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股関節を柔らかくして骨盤美人!おすすめストレッチを伝授

  • 2019.11.1
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股関節が、30歳を過ぎると、少しずつ硬くなってきたと感じる方も多いのではないでしょうか。長時間のデスクワークで身体を動かす機会が少なくなると、股関節や骨盤が硬くなりやすくなります。今回は、股関節を柔らかするストレッチについて、ご紹介していきます。

股関節が30歳を過ぎると硬くなる理由とは

加齢で股関節の柔軟性が低下するから

筋肉や血管は、年齢と共に硬くなり、関節部分にある軟骨が徐々にすり減りやすくなりがちです。関節部分の軟骨が減ることで、股関節の動きが制限されて、股関節が硬くなる傾向になります。

同じ姿勢を長時間続けて筋肉が硬くなっているから

働き盛りの30代、デスクワークに立ち仕事など同じ姿勢を続けていると、太ももやお尻、骨盤周囲の筋肉が硬くなり、股関節の柔軟性が低下しやすくなります。

仕事や家事や習い事で多忙だから

仕事やスキルアップのための習い事、そして家事などに追われて、ストレスで身体が緊張状態になっていると、筋肉や関節が硬くなりやすいです。

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股関節ストレッチで期待できる効果

骨盤が歪みにくくなり背すじが伸びやすくなる

股関節のストレッチで柔軟性が上がるとO脚の予防になり、骨盤が締まり、背すじが伸びやすくなります。

足腰が冷えにくくなる

股関節のストレッチをすることで血行が促進し、腰や足の血液が十分に循環しやすくなることで、冷えを改善する効果が期待できます。

ケガの予防になる

股関節のストレッチをすることで段差などで踏ん張りが効き、転倒防止などケガを予防しやすくなります。

股関節を柔らかくして骨盤美人になるストレッチのやり方

股関節ストレッチ<STEP1>

床にうつ伏せになりゆっくりと上半身を起こしましょう。手のひらは、床につけたまま、10秒間、上半身を起こしてください。3回繰り返すことで、骨盤を前で支える腸腰筋(ちょうようきん)という筋肉を伸ばす効果が期待できます。

背骨や骨盤と太ももの骨、大腿骨(だいたいこつ)をつなぐ筋肉の総称で、ストレッチすることで、股関節の柔軟性を高めやすくなります。

股関節ストレッチ<STEP2>

両脚を伸ばしてあお向けになり、つま先を内側・外側に動かしましょう。あお向けで、鼠経部に、手のひらを添え、両足のつま先を内側(親指側)、外側(小指側)に30回動かしてください。股関節の柔軟性が上がり、骨盤の歪みを改善する効果も期待できます。

股関節ストレッチ<STEP3>

両足の裏を合わせて、膝を曲げて床に座りましょう。両足の裏を合わせて、両膝を曲げて床に座り、心地よい強さで、手のひらで、太ももの上を床方向へ5秒間押してください。5秒経過したら、3秒休み、再び5秒間太ももの上を床方向に押しましょう。

この5秒の太もも押しを、10回繰り返してください。鼠径リンパ節の流れや血行が促進し、股関節が柔らかくなりやすくなります。

股関節のストレッチを行う時の注意点

限界を超えて伸ばすストレッチは止める

反動をつけるなどをし、限界を超えてストレッチを行うと股関節を痛める原因になるので、できる範囲に留めておきましょう。

筋肉痛があるときはストレッチを休憩する

筋肉痛があるときに股関節のストレッチを行うと、炎症が広がる可能性もあります。痛みが治まってからストレッチを再開しましょう。

心地よい程度のストレッチをする

痛みに耐えながら股関節のストレッチをするのは、ケガの原因にもなり逆効果でしかありません。心地よい程度のストレッチの方が、股関節の柔軟性を高めやすくなります。

ストレッチで股関節を柔らかくして骨盤美人

股関節は、年齢と共に、少しずつ硬くなってきます。同じ姿勢が続いている時は、身体の向きをこまめに変えるなどの工夫をすることが大切です。また、仕事や家事が多忙でもすき間時間を見つけて、たとえ1分でもストレッチを行うことで、股関節は柔らかくなりやすいです。ぜひ股関節を柔らかくして、骨盤美人になりましょう。

この記事の監修者

横内 稚乃

1975年兵庫県出身。明治鍼灸大学(現在「明治国際医療大学」)卒業。2004年に大阪府茨木市で、Access Health & Beauty稚乃針灸整骨院を開業し現在に至る。美容鍼灸や小顔矯正、骨盤矯正などの施術が人気の美容専門の鍼灸整骨院で、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌などの多数のメディアに取り上げられている。

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