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アヴィーチーの父親、亡き息子について語る。

  • 2019.10.23
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Photo_ Jesse Grant/WireImage
Avicii attends the Westwood One Radio Remotes during The 58th GRAMMY Awards at Staples Center on February 13, 2016 in Los Angeles, California.Photo: Jesse Grant/WireImage

昨年4月、オマーンでの休暇中アヴィーチーことティム・バーグリングは、28歳という若さで自ら命を絶った。彼の父親クラス・バーグリング氏が、米ニュース番組「CBS ディス・モーニング」のメンタルヘルス特集のインタビューで、うつと不安神経症に悩んでいた息子について語った。「気分が優れない子供がいたら、あらゆる事を試すことです」「何が起こっているのかを理解しようと努める。だから私たちは精神科医を訪ねました」「息子が14歳か15歳の時でした。医者はティムをとにかく落ち着かせました」

またアヴィーチーが、亡くなる前にドキュメンタリーの中で自身のメンタルヘルスを告白したことについて、「ああいったやり方で公にして勇気があったなと思います」と振り返り、息子が人生を正しく歩んでいると思っていた矢先の自殺が信じられなかったという。「我々にとってあの自殺は驚きでした。皆が彼は昔より良いなってきていると思っていましたから」「息子を良き人間として、良きプロデューサーとして、善良な心を持っていた」と覚えていてほしいと語った。

12月5日(現地時間)にはアヴィーチーの母国、スウェーデンのストックホルムにあるフレンズ・アリーナで、彼の本名を冠したティム・バークリング基金が、自殺に関する啓蒙、そしてメンタルヘルスに関する偏見をなくすことを目的に慈善コンサートを開催する。チケットの売り上げは全てメンタルヘルス及び自殺防止を目的に活動する基金及び団体へと寄付される。

Text: Bangshowbiz

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