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エリザベス女王のために、靴を履き慣らす人物が明らかに…!

  • 2019.10.31
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英国の女王にはいくつかの特権がある。誕生日を年に2回お祝いをすることや、複数のティアラを所有するだけでなく、女王のために靴を履き慣らす人を抱えているため、自ら履き慣らす必要がないということまで。その人こそ、女王の専属パーソナル・アシスタント兼シニア・ドレッサーのアンジェラ・ケリーだ。エリザベス女王は重要なイベントでは必ずといっていいほど彼女がデザインした服を着用しており、女王が絶大な信頼を寄せるキーパーソンである!

そんなアンジェラ・ケリーは、まもなく発売される自著『The Other Side of the Coin: The Queen, the Dresser and the Wardrobe』の中でこう綴った。

「マスコミでもよく報道されているように、アシスタントが女王陛下の靴を履き慣らし、いつでも出かけられる状態にします。実は、そのアシスタントこそが私なのです」

このことを報じたのは、同書を独占的に入手した『ハロー』紙。

「女王陛下はご自身で(新しい)靴をお召しになる時間がほとんどありませんし、私の靴のサイズは女王陛下と同じであるため、この方法が最も理にかなっているのです」

エリザベス女王は25年来の親友であるケリーに対し、ロイヤル・ファッションについてだけでなく、二人が共に仕事をした経験について書くことも許可したという。同書を発行した出版社ハーパーコリンズによると、現在の王室メンバーがこのような許可を与えたのは、今回が初めてなのだそう!

女王の元補佐官サマンサ・コーエンは同書についてこう語った。

「君主を支える仕事の必要性に関する貴重な見識を与えると共に、ユーモア、創造性、勤勉さ、奉仕と義務への相互の献身によって特徴づけられる、労働関係の成功事例についての洞察を与えてくれるでしょう」
「アンジェラは才能あふれる刺激的な女性です。女王陛下との長いキャリアにおける主要な出来事を、私たちに共有してくれました」

『ハロー』紙は、ケリーの著書に彼女が王室の洗礼式用ガウンのレプリカを作った時のプロセスや、2012年のロンドンオリンピックで女王がジェームスボンドと共演して話題となった映像への参加、そして2009年にミシェル・オバマがロンドンに来訪した際のハプニングについても書かれていると報じた。

今週末に発売予定の『The Other Side of the Coin: The Queen, the Dresser and the Wardrobe』が待ちきれない!

※この訳は抄訳です。

Translation:Masayo Fukaya

TOWN&COUNTRY

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