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運動やスムージーだけでは痩せない?ダイエットに関する5つの誤解

  • 2019.10.25
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ダイエットに関する5つの誤解

巷には多くの量のダイエット関連の情報が溢れています。ジムやエステのクーポン、SSサイズのモデルが表紙のダイエット本など最新のダイエット情報に無意識のうちに影響されることがあります。中には矛盾するものも多く、私たちが混乱するのも無理ありません。

そんな皆さんの少しでもお役に立てればと、アーユルヴェーダの視点から、ダイエットに関する5つの誤解について解説することにしました。アーユルヴェーダは、ホリスティックでナチュラルな癒しを追求した古代から伝わる生命の科学です。体重管理と真の健康に関する正しい知識を身につければ、「太る」ことに対する恐怖から一生解放されることが可能です。

それでは、5つの誤解について解き明かしていきましょう。

誤解1:ジムやヨガスタジオで食べた分だけカロリー消費

ジムやヨガスタジオに通うことは理想的なように聞こえるかもしれません。大量の汗をかいて、心拍数を上げれば痩せられる?これは正しくありません!

効果的ではない理由
「何をどのように食べているか」これが増加や減少の主な要因です。食べたらその分運動して消化すればいいというアプローチは表面的で、体が過度に緊張し(特にランニング好きは気をつけて!)マインドに歪みをもたらします。食習慣を変えたくなくて必要以上に食べた分のカロリーを燃やすためにジムに行っている人がどれだけいるでしょうか?食べたらその分運動して消化すればいいという運動や食と向き合う姿勢はサステイナブル(持続可能)ではありません。

サラダやスムージーでは痩せない?流行中のダイエットに関する5つの誤解
Photo by @nagnata_)
誤解2:1日の中で少量を何回にも分けて食べる

1回の食事量を減らして回数を増やすと新陳代謝が高い状態をキープでき、元気に過ごせると信じている人も少なくありません。ダイエットに効果的だと聞いて実践してみたけど、効果がないといった声も聞きます。それはなぜでしょうか?

効果的ではない理由
私たちの消化力は車に例えることができます。いつもエンジンをかけた状態だと消耗が激しいですよね。つまり、何回にも分けて食べると消化器官に負担がかかるということです。消化器官を休ませてあげるようにしましょう。私たちの消化力は、体やマインドの機能と密接に関係しています。アーユルヴェーダでは、消化が適切に行われていることが健康の基本だと考えます。食べ物が適切に消化されないとどういったことが起きるかというと、アーマ=代謝毒素となりたいないに残ります。アーマが蓄積されると体重が増加します。質の良い脂肪は体に良いものです。

サラダやスムージーでは痩せない?流行中のダイエットに関する5つの誤解
Photo by @jorgeatramiz)
誤解3:グリーンスムージーやジュース

巷ではグリーンスムージーやジュースクレンジングなどが流行っていますよね。あちらこちらでスムージーやジューススタンドを見かけます。野菜が体に良いことはみんな知っています。それなのに体重が減らないのはどうしてでしょう?

効果的ではない理由
アーユルヴェーダの良い食べ方の考えに「オーグメンティング(増大する)」と「エクストラクティブ(抽出する)」があります。体をバランスの良い状態に保つには、体とマインドを育み栄養を与えるオーグメンティングの食べ物(例えば、サツマイモ、ズッキーニ、ビーツ、全粒穀物など主に甘味を持つ食べ物)を、クレンジング作用を持つエクストラクティブの食べ物(例えば、ブロッコリー、ケールなど濃い緑の葉野菜で、主に苦味と渋味を持つ食べ物)よりも、多く取る必要があります。グリーンスムージーやジュースは濃縮されていて、特にエクストラクティブの質が強調されるため、飲み過ぎるとヴァータのバランスが乱れ、アグニが弱まることがあります。私たちの体とマインドは、オーグメンティングの食べ物を求めてバランスを取ろうとします。適切な量の穀物や甘味を持つ野菜の摂取が十分でなければ、チョコレートやケーキ、クッキー、砂糖たっぷりの食べ物を大量摂取する傾向にあるため、結果体重増加につながります。

また、液体にすると固形で食べるよりも大量の野菜や果物を摂取できるため、食べ過ぎる傾向にあります。体は固形の時と同じようにしか消化できないため、アグニを弱め、毒素の蓄積や、さらなるバランスの乱れの原因となります。

誤解4:スーパーフード

アサイー、グレープフルーツ、黒豆、ブロッコリー、ヨーグルト、卵、ナッツなどスーパーフードと呼ばれる食材を挙げ始めればきりがありません。きっと皆さんもどれか試したことがあるのではないでしょうか?

効果的ではない理由
まず前提として、どんな食べ物でも過度に摂取すれば体とマインドのバランスを乱します。次に、オーグメンティングとエクストラクティブのバランスは毎食重要だということです。エクストラクティブの食べ物(葉野菜、豆、ナッツなど)を食べ過ぎると、消化がスムーズにいかなかったり、体が内側から乾燥したり、アグニが弱まりアーマ(毒素)の蓄積が始まります。関節に問題が出てくることもあるでしょう。

さらに、本当に私たちを満足させるのは「味のバランス」です。お皿の上に6つの味がバランスよく含まれていると、食に関する強い欲求や過食から自由でいられます。1つの味に偏りすぎたり、6つの味のバランスを無視すると、調和が乱れます。

私たちは、ホリスティックな視点から体とマインドを観察し、ひとつひとつの食材が私たちに与える影響を見極める必要があります。他の食材と組み合わせるとバランスが取れる食材が、単独や大量に食べることでアグニを弱め、未消化物として蓄積され体重増加の原因となります。

新鮮でバランスの取れた食事を適量食べていれば、私たちは体を操作する必要がありません。体は自然にどうすれば良いのか知っているからです。「シンプル」、「ほどほど」、「バランス」、「一貫性」がベストです!このキーワードを忘れずに食事をしていれば、長期で理想の体重を維持できるはずです。

サラダやスムージーでは痩せない?流行中のダイエットに関する5つの誤解
Photo by Jorge Atramiz
誤解5:サラダ

サラダはいつだって健康的な選択だと思い込んでいる人がまだまだ多いようですが、これも大きな誤解です。

効果的ではない理由
栄養面から見ていきましょう。サラダの多くは栄養価が低いと言えます。レタスは水分ばかりで残念ながら栄養はほとんど含まれていません。必要な栄養を吸収できないため、体はオーグメンティングの食べ物の持つ甘味や塩味を強く欲するようになります。甘いものへの強い欲求を満たしていれば、体重が増えるのは避けられません。また、生野菜は体にとって消化が難しくアグニが弱くなりがちです。アーユルヴェーダでは、消化の働きを助けるためにいつも軽く調理することを推奨しています。信じがたいですか?生のニンジンを食べて体感してみてください。

この投稿ではアーユルヴェーダの視点から、今流行りのダイエットに関する誤解について解説しました。自然やアーユルヴェーダの基本原則に寄り添ったライフスタイルは、自然にあなたの理想の体重に導いてくれるだけでなく、無理に操作しようとしたり、悩んだり、楽しみを奪われることなく、自然とその体重を維持できるでしょう。

サステイナブルな体重管理への道を歩み始めるきっかけとなりますように!

ライター/マイラ・リューイン

サラダやスムージーでは痩せない?流行中のダイエットに関する5つの誤解
Photo by 「THE_B」にて、アーユルヴェーダメニューを監修。
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