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【冷え性を治す日常ケア】冷えてツライ時の対処法まとめ

  • 2019.10.31
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たくさん着込んでも体が冷えている、手足が冷たくてツライ…という方は多いのでは?冷え性を治すためにはポイントを押さえたケアが大切です。今回は、日常で行える冷え性対策を、ヨガインストラクターのHikaru先生に詳しく教えていただきました。

冷え症が起こる原因をタイプ別に紹介

末端冷えタイプ

女性に多いのが末端冷えタイプです。末端が冷えてしまうのは、全身の筋肉量の不足が主な原因。血液を送るポンプの役目を果たす筋肉が足りないため血行不良になり、特に末端が冷えてしまうのです。

下半身冷えタイプ

下半身冷えタイプの方は、デスクワークなど座りっぱなしの方に多く見られます。原因は下半身の筋肉量不足やリンパの滞りなど。血流が悪くなることで老廃物が溜まりやすく、下半身冷えにつながります。

内臓冷えのタイプ

内臓冷えタイプの方は、冷たい飲み物や食べ物(特に糖分)の摂りすぎ、自律神経の乱れ、全身の筋肉量不足などの原因が考えられます。

冷え性の治し方

ながら筋トレ

末端冷え、下半身冷え、内臓冷えに共通しているのは筋肉量の不足です。筋肉量をアップさせるには、日々の「ながら筋トレ」が有効。具体的には、エスカレーターを使うところを階段に変える、歯磨きをしながら軽いスクワットをする・かかとの上げ下げをするなどの動きです。

筋トレとまではいかないくても、日常のちょっとした動作に運動の要素をプラスするだけでも筋肉は十分刺激され、鍛えることができます。

関節をほぐす

血行不良で冷えが起こっている場合は、ながら筋トレに加え、ヨガやストレッチなどで関節をほぐすのが有効。関節をほぐすことで、老廃物の流れや血流をスムーズにしていきます。

自律神経を整える

自律神経の乱れにより冷えが起こっている場合は、朝起きた時に朝陽を浴びる、寝る前に軽いヨガとともに深い腹式呼吸を行うなどして、自律神経を整えてあげましょう。

仙骨・肩甲骨を温める

体を温める時は、仙骨と肩甲骨を意識して温めるのがポイント。様々な神経が集まる仙骨を温めることで、内臓や下半身をダイレクトに温められます。また、肩甲骨を温めることで、全身の血液を温めることが可能に。ホッカイロや、小豆や玄米カイロなどを上手く利用しましょう。

発酵食品やビタミンEを摂る

食べ物で体を温めるのもおすすめです。体を内側から温めてくれる発酵食品や、血流促進効果のあるビタミンEを含む食品を意識して摂りましょう。

関連記事:冷え性におすすめの飲み物とは?効果やレシピも紹介!

冷え性を改善する簡単なストレッチ

上半身のストレッチ

肩甲骨周辺を動かし、上半身を温めるストレッチをご紹介します。

両手を軽く肩に添えて、呼吸に合わせて肘で大きく円を描くようにして肩を回します。この時ただ回すのではなく、肩甲骨を離す、寄せるという動きを特に意識しながら行ってみてください。前回し、後ろ回しを各10回程呼吸に合わせて行うだけで、上半身がポカポカしてくるのを感じられると思います。

下半身のストレッチ

続いて、股関節をほぐすストレッチをご紹介します。

足の裏を合わせて座ります。息を吸って背筋を伸ばし、息を吐きながら上半身を前に倒していきます。手で、両足の裏を本を開くように広げていくと、より股関節が開きます。呼吸に合わせてストレッチを深めましょう。

冷え性を治すツボ

三陰交(さんいんこう)

まずは、脚の内くるぶしから指4本分上にある「三陰交」というツボです。三陰交は読んで字のごとく、3つの経絡が交わる場所。下半身の冷えや女性の不調にとても効果的なツボです。

合谷(ごうこく)

手のひらの親指と人差し指の間にある「合谷」というツボは、血流を良くしてくれるツボとして有名。手などの末端の冷えや、冷えからくる肩こりなどに効果的です。

日々のこまめなケアで冷え性を改善しよう

冷え性を治す方法として、ながら運動やストレッチ、ツボ押し、温めたい部位、食べ物などをご紹介しました。いずれも日常で少し意識するだけで取り入れられることばかりです。冷え性改善や予防のために、ぜひ実践してみてくださいね。

この記事の監修者

Hikaru

全米ヨガアライアンス 、フィジカルトレーナー、スポーツリズムトレーニング デュフューザー資格を取得。エアリアルヨガのスタジオで空中ヨガやフローヨガのレッスンを行っています!

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