

NG:「ご案内させていただきます」

OK:「ご案内いたします」

⇒「~させていただきます」というのは、相手の許可をとってなにかする場合にのみ使う言葉です。

最初は使い分けが難しいかもしれませんが、正しい言葉遣いをマスターするコツは、日々の仕事でしっかりと実践して使い慣れていくことです。

さっそく、明日から使ってみましょう!

【画像】
G-Stock Studio / Shutterstock

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