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遺伝子分析で「シェイプ&ビューティ」コースを体験したら「やっぱり」のあとに未来への道すじが見えたかも! #Omezaトーク

  • 2019.10.30
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遺伝子検査キットの画像

どの遺伝子を分析するのか、その選択が重要

説明をする男性の画像

「遺伝子とは、母親から100%受け継ぐミトコンドリアを除き、両親から絶対に半分ずつ受け継ぐものです」とグリスタの代表齋藤 利(ちから)さん。体の設計図であるDNAは数としては約30億。その組み合わせがさまざまな遺伝子を構成しています。さらにそのDNAの配列は、99.9%は同じで、残りの0.1%の違いが個人差を生み出しているのだそう。

遺伝子の中には環境によって書き換わるものもありますが、「IDENSIL(イデンシル)」で分析するのは生涯変わることのない体質遺伝子情報。遺伝学にくわしい2名の先生監修のもと、分析する遺伝子を厳選したそうです。

ただ、そうして選んだ遺伝子の分析結果がせっかく手に入っても、私たちがそれを自分の生活に結びつけることができなければ、うまく活用することができません。だからこそ、栄養士やトレーナーなどのプロが介在して、適切なアドバイスをもらう必要があるのです。

そのような事情から「IDENSIL(イデンシル)」は一般向けのサービスを展開していないのですが、「IDENSIL(イデンシル)」と管理栄養士によるカウンセリングを組み合わせた一般向けの商品ならあります。それが「ユアプロ」(キーマイン)です。

「IDENSIL(イデンシル)」の分析コースは「アスリート」「ヘルスケア」「シェイプ&ビューティ」の3種類。私は「シェイプ&ビューティ」コースを選び、体質遺伝子分析に加えて栄養士による電話カウンセリングを受けてみました。

検査方法はカンタン!

遺伝子検査キットの画像

「IDENSIL(イデンシル)」はコンパクトな箱に入っています。口の中をゆすいだあと、写真の上に見える綿棒のような採取ブラシでほおの内側の粘膜を左右それぞれ20回こすります。

採取ブラシを透明容器に乗せて乾燥させている画像

採取ブラシを15分くらいかけて乾燥させます。その間に、「生活チェックシート」に回答していきます。

チェックシートの画像

採取ブラシをどこにも触れないよう細心の注意を払ってふた付きチューブに入れたら終了。3~4週間後に出る分析結果レポートをもとにカウンセリングを受けます。

分析結果はカウンセリングを受けなければわからないことだらけ

分析レポートの画像

「シェイプ&ビューティ」コースでは「疲労・ストレス」「睡眠の質とリズム」「頭髪の多寡」「体脂肪」などあわせて8種類の項目を分析してもらえます。分析結果は遺伝子と生活習慣の両方の側面からそれぞれ判定されています。私はなんと、生活習慣的には、すべてのリスクが「低リスク」。うっかり100点をとってしまった子どものような気まずさが一瞬よぎりました…(笑)。おそらく10年前ならばこの部分の判定はかなり違っていたと思います。ストレスによる大食いもしていたし、食事も偏っていたし、睡眠をとる時間帯もまちまちでした。そう、生活習慣は変わりうる要素ですよね。

分析レポートの中身の画像

こちらが各項目のページです。遺伝子分析判定のほうは、ほとんどどの項目にも★2つ(リスクとしては高い判定)の遺伝子がありました。電話のカウンセリングでは、自分の気になる項目についてアドバイスを受けたあと、★が2つついている遺伝子についての説明と対策を教えていただきました。

たとえば私は精神的なストレスや疲労を感じやすい反面、痛みには比較的強いので、ストレスが体の症状に出にくい傾向があるそうです。精神的にまいっていて体がなんとなくだるいというときに、「ちょっとだるいだけで休みたいと思う自分は弱い人間なんだなぁ」などと落ち込んだ過去の自分を思い出しました。この傾向を知っていれば、体の症状に関係なく心の声をもう少し尊重できそうです。

また私は遅筋優位だそう。筋肉が落ちやすくやせにくいそうなので、負荷を下げた運動を継続的に行うことや、ふだんから姿勢に気をつけて猫背にならないようにすることが大切だと教わりました。このあたりも、長年通っていたスポーツジムで、結局ランニングマシンとプールしか利用しなくなっていた自分を思い出して苦笑い。現在は座り仕事が多いので、コツコツと軽い運動を続けようと思います。

予想外だったのが、今まで気にしていなかった頭髪について。男性ホルモンの影響を受けやすく薄毛のリスクが高いという判定でした。頭髪の95%がたんぱく質であることからたんぱく質を毎食きちんととることや、亜鉛を多く含む食品を食べること、セルフマッサージの仕方や甘い食べものがなぜ頭髪に悪影響を及ぼすのかなど、いろいろとお話を聞くことができました。

これはほんの一例ですが、栄養士の先生とのカウンセリングは、過去の自分と折り合いながら未来への道すじをつけていくような作業でした。そしてふだんの生活も、自分の体質を意識しながら送るものへと変化したように感じます。自分のことって、知っているようでいて案外わかっていないもの。遺伝子を分析し、それを解説してもらうという方法で自分を知るのもひとつの有効な手段かもしれません。(編集 まりりん)

Omeza トークとは…
FYTTE 編集部員が、みなさんの朝のお目覚ましになるようなダイエット・美容・健康小ネタをお届けするコラムです。

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