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シャイア・ラブーフ、心的外傷後ストレス障害の診断を受けていた。

  • 2019.10.31
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Photo_ Mike Marsland/WireImage
Shia LaBeouf attends "The Peanut Butter Falcon" UK Premiere during 63rd BFI London Film Festival at the Embankment Gardens Cinema on October 03, 2019 in London, England.Photo: Mike Marsland/WireImage

シャイア・ラブーフは、5歳の時の両親の離婚やアルコール依存症の父のもとで育ったこと、そして子役としての成功の裏にあったものなど、複雑な子ども時代が原因で精神を患うに至っていたことを明かした。14歳の時にディズニーチャンネルのコメディドラマ「おとぼけスティーブンス一家」でルイ・スティーブンス役を演じて世に出たシャイアは、自ら脚本を執筆した自叙伝的内容の映画『Honey Boy(原題)』で、「ある若手俳優の荒れた子ども時代、大人になってからの父親との和解、自身のメンタルヘルスに向き合う姿」を描いている。

『ハリウッド・レポーター』のポッドキャスト「アワーズ・チャッター」でシャイアは、お金があれば両親の喧嘩がなくなると考え、仕事はその手段であったとして「僕は異常な状態に置かれた普通の子どもだったんだ」と当時の状況を振り返っている。しかし、シャイアは2017年にジョージア州サヴァンナにおいて、公の場で泥酔、駆け付けた警察官に対し繰り返し悪態をついたとして逮捕され、保護観察1年の判決を受けたほか、2680ドル(約29万円)の罰金、アンガーマネジメント教室の受講、アルコール依存症治療が命じられていた。

これを機に彼は、このままでは常に刑務所暮らしを送ることになると悟り、子ども時代のトラウマと向き合う決心をしたという。「心的外傷後ストレス障害(PTSD)だって初めて言われたよ。僕はただのアルコール依存症だと思っていたんだ。それに向き合う必要があった」「問題だとは自覚していたよ。でもそれ以外にも、僕が心穏やかに暮らす能力や人々と付き合う能力の妨げとなるものがあるとは気が付いていなかった」

この体験をもとに脚本を執筆した『Honey Boy(原題)』では、父親のジェームズ・ロート役で出演も果たしている。

Text: Bangshowbiz

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