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製氷機にカビが…!キレイな氷を作るコツはクエン酸でお掃除!?

  • 2019.10.26
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水を入れておくだけで、氷ができちゃう自動製氷機。とても便利な自動製氷機ですが、定期的なお掃除が必要なことを知っていましたか?なんだか氷がクサイ……その原因は、自動製氷機の汚れかもしれませんよ。

今回は、自動製氷機の簡単なお手入れ方法をご紹介します。

氷が臭うのは製氷機のせい?

氷がなんだか臭くて、マズイ……。それは、自動製氷機の汚れのせいかもしれません。自動製氷機には、雑菌やヌメリが発生します。その汚れが原因で、氷が臭くなることがあるんです。自動製氷機は定期的に掃除するようにしましょう。

また、製氷する際はミネラルウォーターではなく水道水を使うようにしてください。水道水は塩素で殺菌されていて、ミネラルウォーターよりも傷みにくくなっています。ミネラルウォーターで製氷したい時は、自動製氷機ではなく製氷皿を冷凍庫に入れて作ると良いですよ。

掃除の頻度はどのくらい?

自動製氷機は、主に給水タンク、製氷皿、貯氷タンクという3つのパーツからできています。

製氷皿や貯氷タンクは冷凍庫内に位置し、氷点下に保たれているので雑菌が繁殖しにくい環境です。この2つは、月に1回程度お手入れをすればOK。ただし、冷蔵庫内にある給水タンクはこまめな掃除が必要です。

給水タンクに水を入れる時には必ず水洗いするようにしましょう。あまり給水しないときは、週に1回を目安にお手入れすると良いでしょう。目には見えなくてもヌメリが出ている時は、雑菌が繁殖していますので十分注意しましょう。

給水タンクの掃除方法は?

1.給水タンクを取り外して洗う

製氷機の給水タンクを冷蔵庫内から取り出して、分解できるフタなどの部品を全て外しましょう。こまめに洗浄している場合は、水洗いだけでOK。

お手入れに間が空いてしまった時や、汚れが気になる場合は食器用洗剤を使って洗いましょう。洗剤を使った場合は、洗剤が残らないようにしっかりとすすいでくださいね。

2.浄水フィルターや給水パイプを外す

給水タンクのフタには「浄水フィルター」や「給水パイプ」と呼ばれるパーツがついています。外し方は、取扱説明書を確認するようにしましょう。フィルターには、ミネラル成分が固まった水垢が溜まりやすいので、流水で洗い流しましょう。

3.パーツを戻し組み立てる

全てのパーツを元の位置に戻して、給水タンクに水を入れて冷蔵庫に戻せばお手入れ完了。

水垢汚れにはクエン酸が効く!

給水タンクの汚れは、雑菌だけでなく水垢が原因のことも。通常のお手入れ以外に、半年に一回程度はクエン酸でお掃除すると良いでしょう。

掃除の方法は簡単。600mlの水に大さじ2杯のクエン酸を溶かした水を給水タンクに入れて氷を作るだけ。クエン酸が、水垢汚れに作用して汚れを落としてくれます。給水タンクにクエン酸水がなくなったらタンクをすすぎ、クエン酸氷を捨てます。最後に製氷皿と貯氷タンクを水洗いすれば完了です。

カビが発生!掃除の方法は?

給水タンクに水を入れたままにして放置していると、カビが発生することがあります。カビが発生した場所に応じて、最適な方法でお手入れをしましょう。

給水タンク内の場合は、水で洗い流して、食器用中性洗剤を使ってスポンジでこすり洗いしましょう。浄水フィルターやパッキンにカビが発生してしまった時は、洗い流すのはオススメできません。パーツ販売されているので、新しい物と交換しましょう。

クエン酸掃除をやってみた!

小さい子どもがいる我が家では、重曹とクエン酸などのナチュラル洗剤の出番が多いです。今回、製氷機の掃除にクエン酸を使ってみましたが、給水タンクのくすみがとれました。また、冷凍庫臭だと思っていた氷のニオイもとれたように感じました!

誤食防止のためにクエン酸水に食紅で色を付けたのですが、末娘がピンクの氷を見て「カワイイ」と言って喜んでいました。口にはしなかったのですが、大量の氷を手でがっしり掴んで見とれていたのでヒヤッとしました。誤って触れてもOKなクエン酸での掃除を、ぜひ一度お試しください。

監修:鈴野寿子(家事代行サービスCaSy・お掃除研修講師)

photo/PIXTA

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