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令和の即位の礼で披露された、各国ロイヤルの華麗なティアラ

  • 2019.10.24
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『Town & Country』によると、皇后雅子さまは「1990年に行われた平成の『即位の礼』で美智子さまが着用された、明治天皇の皇后から受け継がれている“第一ティアラ”を付けて登場した」という。この華麗なティアラには、プラチナの上に1000個ものダイヤモンドがあしらわれているといわれている。

スペインのレティシア王妃とフェリペ6世。レティシア王妃はキャロリーナ ヘレラによる鮮やかなフューシャピンクに花の刺繍があしらわれた豪華なドレスに、「フルール・ド・リ・ティアラ」を合わせて登場。1906年にスペイン国王アルフォンソ13世がビクトリア・ユージニア王妃に贈ったこのティアラは、ブルボン家のシンボルであるフルール・ド・リ(ユリ)が中央と両サイドに3つ施されているのが特徴。ユリのモチーフは、胸元のブローチにも輝いて。

マキシマ王妃は、夫のウィレム=アレクサンダー国王と共に到着。大切な日には絶大な信頼を寄せるオランダ人デザイナー、ヤン タミニオ(Jan Taminiau)によるオートクチュールドレスがお決まりだが、この日のドレスも彼にオーダー。品格漂うバーガンディカラーにジグザグプリントのあしらいが個性的。ドレスに合わせたのは「メレリオ・ルビー・ティアラ」。1881年にオランダ国王のウィレム3世が2番目の妻エンマ王妃へ贈ったメレリオ(Mellerio)によるティアラは、ダイヤモンドとルビーを組み合わせたネオ・ルネサンスなデザイン。

父のカール16世グスタフ国王と共に参列した、スウェーデンのヴィクトリア王女。桜を想起させるやわらかなピンク色の繊細なレースのドレスはエリー サーブによるデザイン。そのドレスを引き立たせる、「ローレル・リース・ティアラ」は1900年頃にブシュロンによって制作され、代々スウェーデン王室に受け継がれてきたという。

デンマークのメアリー皇太子妃とフレデリック皇太子。メアリー皇太子妃は、ピンクのフロアレングスのドレスにスパコールがきらめくケープをはおって登場し、華やかな存在感をアピール。アクセサリーにはケープと同色のクラッチバッグと、絢爛な「ルビー&ダイアモンド ネックレス ティアラ」をチョイス。1900年から1910年に作られたといわれるこのティアラはその名のとおりネックレスとしてつけることもできるそう。

ブータン王国のジグミ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク国王とジェツン・ペマ・ワンチュク王妃。世界最年少の王妃は、パープルとブルーのバイカラーが高貴な雰囲気の民族衣装に、宝石が散りばめられた美しいヘッドピースを着用していた。

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