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瀬戸麻沙美が感じたファンとの深いつながり「『ちはやふる』ファンは、作品に対する愛が深い方ばかり」

  • 2019.10.22
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「ちはやふる」で主人公・千早役のインタビューを実施!さまざまな思いを聞いた
KADOKAWA

「ちはやふる」のアニメ第3シリーズ「ちはやふる3」(毎週火曜夜1:29-1:59、日本テレビ系)が、10月22日(火)より放送。

【写真を見る】「『ちはやふる』は、“人生の教科書”」瀬戸麻沙美が作品の魅力を語る!

原作は、末次由紀による「競技かるた」に青春をささげる瑞沢高校かるた部のメンバーたちを中心に、高校生たちのかるたに懸ける情熱を描いた漫画。

第3シリーズでは、全国大会を終えた千早と太一が、名人・クイーン戦を目標に厳しい練習に取り組む。そんな中で、新たなるライバルの登場。これからの進路について、夢であるクイーンになること、複雑な思いが交錯する中で、等身大の高校生たちのひたむきで真っすぐな思いを丁寧に描写する。

「競技かるた」に文字通りすべてをささげ、クイーンになることを夢みる主人公・千早を熱演する声優の瀬戸麻沙美にインタビューを実施。

新シリーズに懸ける思いや、アフレコ現場での様子、本作の見どころなどを語ってもらった。

――前作から6年ぶりに新シリーズが決定したときの気持ちを聞かせてください。

私自身、今までずっと「3期をやりたい!」と言い続けていましたし、ファンの皆さまから続編を熱望する声も私のところに届いてたので、新シリーズが決まったときはうれしかったです。

この作品は、キャラクターに対する熱量だったり、エネルギーを本当に使う現場なのでプレッシャーや緊張感はアフレコが始まる前から感じていました。

それでも、また千早を演じられる、ちはやふるの世界に没頭できるという思いが強くて、本当にうれしかったです。

3期の発表をしたのが(作品の舞台となった)福井でのイベントだったので、ファンの皆さんの前で発表できたこと、直接ファンの皆さんの反応を間近で見ることができて、とても印象に残っています。

中には、泣きながら喜んでくださる方もいて、それだけこの作品が愛されていて、続編を待ち望んでいる方がいるんだというのも知れましたし、熱量のあるファンに負けないくらい、スタッフ陣も新シリーズに向けて「いくぞ!」という気持ちで制作に打ち込んでいます。

緊張感とわくわくが混在するような6年間でした

――前作から6年という期間を、瀬戸さん自身はどう感じていますか?

この6年間に何度もイベントもやらせていただきましたし、そのイベント後にスタッフやキャストで打ち上げをやらせていただくのですが、その時もスタッフさんたちの「絶対、3期をやるぞ!」という熱を感じていました。

なので、私もこの6年の間に、絶対新作があると思っていましたし、いつ新作のお話があってもいいようにお芝居に精進しないといけないという覚悟みたいなものを決めていました。

緊張感とわくわくが混在するような6年間でしたね。

アニメの時間軸はあくまで2期の続きなので、あらためて千早を演じたときは、“特別な思い”を持たないようにというのは心掛けました。

――そんな6年間待ち望んでくれたファンの方は、瀬戸さんにとってどのような存在ですか?

ファンの皆さまからは本当に「『ちはやふる』が好きなんだ」というのが、顔を見ただけで伝わってくるんです。

イベントでも作品に関するトークを私たちがしているのを、すごくキラキラとした目で見つめてくださって、純粋に作品に対する愛が深い方ばかりで、多くのファンの方たちに支えられて、こうして新しいシリーズができるんだなというのを深く感じています。

――「ちはやふる」は瀬戸さんにとって、どのような作品だと感じていますか?

