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カップルって話し合えるうちは何があってもうまくいくんです

  • 2019.10.22
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付き合っている彼氏との愛が危機的状況にある人は、愛のゆくえが心配で夜も眠れないかもしれないですね。たとえば「彼氏が浮気してそうで、わたしは振られるかも」とか、「彼氏からLINEが返ってこないということは、もうこの恋も終わりかなあ」とかと心配していたら、生きている心地がしなくないですか?そうでもないですか?

■もっともやってはいけないことは過剰に心配すること

愛が危機的な状況にあるとき、もっともやってはいけないことは過剰に心配することです。「過剰に心配する」の中には、嫉妬や憎しみなど、およそ愛の輝かしい面と反対のものすべてが含まれます。


なぜ過剰に心配してはいけないのかというと、そんなことをしてしまうと、彼と話すことができなくなるからです。逆説的にいうと、カップルって話し合えるうちは何があってもうまくいくのです。


たとえば、「彼は誰かほかの女子と浮気しているのかもしれない。わたしのことに飽きてしまったのかもしれない」という心配が強くなればなるほど、夜中に「彼にLINEを送ろうかな。これ以上LINEを送ると彼にウザがられて本当に振られてしまうかな」と考えてしまって、出口のない悩みに縛られて不自由な思いをすることになりますよね。

■頑張るのだ!

そういう時は、頑張るのです。キラキラした恋の思い出を彼とたくさん作る時に頑張るように、不安で胸がいっぱいになった時も頑張って踏ん張るのです。なぜなら愛が危機的状況にあるから。


何に向かって頑張るのかといえば、彼と話す余地が残るように頑張るのです。不安でいっぱいの胸に、彼と話すことのできる隙間というか余裕を空けてあげることを頑張るのです。


深呼吸して心に余白が生まれる人はまずは深呼吸です。カラダを動かすことで何らかのストレスが消える人は、カラダを動かすとか。寝たら悩みの半分以上が消えてくれると経験的にわかっている人は、まず寝る!そうやって心に隙間を空けてあげて、彼と話ができる心の余裕を作ってあげるのです。

■嫉妬しだしたらもうその恋は終わり

よく「嫉妬しだしたらもうその恋は終わり」と言われます。嫉妬していたら相手と冷静に話せないから「もう終わり」なんです。


彼とケンカをしたから恋が終わるのではないんですよね。彼と価値観が合わないから終わるわけでもないんですよね。彼のLINEの既読無視が続くから終わりでもないし、彼が忙しくて会ってくれないから終わりでもないんですよね。
恋の終わりはいつもきまって、相手と話せない状況になってしまったから、なんです。


恋愛って努力してやることではないけれど、でも自分の気持ちをいつもフラットにしておくメンテナンスくらいはしておいたほうがいいものです。


「彼はわたしのことを放置したまま他の子と浮気しているに違いない!」なんてあなたが思ったとしても、じつは彼は仕事が忙しいだけであって、あなたの心配が取り越し苦労だったなんてことはよくある話です。仕事にかまけて彼女を放置する男って、世の中にいっぱいいるからね。


心配が取り越し苦労で終わるといいのだけど、彼女があらぬ心配をしていると知った彼が、「この子、とことんめんどくさい子だな。この子と付き合っていたら、おれはおちおち仕事もできないな」と思ったらもう終わりです。ホントに終わります。


なぜなら男にとって仕事とは、文字通り死活問題だからです。キャリアを目指している女子と同じで、死活問題なのです。結婚したら転職しようかな、とか、出世できないまま毎月20万円のお給料が定年まで続いても楽しく暮らせるだろうからまあいいか、とは思えないんですよね(もしそう思えている男子がいるなら、その人は自分にふさわしい彼女とうまくやっているはずです。そういう人は、自分で自分のことがわかっている人だから)。


彼と話し合えるうちは、恋はうまくいきます。あなたのその手で恋の繊細な茎をポキッと折らないよう。(ひとみしょう/作家)


『今夜はちょっと、恋の話をしよう』(ハウコレ編集部)



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