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ファッションで環境を考える。「フードテキスタイル」を知っていますか?

  • 2019.11.7
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土曜日のファッションコラムは、パーソナルコーディネーター®の木村えりなさんが担当。今回は、ファッションでサスティナビリティ(持続可能性)を考えるプロジェクト、「フードテキスタイル(FOOD TEXTILE)」を紹介します。自然染料で染めたコンバースのスニーカーは、休日スタイルにぴったりな優しい色合い。

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「サスティナブル」

この言葉を、最近よく目にしたり聞いたりします。「サスティナブル」は「持続可能な」を意味し、特に、自然環境の維持に役立つ事業や開発をすること。また、自然環境に配慮した行動を表現するときに使う言葉です。

今、リサイクルなど日常で取り入れられることはしているものの、もっと何かできないかと考えることがあります。すべて「環境」を考えたアイテムを買い続けることも難しく、でも、何かひとつでも心がければ変わることもあるはず。

そんな折、見つけた取り組みが「フードテキスタイル(FOOD TEXTILE)」という食品廃棄物を再活用するプロジェクト。廃棄予定の野菜や食材を染料に変える技術で、服や雑貨で自然由来の素敵な「色」を楽しむことができるのです。

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「フードテキスタイル」が展開するアイテムは、靴下やTシャツなどいろいろありますが、私が選んだのはコンバースのスニーカーです。

スニーカーは、散った桜の花びらを染料にした「サクラ」、国内のコーヒーショップからドリップした後のコーヒー豆を回収して染料にした「ドリップコーヒー」、オーガニックブランド「生活の木」のハーブの規格外品を染料にした「ブルーマロウ」の3色展開。

私は足元にポイントを作るのが好きなので、優しい水色の「ブルーマロウ」を販売日にオンラインで購入しました。

■優しい色合いで仕上げる、大人上品カジュアルコーデ

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昨年GUで購入した水色のタートルニットとコーデュロイのパンツは、休日のんびりしたい日によく選ぶアイテムです。

仕事の日はヒールシューズを履くことが多く、足も緊張しっぱなしですが、休日はやはりスニーカーでリラックししたいもの。今までコンバースのホワイトカラーを愛用していましたが、履き古してしまい、何年かぶりに新調しました。

足元にもキレイ色を取り入れたく、選んだ一足は「ブルーマロウ」のコンバース。濃すぎず優しい水色で、リラックスデーにぴったりな素敵カラーです。

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バッグもGUのものを合わせました。3年前の冬に購入したものですが、サイズ感がちょうど良く色味も気に入っていて、指名率が高いバッグです◎

今シーズンは色×色のコーデが旬! 先日UNIQLOのショールームにお邪魔した際に一目惚れした、JW ANDERSONコラボのグリーンストールをチョイスして、色と色のミックスコーデをたっぷり楽しんでみました。

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とてもきれいな色で、履くのがもったいないとすら感じてしまうスニーカー。
選ぶこと、身に着けることで地球環境を考えるきっかけになるので、買ってよかったと感じる大切な一足です。

「サスティナブル」の視点は、今後もっと考えることができそうです。未来の子どもたちのために、できることからひとつずつ。素敵な取り組みを見つけたら、またご紹介したいです。

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