あらためて口にすると、すごくこそばゆい気持ちになるのですが、末次先生の描く「ちはやふる」という作品に出会えたこと、そして声優として作品に携われたことに本当に感謝しています。

デビューして程なくして主演として千早を演じさせていただいて、私は彼女をずっと見つめてきたというか、千早と一緒に歩んできたので、この作品には感謝しかないですね。

――これまでのシリーズを通して、瀬戸さんが思う千早の成長した部分と、逆に変わらない部分を教えてください。

新シリーズでは、千早たちの師匠である原田先生が名人を目指すという展開になるのですが、これまでの千早は、どうしても自分のことやかるたのことを中心に考えてきたのが、新シリーズでは原田先生のために一生懸命になるんです。

自分のためじゃなくて、他人のために時には対戦相手になったり、時には情報を集めたり、大好きなかるたを外側から俯瞰(ふかん)して見る状況になったのが、千早自身の成長につながっていくきっかけになる出来事として描かれていきます。

逆に変わらない部分は、やはり千早のかるたに対する純真さや真っすぐさはこれまでのシリーズから変わらないところですし、そこが千早の良いところでもあります。

自分から千早に寄り添っている部分があるのかな

――瀬戸さんが作品の中で、一番魅力的だと感じるところはどこだと思いますか?

魅力はたくさんあるんですけども、一つ挙げるならキャラクターたちの発する言葉ですね。

原作の漫画を読んでいても、名言集といっても過言じゃないくらいの“人生の教科書”と感じるくらい刺さる言葉が溢れているんです。

読む方によって感じることや思いは違うとは思うのですが、誰もが必ず何かしら刺さる言葉があるんじゃないかなって思えるくらい。

「ちはやふる」という作品は、千早以外にもいろいろなキャラクターにスポットを当てて、そのキャラクターたちの人生やバックボーンを丁寧に描いてくれるんです。だからこそキャラクターたちの発する言葉に深みがあるし、すごく心に刺さるのだなと思います。

――新しいキャストである坂本真綾さんとは、どのようなお話をされましたか?

私にとっても、坂本さんはすごく憧れている大好きな先輩なのですが、坂本さんが演じられる猪熊遥も、過去に競技かるたで4連覇した元女王という、千早にとって憧れの存在であって、キャラとリンクするように私自身も千早のような気持ちでアフレコに臨めました。

やはり、札の読み方のアクセントや、独特なルールとか、“競技かるた”の世界に初めて触れる人には難しい部分も多くて、現場では私や宮野(真守)さんに気さくに話掛けてくださるので、私たちが坂本さんにいろいろとお伝えしながら、コミュニケーションを取っていました。

坂本さんとプライベートでもお会いする機会があって、現場で私が髪を縛ろうとしていたのを見て、「それがすごく千早に見えた」と言ってくださったのがすごくうれしかったんです。

ここまで長く千早というキャラクターを演じてきて、全然意識はしていないのですが、なんとなく自分から千早に寄り添っている部分があるのかなって、ふと感じるようになりました。

そうやって千早に似ているって言ってくださることが、ちょっと照れくさいんですがうれしいなと感じました。

――千早、新、太一の恋愛模様もファンの方が気になるポイントではないでしょうか。

3人の恋愛に関するある重要なシーンがあるんですが、いざ「そこの収録をします」となって準備をしているときは、私自身すごくドキドキしていました。

やはり作品にとっても大事なシーンですし、宮野さんともそのシーンについて話していたら、宮野さんもどう演じていけばいいのか悩んでいる様子で、キャスト陣もキャラクターの心情と向き合いながらアフレコに臨んでいました。

――新シリーズを楽しみにされているファンの方へメッセージをお願いします。

楽しみにされているファンの方の期待に応えられるような作品に、きっとなっていると思います。

スタッフさんが原作の物語を大切にしていて、その気持ちが丁寧にアニメでも表現されていて、私たち声優陣もそれに負けないようにキャラクターたちと向き合っています。

ぜひ見ていただきたいですし、いろいろな人に「ちはやふる」という作品を薦めてもらって、「ちはやふる」の輪が広がればいいなと思います。(ザテレビジョン)

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