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アンジェリーナ・ジョリー、子供たちとの「海外移住」を阻む意外な落とし穴とは?

  • 2019.11.6
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アンジェリーナ・ジョリーが6人の子供たちと「海外移住」を希望していると告白。しかし、現時点では、ある事が障壁となり、それは叶わないと明かした。(フロントロウ編集部)

子供たちと海外移住したいけれど…

映画『マレフィセント2』のアンジェリーナ・ジョリーは、元夫のブラッド・ピットとの破局以来、今年秋から韓国の大学に留学した長男のマドックス(18)を除く、次男パックス(15)、長女ザハラ(14)、次女シャイロ(13)、三男ノックス(11)、三女ヴィヴィアン(11)の5人の子供たちとアメリカ・カリフォルニア州を生活の拠点にしている。

画像: 左から:ノックス、ザハラ、パックス、アンジェリーナ、ヴィヴィアン、シャイロ。映画『マレフィセント2』のロサンゼルス・プレミアにて。

アンジェリーナ&ブラッド一家と言えば、夫婦関係が円満だった頃は、パパラッチの視線を避けるという意味でも、1年を通して、あまりアメリカ国内の一箇所には長期滞在しておらず、フランスに所有する古城シャトー・ミラヴァルやスペインのリゾートアイランドのマヨルカ島に所有する別荘といった世界各国の地を転々としながら生活していたため、「まるで遊牧民のよう」だと称されることも多かった。

しかし、アンジェリーナは、ブラッドとの離婚に踏み切った直後、子供たちと暮らす家としてカリフォルニア州有数の高級住宅街ロス・フェリスに日本円にして27億円を超える新居を購入。現在は、そこを定住の地としているが、彼女の本心としては、また以前のようにアメリカを離れ、子供たちと海外で生活したいと考えているという。

画像: アンジェリーナと子供たちが暮らすロス・フェリスの自宅。
アンジェリーナと子供たちが暮らすロス・フェリスの自宅。

ブラッドとの取り決め

米Harper’s Bazaarとのインタビューで、海外移住への願望を口にしたアンジェリーナは、彼女が子供たちを連れてアメリカ国外へ出ることは、現時点では簡単なことではないことも明かした。

その理由は、子供たちが18歳以下の未成年者である間は、父親であるブラッドの許可なく、彼らを国外へ連れ出すことは違法となってしまうため。

アメリカや日本を含む世界101ヵ国では、国境を越えた子供の不法な連れ去り(一方の親の同意なく子供をもとの居住国から出国させること)や留置を防止するために「ハーグ条約」と呼ばれる国際協定が結ばれている。

アンジェリーナは、インタビュー内でこの条約について口にしたわけではないが、「子供たちが18歳になったら、すぐに海外で生活したいわ。今は、彼らの父親が生活の拠点としている場所で暮らさなくてはならないけど」と語り、ブラッドとの取り決めで、現在は、子供たちを彼と引き離すようなことはできないことになっていると話した。

画像: ブラッドとの取り決め

同インタビューの中で、養子である長男マドックスの生まれ故郷のカンボジアにも家を所有し、さらに、アフリカにも現在を自宅を建設中だと明かしたアンジェリーナ。

「私のお気に入りの場所は、行ったことのない場所なの。どこか新しい、まったく知らない場所に置き去りにされてみたい。なじみのある状況から離れるのって楽しくて仕方ないわ」と目を輝かせた彼女は、「自分の子供たちにも、世界に出て、成長してほしい。ただ世界について学ぶだけじゃなく、実際に現地で暮らして、世界中に友だちを作ってほしいの。まず、私たちは、来年、アフリカの家に住んで新境地を開拓するわ」と、すでにアフリカへの移住に関しては、計画が進行していることも告白した。

画像: 子供たちを連れてニューヨークの人気日本食レストランを訪れたアンジェリーナ。
子供たちを連れてニューヨークの人気日本食レストランを訪れたアンジェリーナ。

ブラッドとの離婚騒動が起きたここ数年の間に、「子供たちも色んなことを経験した。彼らの強さから私もたくさんのことを学んだわ」と明かしたアンジェリーナ。子供たち1人1人の性格や個性を尊重した子育てを心がけている彼女が、近い将来、また彼らと一緒に世界を股にかけて生活する時が訪れることは間違いなさそう。(フロントロウ編集部)

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